<ネタバレ> 脚本というものが、出演者や関係者によって、いかにこねくり回 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 脚本というものが、出演者や関係者によって、いかにこねくり回され換骨奪胎させられていくかという顛末を描いた作品はいろいろありますが、面白おかしく戯画化して、コメディとして非常によくできてたと思います。最終的に「作品がとにかく面白ければよい」でハッピーエンドに決着するのもロマンがあって良かったです。
個人的には、脚本家が、よくあのめちゃめちゃな書き換え要求に対応して何度も何度も書き換えるの、すごいなー! ってところに驚嘆した感じです。実際、本作のような無茶で極端な要求ではないにせよ、書き換えが発生してそれに対応するのがプロの脚本家の仕事という話を伝え聞いており、こういったこねくり返しをやった結果、作品が全員で作り上げた作品みたいになるのは、こんな感じか、としみじみ思ったりなんかもしました。
あと、メンバーが「王様のレストラン」と重なる部分が多々あって、あの頃の映画か、懐かしい、と思ったりなんかしました。