<ネタバレ>大衆向け商業娯楽作品なので、細かい難癖をつけるつもりは毛頭な .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>大衆向け商業娯楽作品なので、細かい難癖をつけるつもりは毛頭ないのですが、全体的に作品のクウォリティが低いような感じがして、80年代とは言え、よく成功したものだなと思ってしまいました。まあ、でも、そういう時代だったよなと思い直したり。アメリカ空軍のエリートパイロットの話で、激しい空中戦あり、教官との恋愛あり、僚友の事故死あり、落ち込みからの立ち直りあり、ということなのですが、それら主要なイベントを切り貼りしただけという感じで、物語の展開、つなげ方が雑だなぁと思ってしまいました。説得力のあるつながりを放棄して、いかにもかっこよさげなシーンと音楽とでごまかしているような、うやむやにしているような。そういうスタイルこそが受けたという事なんでしょうけどね。本質的にあまり楽しめなかったのは、トム・クルーズが演じる主人公にあまり魅力を感じなかったところですかね。むしろライバル役の少しスカした感じの役柄の人の方が、初っ端から終始クールで、問題を起こすこともなければ、教官とイチャつくこともなく、好感度が高いと思ってしまいました。あと、恋愛要素の部分は、今の感覚で見ると、とても、こっ恥ずかしいです。これは時代の感覚なので致し方ない。ヒロインの教官も、立場的にせめてカッコよくあって欲しいところ。なんかガード低いし、低くて然るべきな気がするし・・・[良:1票]