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<ネタバレ>業界の裏話モノとして面白かった。話の内容は割とまともなドラマで、ああいう凝った手法で見せないと実に地味な映画になったと思う。あざとさはそれほど感じはしなかったが、主人公が超能力を持っている設定はあまり意味がなかったと思う。空を飛んでいるのを観客に空想と思わせようするのであれば、それであっても不要だと思う。アカデミー賞に値するかといわれると疑問だが、それでもひねりを加えてやろうという監督の意気込みはそれなりに成功していると思うので、まぁ、目くじらを立てるほどでもない。先に述べた超能力の設定の蛇足で減点1だが、エドワード・ノートンの人物造形とNYタイムズ批評家との論争が非常に良かったのでプラス1点。