<ネタバレ>前半は文句なしの100点。
ジョージ・キューカー、ウィリス .. >(続きを読む)
<ネタバレ>前半は文句なしの100点。
ジョージ・キューカー、ウィリス・オブライエン等豪華な面々が監督を引き継いでいったそうだが、それぞれがどのパートをやっているのかと注目して見て見るのも面白い。
黒人描写はステレオタイプな部分があって気になったけど、ワガママなスカーレットが一人の女性として成長を遂げていく過程が良い。
表向きは冷酷な女かと思いきや、本当は愛する男の頼みとは言え憎んでいた女性を助けてしまう心の優しい女。
「彼女を死なせたらアンタを殺してやるわ!!!」女中無能すぎバロス。スカーレットまじ良い女で泣いた。
ケバいドレス着るよりも質素な服の方が何倍もキレイだし可愛いしエロ(ry
そしてクライマックスの馬車の疾走の迫力!
ハワード・ホークスが撮ったんだがウィリアム・ワイラーが撮ったんだか知らんが、映画史に残る名場面だぜ。そう前半は完璧だ。
ただ後半はあまり好きじゃない。冒頭のやり取りこそ良かった。鉛玉ブチ込むスカーレットはカッコ良かった。メラニーが良い女すぎる。
ただ、いくら農園を守るためとはいえアソコまで酷い展開が出来るのだろうか。というより、内容もスピードダウンと言うべきか。少々退屈してしまった。
スカーレットが堕ちていくのに対し、メラニーは誰にでも優しかった。優しすぎた。スカーレットに助けられた恩をずっと忘れなかったんだから。
伊達男レッド・バトラーも狂ったスカーレット。
ただ、ラストのセリフには納得が行かない。「そうだ明日があるわ」
ふざけんなよと。今日の風は今日しか吹かないというのに。