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《ネタバレ》 ハンター試験や、G.I.のゲーム・ルールなど、独特の構想は非常に面白いと思う。冨樫先生は過去の作品も含め、何となく筋が通ってるという描き方が非常に上手い作家だと思う。ただ、ひとつ気になるのは、人命をかなり軽く扱っているところ。『敗北は死』というテーマは分かるけど、ハンター試験受験者やG.I.ゲームプレイヤーなどに対する、死に方、殺し方が残酷。とくに幻影旅団編に見られる、どことなく魅力に満ちた癖のある悪の登場は、善悪に関係なく、強者であれば勝つことが美学という点で、しびれる人と、不快に感じる人と、2通りいると思う。そういう点で、小学生も読む少年誌としては刺激が強い部分はあると思う。作品としての評価は8点だけど、思春期の子供には読んでもらいたくないです。
【どんぶり侍・剣道5級】さん 8点(2007-10-23 21:18:52)(良:1票)
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