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プロフィール
コメント数 24
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  うさぎドロップ 《ネタバレ》 
第1部ののほほんとした平坦な作風で描かれる微笑ましく時に現実的なストーリーがいいです。ただ、第2部は・・・正直微妙かな。学園生活の雰囲気が作風に合っていない感じがします。また、りんとコウキの恋愛も全く応援する気になれません。肉食系ヘタレキャラと化したコウキが完全に嫌いになりました。
7点(2009-06-01 03:14:06)
2.  ソウルイーター
ティム・バートンを彷彿とさせる世界観は魅力的でギャグも面白いが、シリアスパートが凡庸すぎて見ていてかなり辛い。ドラマがどれも表層的なのでマカたちの成長にイマイチ説得力が無いし感情移入もしにくい。多分ジャンプで連載したらここまでヒットしなかったと思う。
5点(2008-10-19 08:33:47)
3.  ぬらりひょんの孫
超人的な力を持つ主人公が妖怪を次々倒していく、というコンセプトでは他に『幽遊白書』の名前が挙がりますが、本作はかなり物足りない印象です。主な不満は「バトルに駆け引きが存在せず非常にあっさり決着がついてしまう」、「個々のエピソードの掘り下げが浅くありきたりな印象すら受ける」ことですね。比較の対象が悪すぎる気はしますが、ドラマで差別化を図らない限り単なる凡作で終わってしまう可能性もあります。『ダブルアーツ』しかり今の新人作家を見るとつくづく2000年代になってから漫画のバトル描写は衰退したと感じます。特に花開院ゆらのような「特殊能力を持っている」というだけのキャラクターが勝つ様を見せられても全く面白くありません。せめて『うしおととら』のように尻上がりに面白くなっていくか、ファンタジーorドラマ路線で面白くなることを期待しましょう。
5点(2008-07-27 00:31:04)
4.  ダブルアーツ
ゼズゥとかファランとかキングダムハーツのXIII機関に似てるなぁと思いましたが、新人作家のためかとにかくバトル描写が下手。画力の問題だけでなくガゼルがゼズゥを除いてみんな雑魚ばかりという強さの描写に幻滅させられます。おかげで強敵揃いのXIII機関とはもう比べたくありません。と思ったら連載終了。終わり方があんまりだったんで減点させていただきます(打ち切りとはいえエヴァンゲリオン的最終回は酷い)。
3点(2008-06-24 13:12:03)
5.  銀魂
ギャグパートはそれなりに笑えるのだけど、どうも作者には人情話で読者を感動させられるだけの力量がないように感じる。話がシリアスになると途端に歯切れが悪くなり勢いを削いでしまうという流れはコメディものにはよくある話だが、連載作である本作でその展開が常態化してしまっているのはどうにかしてほしい。アニメではシリアスパートでしっかり感動できるように仕上がっているのも作者の力量不足を示しており、完全な皮肉だろう。
5点(2008-05-10 23:43:09)
6.  エルフェンリート 《ネタバレ》 
冨樫夫妻ご贔屓の漫画です。この手のセカイ系の作品は『最終兵器彼女』(以下サイカノ)以来あまり気に入った作品が無かったんですが、本作は2巻目からグッと引き込まれ最終巻まで読んでしまいました。様々な人物の思いが錯綜する展開や魅力的な女性キャラの描写も大きなポイントですが、人類そのものに恨みを抱きつつも他者への情愛を併せ持ったディクロニウスや非道な研究を行いながらも子への愛情を失わない研究者たちの2面性の描写が一番大きな魅力ですね。ただ、どうしても惜しいと思った点もいくつか。まず、準主役のコウタに魅力が無い。こういうただ優しいだけで芯の強さの感じられないキャラはどうも苦手です。おかげでユカとにゅうの間で揺れ動く姿や最終回にまったく共感できませんでした。2つ目は暴力描写の与える恐怖感が薄い。冒頭こそ萌えキャラがいきなり死んでビックリしたものですが、その後はご都合主義的展開も多く緊迫感に欠けます。サイカノや『HUNTER×HUNTER』は誰が死んでもおかしくないシビアな世界だからこそキャラの傷が痛々しい印象を与えていたのですが、本作は妙にキャラに甘く暴力描写もインフレ気味で重みがありません。 3つ目はルーシーとDNAを区別してしまったこと。人類を憎むルーシーがコウタによって変わっていく様子を描写できればもっと考えさせられたのですが、単純にDNAを別人格にしてしまったためにDNA=悪という安易な構図が出来てしまったのが非常に残念。研究者の2面性が描写できていただけにこれは勿体無いです。そして一番残念だったのはラストが単純なハッピーエンドだったこと。セカイ系の作品の宿命なのでしょうか。坂東の助かり方といい、双子の登場といいやや不自然な描写も交えてまで大団円にする必要は無かったと思います。サイカノがセカイ系として特別な作品なのはラストがハッピーエンドじゃなかったことです。本作はあえて登場人物よりなラストにしてしまったために「考えさせる作品」ではなく「エンタメ作品」止まりで終ってしまった印象です。とは言ってもエンタメ作品としては十分楽しめたのですけども。
8点(2008-04-24 00:08:41)
7.  さよなら絶望先生
一話完結もので単行本を購入しているのはこれと『ドラえもん』だけです。どのネタも本当に着眼点やまとめ方が斬新で作者の造詣の深さには驚かされます。また厄介者だらけのクラスなのに終始和気藹々とした雰囲気を失わないのも安心して読める所以ですね。個人的には修羅場の渦中にいるにもかかわらず、どの生徒ともくっつきそうにない望の立場が見ていて面白いです(くっついてもあの生徒たちじゃ・・・)。出席表にはまだ空欄が残っていますが、新キャラの登場はあるんでしょうか。
9点(2008-04-13 16:06:45)
8.  To LOVEる -とらぶる-
『BLACK CAT』の矢吹健太郎(ストーリー担当でないにしても)だけあって、諸所の設定に他作品からの引用がよく見受けられる(『レベルE』ネタとか)。仮にも一話完結物ではあるのだが、それぞれの内容にメリハリがなく盛り上がりに欠ける。ストーリー漫画として読んでも伏線が張られないためにどうもつまらない。
4点(2008-04-13 15:53:05)
9.  最終兵器彼女 《ネタバレ》 
セカイ系の作品ではエヴァンゲリオンやハルヒなんかよりも断然この作品を推したい。 世界大戦によって自壊の道を突き進んでいく人類とそれに巻き込まれてゆく兵士やシュウジの友人たち。そんな彼らにちせの下した究極の選択があまりにも哀しすぎる。そして人類の原罪をたった一人で背負ったちせに与えられた唯一の希望もあまりにも儚いものだった・・・ 最終巻のちせの決断以降の展開にはとにかく泣けました。ちせとシュウジほど「普通の生活を送って欲しかった」カップルはいません。 本作の影響を受けたという『まほろまてぃっく』は希望を前面に押し出しすぎたラストでイマイチでした。余談ですが、アケミの影響を受けたキャラが後の漫画にささやかながら登場していますね。
9点(2008-01-10 18:46:20)
10.  BLEACH
『幽☆遊☆白書』にもどこか似たような設定だが、とにかく演出があざとい。セリフやキャラの裏設定がわざとらしい上に心理描写はどこか表層的。おまけに全体に散りばめられるクドいギャグがことごとく緊張感を削いでいる。能力描写にはオリジナリティーがあり評価したいところだが、主要キャラの強さには疑問符が付きまとう。 追記:最近はあからさまな引き延ばし展開が目立つので減点します。対戦相手の割り当てとか隊長が雑魚1体倒しただけで1周使い切ってしまうのはいくらなんでも酷過ぎる。ピンチ→助っ人参上→役に立てずまたピンチ、の流れが常態化しているのにもウンザリ。
4点(2008-01-04 20:02:11)
11.  DEATH NOTE 《ネタバレ》 
天才同士の対決をDEATH NOTEという小道具だけでここまでスリリングに描いたことはやはり凄いことだと思う。奈南川のヨツバ社員としてのプライドの発言や相沢の火口逮捕時に語ったいかにも少年漫画的な臭いセリフが全て無駄に終る皮肉にも笑えた。ただ、どちらかといえば欠点の方が目立つ。まず、ドラマが希薄なこと。テンポ重視のためわざとやっているのはわかるが、おかげで月にとって重要な意味を持つはずの「正義の象徴」夜神総一郎がLの足を引っ張っているだけにしか見えない。それから、DEATH NOTEルールに後付が多いのも気になる(特に「ノートに触ると失った記憶が蘇る」というのはかなりご都合主義的に感じた)。それから第2部の「Lの後継者との対決」というのはあからさまに焼き直し。どうせなら、キラに反目する犯罪者との共倒れを見たかった。アニメも見たけど今のところ実写映画版のラストが一番良かった。  ちなみに「文章が長いのは漫画として失格」という意見は必ずしも正しくないと思う。「絵で表現すべき」というのは正論だが、極端になると絵画や映画に任せれば良いことだし、絵だけでなく文章も使えるのが漫画表現の利点なのだから最大限に活かして然るべきだろう。事実、アメコミは格段に文章が長いし、「HUNTER×HUNTER」ではアクションシーンにおいてテンポを乱すことの無い状況描写を可能にしている。
6点(2008-01-04 16:39:06)(良:1票)
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