<ネタバレ>遂にその時はやってきた。
瞳美と唯翔が互いに言いたい事 .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>遂にその時はやってきた。
瞳美と唯翔が互いに言いたい事を言えずもどかしい気持ちのまま文化祭で二人過ごすシーンがまず良かった。お化け屋敷の中で手を繋ぐのだが、出た所で急に離すんじゃなくて、名残惜しむようにゆっくりと離して、最後は小指だけが繋がっている描写。細かいけど、こういう所が素晴らしい。まるで楽しい思い出を名残惜しむように、互いの気持ちが感じられる良い演出だった。
まだ、時間はあるのに教室に戻ると言う瞳美。それは楽しい思い出を最後にしたかったから…。
そして、時間は過ぎて行き、いよいよお別れの前に魔法で花火を打ち上げるというサプライズイベント。
もうね、このシーンをもって10点確定しました。
なんとも美しい花火が、瞳美目線で映し出される花火が、瞳美の気持ちの変化によって色を変えて行くんです。
最初はモノクロだった。
しかし、彼女が幸せを感じた時、花火は色づき始める。
まさに色づく世界のその瞬間。
嬉しさで涙が頬を伝うと、花火もぼやけて見えます。ここでも細かな演出が光る。
最終回への期待が最高潮に膨らむ素晴らしい回だった。[良:1票]