楽器に触れたことのないヤンキー三人組が何となくバンドを始め、 .. >(続きを読む)
楽器に触れたことのないヤンキー三人組が何となくバンドを始め、地区のロックフェスに参加することに。
捻りもなく本当にそれだけ。
裏を返せば、音楽への純粋で原始的な衝動を突き詰めたと言える。
技巧とか理屈とかは要らない。
それを表現をするためにロトスコープという手法を取っており、7年かけた労力に見合った没入感が半端ない。
シンプルすぎる絵柄にシュールな笑いが物語に独特のリズムを生み出し、71分の短い尺だからこそ鋭い切れ味を感じる。