1.知る人ぞ知る怪作。どこからこういった変態アイディアが浮かんでくるのか? なんでまたそれを作品として形にしようなんて血迷った決断をしたのか?? 異様に素人くさい絵柄のため、グロ描写の衝撃はかえっていい意味で半減しているが、エロい場面の効果は悪い意味で半減している。毎回毎回敵キャラの設定が秀逸(というか、なんというか)で、個人的には過激フェミニズム団体の敵が大好きだった。意外にもストーリーの骨子は普通の娯楽作なので、ある程度感覚のチャンネルを切り替えることができれば普通に面白いかもしれない。十年位前に一度読んだきりだけど忘れ難い、というか忘れたくても忘れようがない強烈なインパクトがあった。