1.久々に熱狂し、リアルタイムで追って観た作品。本当に毎週続きが気になって1週間待ち遠しかった。この感じ子供の頃以来かも。
最初は私も殆どのけもフレファン同様1話で脱落し、見るのをやめていたのだが、ネットでの4話辺りからの急激な盛り上がりを受け、騙されたと思ってまた1話から見てみたのだが、2話3話4話と回を追うごとに面白くなっていて驚いた。
ゆるいキャラ設定と「すっごーい」「たっのしーい」などの脳を溶かしそうな特徴的セリフ群、ほのぼのとした世界観の背景に見え隠れするシリアスかつダークな考察要素。それらの要素が絶妙に混ざりあった世界観は唯一無二の独自性を打ち出していた。サーバルちゃんは勿論だが、特に好きだったのがアルパカちゃん。訛りが最高にかわいい。
もともとは「けものフレンズ」というソーシャルゲームから始まったプロジェクトで、ゲームの方は人気がなかったのかなんとアニメの放送前にサービスが終了してしまうという体たらくだった。なので、このアニメがヒットするなんて関係者でさえも予測していなかったそうだ。
まさにネット時代だからこそここまで盛り上がったと思う。口コミによる影響は計り知れない。動物園とコラボしたり、主題歌を歌う声優達が音楽番組に相次いで出演したり、Blu-ray付きガイドブックが売り切れ続出になったり、ニコニコ動画で第1話がアニメとして初めて一千万再生突破したり、流行語大賞に「けものフレンズ」がノミネートされるなど、まさに社会現象と化したと言える。
1番の魅力はやっぱり子供でも大人でも楽しめるという点だ。初放送時は深夜アニメだったのに、再放送は子供向けに夏休みの朝に放送された事からみてもわかるだろう。
さて、今後気になるのはやはり2期ですが、たつき監督降板騒動を受け、ちゃんと制作されるのか、別物になっちゃわないか、不安の方が大きい今日この頃であります。