1.《ネタバレ》 個人的に…絶対売りには出さない漫画BEST3に入る、良い作品です。
主人公のゆかりと優作は霊を見てしまう普通の高校生ですが、見える事による苦悩や葛藤、恐怖、悲しみなど、心理描写がとても上手いと思います。
私は霊を見たことがないですが、だから共感できない…なんてことはありません。
霊を題材としてますが、本質は人間ドラマだからです。
死んでから後悔しても遅いのだと…、生きている間に罪を犯した人間は決して許されないのだと、この本を読んだ後は色々と考えさせられます。
川口さんの絵はとても上手!とは言えませんが、表情やコマ割の見せ方が私はとても好きです。続編の「死と彼女とぼく ゆかり」や「めぐる」もオススメです♪