1.《ネタバレ》 デアデビルやジェシカジョーンズとはまた全く違う雰囲気で描かれるヒーローもの。こちらの作品のテイスト簡単に言うなら、70年代風黒人ギャング映画風。主人公をはじめ登場するキャラはだいたい黒人、ドラマのあちこちに黒人文化の香りを漂わせ、特にブラックミュージックの多用が多く、黒人アーティストが歌うシーンも多い。映像の構図とかもイチイチしゃれた感じになってるのも特徴的。そーいう意味では結構大人向きの作品かもしれません。ただ、僕は結構幼稚で、黒人文化にもそんなに興味があるわけじゃないので、4つの作品の中では一番、観るのがちょっとしんどかったです。ちょくちょく面白くなりそうな箇所も存在するんだけど、これは面白くなりそうって感じでテンションが上がるんだけど、そこからダラダラって感じがちょっと残念でした。例えばコットンマウスがバズーカーでビルを破壊するシーンとか、おおーって思うんだけど、その後、ルークの回想シーンが多めで、ちょっとダレたり、ルークを殺せる武器をもつダイヤモンドバックの登場で、中盤、盛り上がるんだけど、このダイヤモンドバックが何がしたいのかよくわからんようになっちゃって、またまたダラダラ。最終話の成金のストームトルーパー姿には逆に笑えたけど。主役のルークはジェシカジョーンズで重要な役割で登場してるので、ジェシカとのクロスオーバー感があり、そこは楽しめました。特にジェシカを観てないと、ルークの妻を殺したのは誰かとか、その辺の事情がわかりにくくなっちゃうので、やっぱ時系列順に観ておいた方がいいです。クレアは当然、この作品でも登場し、結構、重要なキャラになっています。てゆーか、クレアはドンドン有能になっていくなー。僕的にはクレアが一番のお気に入りキャラになってきたかも。まー、僕的にはイマイチな作品だったけど、それは僕があんま感受性がないからなので、人によっては、ヒーローもの×ギャング映画風なところが変わってて面白いと感じれるとは思います。ちなみに、ラストあたりでクレアが武術教室のビラを観るシーンが、次のアイアンフィストでの登場する伏線になってる所は興味深いです。クレア、医術の次は武術を学ぶのかー。やるなー。