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1.  寄生獣 《ネタバレ》 
テーマ、展開ともに完璧です。数多くのテーマをバランス良く描ききっているあたりは↓の方も書かれているとおり、もはや「漫画」の域を超えています。特に環境問題についてはその分野の専門家や評論家ですら語れないような、いわばタブーに近い真相(核心)にまで迫っています。それがわかっていながら、やはり人間を含めて全ての生命体は限られた範囲の中でしか生きていられないというもどかしさが痛いほど詰め込まれています。青春ドラマ、戦闘モノとしても良作で、まさに大傑作と言える作品です。
10点(2008-02-24 02:58:15)
2.  無限の住人 《ネタバレ》 
私がこれまで読んだ漫画全ての中で、先頭をひた走る2トップは「寄生獣」と、この「無限の住人」ですね。他の多くの戦闘系漫画にありがちな「この敵を倒すと次はもっと強い敵が出てきて、それで主人公も新たな必殺技を編み出して成長していく・・」みたいな展開は全くありません。むしろ本編はその逆で、主人公の凛はからっきし弱いままだし、用心棒である卍も最強どころか登場人物全体の中では中の上の強さ、しかも話が進むにつれて段々と強くなっていく感じも全く無し。宿敵である逸刀流のボス「天津影久」も最強ではなく、その上にはどうしても到達できないほどの強い剣士が序盤から存在しており、強力な剣士は序盤に多く登場して消えていく、といった独特な設定になっています。ここまで書くとつまらない感じがするかもしれませんが、読んでみるとこれが実に面白い。・・・で、何が面白くさせているかと言えばズバリ「脇役たち」です。一人一人に影があり、奥深さがあるんです。映画も同じですが、脇役たちが光ってる作品は良作が多いですよね。それから、この漫画を語る上において忘れてはならないのがカメラワーク。画風については賛否が分かれているようなので触れませんが、この作品のカメラワーク(漫画なのでカット割りと言うべきでしょうか?)はかなり秀逸で、この作品をそのまま絵コンテにして映画が撮れるくらいの凄さです。月刊誌への連載漫画のため、1~2年に単行本1巻というスローペースですが、発売日が楽しみでならない唯一の作品です。
10点(2008-02-24 02:27:43)
3.  ピンポン 《ネタバレ》 
もう10年以上も前の作品なんですね、コレ。年月の経つのは早い・・・(笑)。結構好きな作品です。ちょっと変わった?スポ根モノですね。どちらかと言えばマイナーな部類に入る「卓球」というスポーツに目を付けたのが面白いです。卓球って「瞬発力」「反応速度」「持久力」「センス」の4拍子を求められる、かなり過酷なスポーツなんですよね。だから高校生とはいえ、全国屈指の強豪校と、それに挑む選手たちの実態なんて、現実は(似たような経験を持つ人ならわかると思いますけど)恋愛なんてやってる余裕がないほど、ストイックで残酷な日々を送ることになるものです。根性と気合いさえあれば何とかなる、なんて甘いモノではない。その辺の苦悩を5人の登場人物(スマイル、ペコ、ドラゴン、アクマ、チャイナ)がわかりやすく表現しています。
9点(2008-03-21 01:19:50)
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