3.《ネタバレ》 初めて読んだ時に受けた生理的な嫌悪感による衝撃は絶大でしたね。他のレビュワーさんの言うように作家の画力が雑なのも効果的に関係してます。物語の舞台背景が中世欧風な様式で安堵感のある美しさなのでギャップが尚更。この世界観と物語の骨子は2つ下のレビュワーさんの説明で理解できました。息苦しいほど狭い世界で展開される哲学的で深遠な物語は良くも悪くも惹きつけられます。どう完結するかは見ものでしょう。ただどうしても気になるのが兵士の兵装の要である立体機動装置というやつ。原理がガス圧噴射で飛行してるのかワイヤーフックで牽引されてるのかハッキリしてない。また、20m近い背丈の巨人の周囲を縦横無尽に高速移動してる子供兵士達、ヘルメットどころかゴーグルもマスクもつけずに顔面に風圧の影響無いの?あんな激しい動きで、どんなに大声で怒鳴ったって仲間同士の会話なんか無理でしょ。まあ漫画なので野暮ですが。