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漫画に限らずこれまで数々の原爆にまつわる作品を読みましたが、これほど衝撃的な作品は初めてでした。頁数は100頁にも満たないし、このテの作品によくある残酷描写もないし、声高に反戦・反核を叫んでいるわけでもない。それなのに後から後からこみ上げてくる、悲しさと希望と感動の入り交じったこの不思議な感覚は……ちょっとうまく説明できないです。言葉による説明を極力配し、「画」の力強さと絶妙のテンポで語り切ってしまう作者の「演出力」にはただただ脱帽するばかり(なぜ映画版はその逆をやってしまうかなぁ?)。
【とかげ12号】さん 10点(2008-05-13 20:59:23)
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