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<ネタバレ>4作目はまた、炭鉱ブームに沸く明治の九州…が舞台なのですが、藤純子さん自身は(物語冒頭では)大阪・船場の呉服屋の女将…というコトで、まず今作では最後まで上方・大阪弁で通しているのがナンかだいぶ色っぽいのですよね。何となく京都のイメージがあったりもしたのですが(⇒ごく個人的に)元々育ちも大阪が長い…て方だとゆーのも今回初めて知りました。流石に元が呉服屋の女将さん…というコトで、今作の彼女はも~完全に堅気で、また全体としても(他の人も含めて)どっちかと言えば確実に大人し目…なお話・演出だったという印象です。その意味で、鉄火場に替わる一番の(彼女の)見せ場は「泣き落し」でしたかね⇒今作は、ラスボスが大木実でその手下が遠藤辰雄、んでソイツらの仲間だけど(その泣き落しを喰らって)寝返るのがなんと天津敏…という、ソコからしてもやや珍しい方の作品だったかも知れません。
しかし、終盤にかけてがま~た矢鱈とマロいのですよね…(テンポ的に…)前述どおり中盤も泣き落しの静かなシーンが見せ場で、その後もお涙頂戴…みたいなシーンが終始続いてゆく感じで、でもゆーてラストはまた健さんがカチコミを仕掛けて(皆殺しにして)終わる…のですケドも、そのシーンすらもな~んかゆったりテンポで哀愁の方が際立つ様な感じでもあって……個人的には、好きかor苦手かでゆーたら、少し後者の方だった…かも知れません。。