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<ネタバレ>俺は本当こういう映画が好きになってしまう性なんだろうな・・・魂の宿るはずのないものに魂が、心が宿るファンタジー。
「からくりサーカス」のフランシーヌ人形の笑みとか、
「ワンピース」のメリー号とかも大好きだけど、やっぱり使い込んだ道具に心が宿るって話は良いね。
おもちゃが人間と同じように生きているわけよ。
「ピノキオ」みたいに。
ただ「ピノキオ」は人間になれたけど、この世界のおもちゃたちは一生おもちゃ。
おもちゃは道具として、道化として人間と一緒に生活する。
しかし心が宿ったおもちゃにはそれが辛い。
会話をしたくとも出来ない辛さ、訴えたくとも訴えられない辛さ・・・アイコンタクトすら難しい。
母親に踏まれたあの兵隊人形たちだって、潰されても訴えられる相手がいない。
オマケに飽きられればすぐポイという世界。
一時の人気者、光と影、子供だからこそ見せておきたいその世界。
ウッディとバズがその壁を超えた友情を結び、また戻って来る。
それが良いんですよ。