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<ネタバレ>トム・ハンクスの出る映画、ということで敬遠して観ていなかったのを後悔するくらい、いい映画だった。
父の意図を越えたところで、鍵を巡ってオスカーは少しずつ壁を越えていく。
人からの慰めなんか自分は求めておらず、父の鍵に合う鍵穴だけを探していたオスカーだけど、実は母の愛や、たくさんのブラックさんの温かさに囲まれていた。
最期の瞬間まで、「いるんだろ?」ではなく、「いるのか?」と問い続けた父は、最後までオスカーを気遣ったんだろうなあ。
祖父や母と一緒に、これからも人生に立ち向かっていくであろうオスカーの未来に期待が持てる、本当にいい映画だった。