1.《ネタバレ》 アダムスファミリーの長女ウェンズデーを主役にした学園ミステリー。ネトフリで鑑賞。学園と言っても、人間の学校じゃなくて、ノケモノ(いわゆる化け物)達の学校で、この世界では化け物と普通の人間が共存してる設定なので、化け物といっても、基本的には普通の人間と変わらないイメージです。そんな学校のある街で、無差別な殺人事件が発生し、ウェンズデーが、その事件に巻き込まれつつも、学校内のいざこざとか、友情とか、恋愛沙汰とか学生らしい出来事とかもありつつ成長してゆっくってお話。ファンタジー+学園って設定で雰囲気的にはハリポタのダーク版って感じにも思えなくもないけど、主役が、超ダークでひねくれたウェンズデーなので、そのへんは、普通の学園モノより、頭一つ抜けたくらいの面白さがあり、ブラックな笑いもありつつ、サスペンス的な要素もしっかりしてて、一度観ると、続きが気になって、鑑賞後も含め、かなり面白かったです。とにかくウェンズデーのキャラが魅力的。昔、映画でクリスティーナ・リッチが演じてた時は、ウェンズデーと言えばクリスティーナ・リッチとゆうくらいハマり役でしたが、今回のウェンズデー役の子は、個人的にはそれを上回ってました。ハンド(手だけのキャラ)とのコンビ的なやりとりなんて、ずっと観てられるくらい。ハンドは、めちゃくちゃできる奴でしっかりウェンズデーをサポートするんだけど、ハンドって手だけやから、ハンドサインだけでウェンズデーとポンポン会話してるのが、なんかいいんよねー。後、よかったキャラはウェンズデーのルームメイトのイーニッド。人狼なんだけど狼に変身できない悩みをもった女の子。この子がまたウェンズデーとは違った魅力をふりまいてて、ドラマのいいスパイスになってました。彼女とウェンズデーの女同士の友情も見どころの1つかな。僕は基本的に、学園モノはそこまで好きではないんだけど、それでも、これだけ面白いと思って夢中でも観てしまうのは、それだけドラマの完成度が高いってゆーことやろね。ちなみに、クリスティーナ・リッチも人間の植物教師としてしっかり登場しております。