13.《ネタバレ》 作品に触れたのはアニメの再放送が先だと思う、漫画の方は中高生ぐらいの時に読んだのだと思います。 少し古臭く感じるかもしれないけど、読んでみて欲しいですね。 青びょうたん事、青山君だけども、彼は何をやらかして少年院入りしたのか知りたい所です。 【ないとれいん】さん 10点 [全巻 読破](2022-11-07 11:39:01) |
12.子供の頃は華々しいカーロス・リベラとの連戦やハワイ遠征が好きだったけど、今改めて読むと、力石の死からジョーが立ち直るまでのエピソードが凄く読める。「ぼんやりつっ立っているだけでも、息をしているのさえ苦しくなってくる・・」「どういうことだい・・なぜおれはこれほどまでに苦しまなくちゃならないんだ・・」という状況は、おそらくほとんどの人が人生の何らかの局面で体験するのではではなかろうか。この状態からジョーが立ち直るまでを本作はじっくりと描く。力石の死が8巻の最後、リベラとのエキシビションマッチによって完全復帰するのが13巻の前半。立ち直るまでに、なんと4巻以上の分量を費やしている。この辺りは本作が名作として語り継がれる重要な要素の一つに思う。 個人的にジョーの性格や生きざまにはあんまり共感は覚えないけど、取り巻く人たち一人一人の人物像や当時の風俗がホントに良く描けてる。改めて読んで個人的に新鮮だったのは、マンモス西を社会人として立派に更生させた乾物屋の林屋親子。今風の人間関係ではちょっと想像できないザ・昭和戦後。 【番茶】さん 8点 [全巻 読破](2022-08-15 23:19:08) |
11.《ネタバレ》 名作ですね。新連載から、最終回まで雑誌連載をリアルタイムで読んでいました。以下、漫画ファン、ボクシングファンとして、辛口コメントです。力石の初登場シーンは実に力の入っていないタッチです。このときは後に重要な登場人物に育つとは想定していなかったのではと思っています。対力石戦がただの8回戦はないでしょう。もっと、シチュエーションをタイトル戦として盛り上げられなかったのでしょうか。これは原作者が両者の対決を焦りすぎましたね。それににらみ合いが続くだなんて、そんなファイティングスピリットに欠ける試合はいかんでしょう。最終回はページ制約があったのだと思いますが、書きたい内容が多くて詰め込みすぎの結果、コマがそれまでよりうんと小さくなってしまいました。打ち合いシーンもはしょり気味で残念です。それにメンドーサ戦はどう考えてもジョーの最終回TKO勝ちでしょう。と、長年思っていたことを書き留めたらすっきりしました。やはり、エンディングは漫画史上に残る名シーンですね。鳥肌が立ちます。 【ジャッカルの目】さん 8点 [全巻 読破](2011-01-22 04:26:02) |
10.《ネタバレ》 高森朝雄の設定を、ちばてつやが勘違いしたから出来たと言われる傑作ですが、高森の原作を上手く自分の漫画に昇華出来ているというのも特筆すべき点でしょうね。夏目房之介氏の「マンガの深読み、大人読み」で力石の死に対する他のキャラクターの受け容れ方をレイアウトで解説しているのを読んだ時に、これがちばてつやの偶然の作画だったとは言え、表現していたことに対する的確さに感嘆しています。 【奥州亭三景】さん 9点 [全巻 読破](2010-09-04 09:11:14) |
9.出てくる人間がみんなカッコ良過ぎるんですよ。ジョーや力石、その他の対戦相手はもちろん、段平や葉子、紀ちゃん、おそらく一番情けなさそうなキャラである西ですら…本作の登場人物たちの、この時代にリアルに生きている生活感がたまらなくカッコいい、歴史的名作。 【亜流派 十五郎】さん 10点 [全巻 読破](2009-09-17 15:21:43) |
8.《ネタバレ》 現在もなお、スポ根に問わずスポーツものの下地となっているストーリーと展開力。 【バニーボーイ】さん 9点 [全巻 読破](2009-02-27 12:50:45) |
7.時代とともにあった作品で、今なお、読み継がれる要素はもっているが、時代とともに風化しつつあるのではないか。 【みんな嫌い】さん 6点 [全巻 読破](2008-08-31 15:25:05) |
6.日本の少年漫画における代表作の1つだと思います。 ジョーの成長に伴って変化する作画。連載当初はこの作品前の『ハリスの疾風』と同様な絵なのですが、後半はジョーの状態をあらわすがごとく鬼気迫るものがあります。ある意味作品が作者に乗り移った・・・・ともいえるのかもしれません。ホセとの最終戦その開始前からの葉子とジョーのやり取りから、白くなったジョーの1ページエンディング・・・まさに感動的な作品だと思え満点以外は考えらません。 |
5.《ネタバレ》 代表的ボクシング漫画の一つ。 とはいえ、ボクシングに関する描画に リアリティはそないにありません。 ※回転して打ったり リアリティはないのに、何故にこんなに熱いんですかねー ロッキーに通じる熱さがあります。 つまりジョーを取り巻く人間ドラマが素晴らしいんですよ。 個人的にはカルロスのパンチドランカー状態が非常に切ないです |
4.《ネタバレ》 これ隣の家に置いてあって知ったんですけど、わざわざ上がり込んで読みまくってましたね。今読み返しても、本当に名シーンの連続。この前NHK-BSで半日このアニメが流れてましたが、また何度でもやってほしいです。真っ白な灰になるまで何度でも読みたい漫画です。 【mhiro】さん 8点 [全巻 読破](2007-10-17 12:28:39) |
3.主人公ジョーをはじめ、段平、力石、マンモス、カルロス、等々、名脇役の見事さが、際立つ。ボクシング漫画というより、人間ドラマ的な要素に惹かれた。 ホセ戦の前に葉子とジョーが語りあうシーンは、ボクシング漫画とは思えないほどのロマンティックさ。 このシーンは何度読んでもグッとくるトコロ。 【aksweet】さん 10点 [全巻 読破](2007-10-11 04:57:14) |
2.《ネタバレ》 ジョーの事を想いながらも、うどん野郎マンモス西と結婚した、紀ちゃんの事を想うと、苦しいほど切なくなりますねえ。 【ケンジ】さん 10点 [全巻 読破](2007-10-08 18:40:49) |
1.現在においても日本を代表とする漫画の一つ。劇画漫画ではダントツでしょう。マガジン黄金時代を支えた、高森朝雄(梶原一騎)先生とちばてつや先生のコラボ。どちらの先生からしても最高傑作の作品ではないでしょうか。世の中に与えた影響はとても大きいです。なんといってもジョーは男の中の男。力石も最高。 【アキラ】さん 10点 [全巻 読破](2007-10-08 17:59:32) |