<ネタバレ>恋愛において、「出会い」は非常に重要な要素ではないかと。
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<ネタバレ>恋愛において、「出会い」は非常に重要な要素ではないかと。
だから、二人の出会いの場面は、タイムトラベルで操作して欲しくなかった。
この出会いって嘘だよね、という思いが最後まで払拭できなかった私は、愛すべき映画であるということを感じながら、その一点が気になって、というか妥協できなくて、映画に入り込めなかった。
父親を思い、二人の思い出を大切にするティムは素晴らしい青年に成長したし、彼が息子であることを誇りに思うとスピーチした父親にも胸打たれた。
一緒に暮らすいつも正装のちょっと変わった叔父さんが、家族の一員として普通に生活を送る懐の深さがイギリス映画の魅力。
破天荒なキットカットが自分の近くにあった幸せに気づくのも憎い演出。
母親の「お父さんのいない世界に全く興味がないの」にはうなったし。
いい映画。
なんだけど、出会いの一点のみ物申したい。