1.《ネタバレ》 初のドラマレビュー。今作は、続編映画『インフェルノ』のため鑑賞しました。
ドラマってやはり映画と違って、『あ、ここでCⅯ入るんだろうな』とか、『ここで1話目終了か?』って感じの編集になっているので、より作り物感を感じますね。
主人公以外は役職が伏せられているので、なかなか面白かった。
また、人狼ゲームとは別のミステリーが同時進行なのも、長尺の連続ドラマならではだなと感じました。このボリュームは映画では無理。
ただ、もうひとつのミステリーが、興味を惹かれはしたものの、蓋を開ければ大した内容ではなかったですね。
単なる痴情のもつれによる殺人って・・・。嫉妬心からの誘拐&復讐って・・・。しかも自分まで参加するのは意味不明すぎますね。
人狼ゲームの進行も、映画に比べると終盤かなりお粗末。
紘美、ルナ、亜利沙、千帆、東、宇田川、都築の7名になったとき、ルナが宇田川に投票します。
その時点でルナが人狼である可能性はなくなります。
宇田川が圧倒的多数で投票されていれば、自分の身を守るために仲間の人狼を切り捨てることもあるでしょう。
ですが、この時点で投票数は3対3。ルナが人狼サイドであれば、迷い無く紘美に投票するはずです。
なのに、その後人狼の可能性が千帆とルナの2拓になったとき、どちらが人狼かわからない紘美と亜利沙。
・・・・いやいや、バカなの?千帆が人狼に決まっているでしょ?
ルナが『2日目に紘美を守ったのは私!』って告白し、それで紘美は紘美が本当の事を言っていると確信しますが・・・
・・・・・いやいや、2日目に紘美が守られていることは襲撃した人狼も知ってますからー!残念!
そして結局何の役にも立たない刑事サイドのみなさま。
まあ刑事サイドは、登場人物の背景を説明する語り部の役ということで・・・。