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<ネタバレ>中盤までの感じは正直、時代的にも超・コテコテなメロドラマ…みたいに見えてたのですが、そーするとそこでハヴィランド自身は(そりゃ実年齢30過ぎなのですから)再び素晴らしく美人ではあるモノの⇒世間知らずの箱入り娘=個人的にはどう見繕ってもハタチ前後のキャラ、には流石にちょっと見えないかも…みたいな感覚もありましてですね。しかし、その序盤のパッとしない感じが逆に、中盤で恋を得てドンドン活き活きと輝き出すサマを描いてゆく上では非常に効果的だったかも……な~んて思ってたトコロからのこの「ドンデン返し」にはまたもや、私も流石にちょっと「震えて」しまいましたよね。正に名優と称するに相応しい超演技で、オスカーも納得だとしか言い様がありません(⇒てか、こと現代に至っては、最早この彼女の演技のみを観る為の映画だ…とすら言えると思いますよね)。重ねて極めてシンプルなクラシックだと思いますが、確実に傑作だと思いますね。