<ネタバレ>この映画は庵野の作品で最も退屈であり、最もワクワク興奮する最 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>この映画は庵野の作品で最も退屈であり、最もワクワク興奮する最高のアニメの一つだ。
自暴自棄になり女の子を襲いそうになる主人公、だが女はそんな男を許し、新しい道を示してしまう。
主人公は宇宙に自分の道を見つける。あのロケットを空にぶち上げる瞬間を待ちわびる時の興奮!淡々とした言葉と空気が緊張を盛り上げ、凄まじい噴射煙がもうもうと画面を包み込み、ロケットが天高く空に上がっていく瞬間!!製作サイドと劇中ストーリーのシンクロが、そのまま作品の凄味になっているんだ。
森本レオも声を演じるという意味では“素人”同然。ナレーションに反して、シロツグの口調は不安が混じったような声だった。
その瞬間までをメチャクチャ盛り上げる坂本龍一の音楽よ!
この作品を見た後に、庵野の大阪芸術大学時代の創作の数々も見て欲しい。アマチュアとは一体・・・あんたすげえよ庵野。