2.4コマですが、幾つものエピソードが平行しつつシリーズ状態でずっと続いているというのが面白かったです。ただ、当時の片岡鶴太郎のネタを安易にパクったりしていて、絵のしょっぱさと共にイタいわぁ、って状態が多かったのも事実で。当時の流行をひたすらカジりまくっているので、今読むとかなりイタいでしょうねぇ。大変サムいギャグも多く、そう言えば笑うに笑えないサムさをウリにしちゃってる4コマが世に溢れ出したのはこの頃だったっけかなぁ、と。いがらしみきおを起点とする不条理4コマは、結局いがらしオリジナルと幾つかの輝く作品を除くと、随分と空疎な結果をもたらしてしまったなぁ、なんて。