2.《ネタバレ》 ジャンプ名物テコ入れの憂き目に遭ったかどうかは知りませんが、早期連載終了が惜しまれる作品です。連載が青年誌であればもっと息の長い作品になり得たと思うと残念です。ジャンプの購買層から考えると、明らかに人気の出なさそうな作品ではありましたが、児童虐待、外国人差別など社会派の支店から捉えたプロットは他の作品から見ても特異なものでありました。それでも重苦しいだけに終わらなかったのはイケメン主人公の柔らかな言葉遣いと虎弥太の存在に他なりません。シリーズで最も盛り上がりを見せたルヒャルト・リヒター編など予算をかけたOVA化して欲しいくらいです。ドラマCDにはなりましたけど。連載終了後はスペシャル版などに読み切りで描いていましたが、やはりどこか取って付けたようなストーリーが多く残念でした。あえて精神暗殺などしなくてもいいようなターゲットだったり。再開を切に希望します。思うにかずはじめと言う作家、ギャグマンガには向かないと思いますが・・・どうなんでしょ?