1. ハルチン
魚喃キリコ作品の中で、唯一単行本で持っている作品。ハルチンの生活感あるリアルなコメディが可笑しい。魚喃キリコの作風が変にマッチしていて面白かった。この人の絵柄って、意外と汎用性が高い。ちょっとビックリだ。 7点(2009-01-06 07:40:05) |
2. 破壊王ノリタカ!
ひ弱で卑屈な主人公が、格闘技(ムエタイ)に出会い徐々に成長していくというヒネリもへったくれもないお笑い系格闘技漫画。「ムエタイ」という真新しさと主人公がどんどん泥沼にハマッていく過程はソコソコ楽しめる。が、「ワイドショー見ながらネームを切ったに違いない」と思わせるくらいにテレビネタが多く、展開も軽薄で単純。消費され、磨り減るタイプの、典型的なコンビニ漫画。 3点(2008-10-16 23:15:34) |
3. バガボンド
私的には今のところ凡庸な評価ですね。絵は上手いし、一コマ一コマにゾッとする迫力もある。流石です。しかし井上雄彦作品の、特に「バカボンド」の魅力は物語の落下地点で最終的に評価したい。 7点(2008-05-21 22:01:18) |
4. バキ
《ネタバレ》 死刑囚VS地下闘技場闘士というベタではあるが見逃せない設定は、板垣マジックと言える。人体破壊術のコダワリが、トリワケこのシリーズでは顕著だったと思う。しかし、中国にまで飛び火しなくてもいいんじゃないかな…?と、感じなかったわけでは、ない。面白かったが。(じゃあいいじゃねぇか。クックック…と筆者の含み笑いも聞こえそうだが) 8点(2007-12-14 00:25:49) |
5. ハネムーンサラダ
《ネタバレ》 面倒臭い恋愛漫画を扇情的(?)に描く二宮ひかるの「男一人に恋人二人」という実に羨ましい(かなぁ?)物語。この作品をもそうなんですが、この作家の描くヒロインって、読んでると嗜虐的な気持ちになってしまうんですよね。 8点(2007-11-22 01:03:48) |
6. HUNTER×HUNTER
物語がゲーム的で、各々のキャラクターの能力も数値的であるにもかかわらず、キャラクターにキチンと血肉を通わせることを忘れていない。嫌いな絵柄(雑なのも、難)ではあるが、目を引く展開がとてもうまい。毎週読みたいな!と、思わずにはいられない。 7点(2007-10-11 04:49:47) |