81. 火垂るの墓(1988)
《ネタバレ》 ジブリ映画で苦手な方な一つです。 兄貴の行動で共感できるか、そうじゃないかが結構大きいかと思うのですが、 個人的には共感できないですね。 節子の為に我慢できれば救えたのは?というのが最初に感じた感想です。 ただ、時間をおいて二回目をみると、その兄貴の甘さも計算されて描かれているように感じました。 でも、やっぱ苦手だなぁ。(点数変わらず) [地上波(邦画)] 5点(2016-08-30 18:16:06)(良:2票) |
82. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 そういえばゴジラ映画はこれが初だったりしますが 面白かったです。(ガメラは見たことありますが) 想像できないレベルの危機が日本に 訪れたら政府はどういう対応をするんだろう っていうコンセプトで硬派にシミュレーションしている映画ですね。 総理総理うっせーよ。ってぐらい 最終決定を何度もさせられるあたり 実際そうなんだろうなぁって思いました。 最初のゴジラの造形は、思ってたんとちゃう。って思いましたが 変化していく発想は良かったです。 そういえば今回のゴジラは火吐かないんだね って思ってたら、すんごいのを吐いたシーンと 最初の上陸のシーンは凄く良かったです。 序盤の電線越しのゴジラのショットが見る度に 使徒に対してエヴァを使わずに戦うエヴァンゲリオンを見てるような感覚でした。 にしても、特撮は想像以上によく出来てました。 あぁー東京駅がーって思っちゃうレベルです。 庵野監督が「東宝が珍しくお金を出してくれました」って言うだけあります。 ちなみに、最後の作戦はゴジラに凝固剤飲ませる以上に 他の作戦(とりあえず起こしてみて、ビル倒してゴジラを足止めするとか)の難易度高すぎやないですかねぇ [映画館(邦画)] 7点(2016-08-27 00:37:22)(良:1票) |
83. 日本のいちばん長い日(1967)
オリジナルの方です。CSでやってました。(がっつりネタばれ) 命を捨ててまで国や家族の為に戦っていた兵士たちが そんな簡単に大人しくなるのかなぁ。って漠然と思っていましたが 終戦の日にこんなクーデーター(未遂)が起きようとしていたのですね。 あと、玉音放送は生放送だと思っていましたが 録音だったのですね。 色々と自分の知識不足を実感した映画だったのですが 白黒なのが逆に生々しく映りました。 特に陸軍団長である森赳氏が殺されてからの緊迫感 凛として軍の要請(銃をつきつけられている)を拒否するNHK職員(加山雄三とは) そして陸軍大臣である阿南氏の切腹。 見応えのあるシーンが満載です。 リメイク版はテレビで放送されていましたが、途中からの鑑賞で やっぱりオリジナルが良いので、こちらだけのレビューです。 [DVD(邦画)] 8点(2016-08-15 15:37:12) |
84. 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
《ネタバレ》 原作(最新話も見ている)+アニメを全部見ているのに 「なんでそんな行動取ってんの」って何度も思ってしまう映画でした。 がっつりネタバレしますが、 ・海の絵を見て「海あるで!」とマジで考えるアルミン。 ・壁が壊されて直撃したら即死しそうな落石が落ちてきてるのに、とりあえず待機する主人公たち ・巨人がガンガンに入ってきてるけど、とりあえず待機する住人達 ・壁や街を壊す巨人が来てるのに建物に立てこもる住人達 ・さらに閂を外せば出れるのに、特になにもしない住人達 ・訓練したと思えない兵士達。(訓練が足りてない設定ですが、それでも酷い) ・立体機動装置をほとんど使わない兵士達 ・餓死がでるぐらい活動範囲が狭いのに、トラックや照明をガンガンに動かせる燃料を保持 ・トラックや照明があるぐらい文明が進んでるけど、斧とか弓と剣で戦う兵士達 ・声を出すなって言ってるのに、やたら騒がしい ・声を出すなって言ってるのに、いちゃつき出す兵士達 ・赤ちゃんの声につられて単独行動ちゃう兵士 ・うなじが弱点って教えられてるのにそこ以外を攻撃する兵士達 ・「これがエレンだよ」と、ちぎれた腕をミカサに見せるサイコパスなアルミン と、ぱっと浮かんだだけでもこんな感じに出てきました。 原作を変えるのは面白ければ良い派なのですが この映画は悪い方向に向いちゃってますね。 「駆逐してやる」ってセリフがこの映画でも登場してますが エレンの母が一話で食われた(力があれば助けられた)事が前提にあるので 巨人の駆逐しか考えてないので 「巨人を駆逐する」という行動原理は理解できるのですが、 この映画のエレンはそうでもない。ので、 「駆逐してやる」って言われても、「いやいやいや」。お前それほど思ってないだろ」ってなってしまう訳です。 登場人物だけでなく背景を含めた話の掘り下げがあまりなされていないので 軍の作戦も、思いつきだなぁって思いますし 兵長ぽいシキシマも小物感がやばいのです。 兵長やミカサが突出して強いのは 原作ではヒントがありますが、後編ではそこら辺の説明があるんですかねぇ (前編をみる限り教えてもらったので強くなったみたいな印象が) とはいえ、良いところもありました。 ・超大型巨人の描写と巨人が人々を襲うシーン(実写になるとグロいだろうなぁって思ってましたし) ・アニメのハンジさんに一番近かった石原さとみ ・汚れようが可愛さが全然消えきれないハンジさん あと、アニメ版の音楽を担当した澤野弘之は偉大だと思いました。 [DVD(邦画)] 4点(2016-05-11 11:53:53) |
85. ドラゴンボールZ 復活の「F」
《ネタバレ》 4DXで見てきました。 がっつりネタばれします。 ちなみに前作である神と神もみてます。 初代ピッコロ戦あたりの武天老師様好きなので、 戦ってる姿は嬉しいんですけど、 さすがに戦闘力的に厳しいんじゃないかと思いました。 何より残念だったのが クリリンの怒りがあったにも関わらず フリーザーを殺すのに躊躇っていたのに お前がさらりととどめ刺すのかい。って思った点です(笑 「大丈夫だ、死んでもドラゴンボールがある」と言ったり 今の悟空はアクマイト光線でやられちゃいそうですよ 個人的にはいろんな因縁があるベジータにとどめを刺してほしてかったですねぇ あと悟飯の劣化っぷりが悲しいです。 とはいえアクションが多めなのは良かったです。 ちなみに4DXは水しぶき凄すぎでしたが、想像以上に楽しめました(3D感は微妙でしたが) --- 改めてテレビで見ると、やっぱり微妙だなぁ。4DXで1点加算されていた思うので減らしました [3D(吹替)] 5点(2015-04-20 01:30:29) |
86. ミスト
《ネタバレ》 [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-05-14 15:46:34)(笑:1票) |
87. ゴールデンスランバー(2009)
がっつりネタバレします。 半沢直樹を見た後に、堺雅人の映画を見たくなったので この映画を見ました。 なので、ラストらへんの配役に凄いびっくりしました(笑) 全体的にですが伏線を上手く回収してたように思えます。 犯人は明らかになってないですけど、 動機から考えると、副首相あたりが怪しかったですけどどうなんですかね。 この映画は犯人を探すのではなく どのように逃走するか。って所を重きを置いて見ると 面白かったです。 ラストらへんで、世話になった人たちに 存在をその人しか分からない方法で伝えるあたりはぐっときました。 ※劇団ひとりは忘れられてましたが ロックの人も最初嵌めた人かと思いましたが 結果いい人だったんですね。 で、見終わった時に、最後殺された偽物の青柳は誰なんだろう。って思いましたけど 監視カメラに写ってた、本当の偽物で 事件を解決する為にって考えるとすっきりしました。 多分、吉岡秀隆みたく債務者なんでしょうね。(多分相武紗季も) 全体的に役者陣ががんばっていたと思いますが 中でもキルオ役の彼が好きです(金八先生でも良いなって思ってました) なお、エンディング後、主人公が生きていく為には 誰かの代わりになるような事が必要になると思いますが(ひょっとして偽主人公なんだろうか) その辺りの疑問点はおそらく原作で解決するのかと思うので 原作を読みたいなぁ。って思う映画でした。 ※あと、キルオがパトカーに突っ込んだ経緯とか ↓伏線まとめました ・ラジコンヘリ→部屋にも沢山のラジコンヘリ(候補が他にもいた?) ・劇団ひとりからの電話の雑音→盗聴 ・相武紗季に声をかけられたネカフェ→キルオに会う ・主人公の鈍感具合→吉岡くんとの会話の真意に気づくまで→キルオが通り魔に気づくまで ・冒頭で効いていたi-Pod→劇団ひとりが竹内優子に→守ってくれる ・バス停で偶然あった男女→携帯の位置偽装に協力 ・轟屋→ラストらへんのトラック ・子供の「帰ってこなくて良い」→ピーマン→キューリ ・白衣のキルオ→撃たれていたのを隠すため ・電話で劇団ひとりが「先輩」→昔を思い出した時の車の中での説明(意味があるときだけ付ける) ・カローラのCM→オートバックス ・逆探知する為に30秒待つようにの指示→後半助けてくれる警察官のアドバイス ・やったのかどうか→吉岡くん→劇団ひとり→ロックの人→ゲーム→整形 ・昔思い出せなかった猿の名前→テレビのニュース ・ボタンを押すときに親指を立てて押す→最初とラストシーン ・親子の家で服借りる→ラストシーン ・最初のシーンで子供が母に一瞬はんこを押す仕草→ラストシーン ・学生時代にカローラがバッテリ切れで動かないー→竹内結子が交換 ・冒頭の睡眠薬(はめる為)→キルオの睡眠薬(休ませる為) ・花火に気を取られてキスを見れなかった→逃げる所 ・東京に行った花火屋の息子→後を継ぐ ・ニセのマンホール→ビビる息子 ・麻酔銃→実際は実弾 ・痴漢は死ね→ラストシーン ・昔助けたアイドル→逃げた後 ・手術前と全然似てない整形(キルオ・アイドル)→主人公本人 ・よくできましたのマークと、大変よくできましたのマーク→マンホールとラストシーン ・今度あったらキャバ嬢との浮気を告げ口する→ラストシーン ・監視カメラに写っていた偽物→最後殺される ・大外刈→アイドルを助ける→主人公たちが現代でも使用 ・冒頭の通り魔が「びっくりした?」と言う→ネカフェ→自分が死ぬときに「びっくりした」 ・主人公の整形前と整形後→半沢直樹 [DVD(邦画)] 7点(2013-11-18 01:25:13)(良:1票) |
88. ドラゴンボールZ 神と神
《ネタバレ》 原作とアニメ(GTは見てない)は大好きなものの、そういやドラゴンボールの映画見たことなかったのと 鳥山先生が脚本に口出したってことで鑑賞 映画なのでしょうがないですけど ドラゴンボールの醍醐味である絶望感から逆転的な要素は薄いですね。 ※クリリンと武天老師様がピッコロ一味に殺された時どれほど絶望したことか ただ、破壊神が魔人ブーぽいところだったり グレートサイヤマンがでたり、後期のドラゴンボール好きな人には たまらない感じじゃないですかねぇ。 ピラフ一味が出た意味はあんまなかったですけど 全員集合って感じで初期ファンへのファンサービスに見えました。 懐かしさは半端なかったので良かったんですが 格闘のテンポは全体的に良くなかったのがちょっと残念でした。 ちなみに続編作れそうな終わり方なので、「もうちょっとだけ続くんじゃ」かもしれないです [映画館(邦画)] 6点(2013-04-07 18:38:18) |
89. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 むかーしビデオで見て、途中で寝てしまって、 そのままレンタルを返却し、なんだか難しい映画だなぁっと高校ぐらいの時に見て あれから20年あまり、さまざまな技術は進歩し、 ブルーレイという今までにない高画質であるメディアが誕生し そろそろ良いかって事で見ました。 40年経って、宇宙に関するテクノロジーは映画のように進歩はしませんでしたが (重力装置的なのとか) 逆にコンピューターに関する部分はキューブリックやクラークの想定を超えちゃいましたね。 劇中のコンピューターの古くさいなぁって思いましたが、 そんなものを遥かに凌駕する、宇宙の映像。 これが40年も前の作品ですか。 凄まじいですね。というか、この高画質を自宅で見れるのは素晴らしい事ですね。 今のようなCGが無い時代にどうやって撮影したんでしょ。 月にも行って無い時なのに、あそこまで美しい月の映像は 鑑賞前の想像を遥かに超えてました。 で、映像を大絶賛した上で、冷静にストーリーを考えてみますと、 観賞後はポカーンでした(笑 この難解さは意図的な感じですね。 見るんじゃない、感じるんだ。ってことでしょう。 ま、何にせよ、映像に魅入られてしまい、あの宇宙のシーンだけは何回も見直してます(笑 この映画はブルーレイで見て頂く事をおすすめいたします。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-05-23 23:50:03) |
90. メメント
《ネタバレ》 [DVD(字幕)] 9点(2011-05-20 11:21:22) |
91. 放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人
《ネタバレ》 [DVD(邦画)] 8点(2011-04-25 14:22:19) |
92. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 いやー見事。 12人の設定で濃い部分と薄い部分がでていますが それを補って余りまくる素晴らしい脚本。 考えると久々のモノクロ映画ですが ここまで見事だとそんなの忘れますね、 むしろ想像力が掻き立てられるという。 この映画は情報をあまり入れずに見たもんですから 最初はどういう話か良く分からず 小難しい話かなぁーって思っていたんですけども あまり手に入らないはずのナイフが出てきたあたりからが凄い。 90分がこんなにあっとういうまだとは 紙に書かれた「Not Guilty」が出た時 映画館にいても「うぉーー」って言ってたでしょうねぇ キサラギに似た展開でしたが(会話の中で真実が明らかになっていく) あちらを9点と付けた以上、これは10点ですね ここまで見事な脚本は久々だなぁ [DVD(字幕)] 10点(2011-02-10 14:29:22)(良:1票) |
93. 28週後...
《ネタバレ》 なんやかんやでゾンビ映画が好きな私。 ロメロ作品やデモンズシリーズや死霊のはらわたシリーズやら 結構な作品数気付くと見てるんですけども、 この作品も前作見て、今作をみました。 個人的には前作より好きです。 前作は後半がね(笑 で、今作は主役がローバートカーライルなもんで、 彼がゾンビの群れを掻い潜っていくのかと思ったら えらいことになってましたねぇ 眼つぶしは死霊のはわらたを思い出し ヘリカッターはブレインデッドを思い出しました。 結構そういう要素を意図的にいれてるんかなぁ にしても、軍隊のリスク管理のないこと。 エボラ級のウィルスなんだから、保菌者と分かった時点で 厳重に隔離しないとー 感染後のシミュレーションしてなかったんかいというほど もろいドア(笑 あ、あかん誰や分からん→全員撃とう→やっぱあかん、全部燃やそう というざっくりした計画(笑 考えると感染の原因を作ったのはあのファミリーなせいか さほど助かってくれという感情でないっすね 子供たちの為に頑張ろうとした人はことごとくやられていくし。 隔離された真っ暗な部屋に奴らが登場するあたりは 半端ないパニックで個人的に好きなシチュエーションなんですけど 恐ろしいスピードで感染して行く様をもう少しみたかった と、文句は多いものの ゾンビ映画ってだけで点数が1点増しになるんじゃないかってぐらい このジャンルが好きなのと オープニングの凄まじさで7点です 保菌者の設定で続編はいくらでも作れそうっすねぇ [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-12-03 11:21:46)(良:1票) |
94. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 バイオハザード自体は一通りプレイしたことがあるので そのゲームの雰囲気を残しているという点では○です。 ただし、ストーリーとアクション。 そういやゲームもストーリーあんま覚えてないなぁーって 感じなのでそうなのかもしれないですけど 必然性や意味のない話の展開がかなり気になりましたね。 とりあえずここでこいつ死なせとこう的な(笑 ゾンビ映画のようで、実はゾンビ映画ではなく ついでにゾンビがおるだけで 本来の見せ場はアクションかと思いますが、 この、売りであるはずのアクションでは派手だなぁというのは思いますけど さまざまなアクションがとりあえず放り込んどいた感がすごいです。 あと肉弾戦にしても、カット割りで強引にごまかしてて テンポ良く見せようとしてるんですけども アクションとアクションの繋がりが不自然で 逆に気持ち悪さを感じました。 全体的に5点くらいなんですけども、 ジル役がコスチューム含めて完璧だったので1点プラスします。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-30 11:51:16)(良:1票) |
95. 香港国際警察/NEW POLICE STORY
《ネタバレ》 映画館で見たかったんですけど、見れず、結局テレビでやってたので見ました。 私自身のジャッキーチェンのレビュー数は7ですが、あと10個ぐらいは見てるものの レビュー書いてないですが、それ抜きでも、男優別レビュー数ナンバーワンのジャッキーチェン ジャッキーチェン映画の翌日は学校でカンフー大会が始まるという かなり痛い小学校生活を過ごしてきて、メダリオンで絶望を感じていたところの この映画! いやー良いジャッキーが帰ってきましたね。 とにかく調子に乗ったジャッキーがこてんぱんにされる、導入部分は 今までのジャッキー映画の中でも個人的に抜群によかったですよ。 あんな掴みをされたら、用事があっても全部見ちゃうよ(笑 で、ジャッキー映画を語る上で大切な事であるアクションですが、 その前に見たバイオハザード2のアクションが緩急があったもんじゃない しょぼいアクションだったもんで、この映画のアクションはとにかく痛快。 ジャッキーだけでなく悪役の方のアクションも上手いので 全体的に締まってました 拳をにぎりっぱなしで、一気に最後まで見ましたよ(用事あったのに 笑) それにしても、ついに来ましたね。いろいろ荒い所はありつつも それを許容してしまうぐらい、なんか嬉しかったです。 甘い点数かもしれないですけど、ジャッキー好きとしてはこの点数で。 [ビデオ(吹替)] 9点(2010-11-28 23:38:08) |
96. パラノーマル・アクティビティ
《ネタバレ》 ブルーレイがレンタルされてたんで見てみました。 アンビリバボーとかでやってる恐怖動画をかなり見ていたのと あと、映画館じゃなかったので さほど恐怖を感じませんでした。 アメリカと日本のホラー映画の文化の違いだからですかねぇ 悪魔という概念の段階でフィクション感が急にでてくるんですよ 彼女が引きづられるのも、下手するとドリフのコントですもん。 異常現象が出るので、怪しい部分(廊下)をカメラを固定しながら撮影することで 何かでるのではないか?という不安感をずっと与えるスタイルは最初見てて結構良いなって思ったんですけど とくに廊下らへんの不気味さはなかなかなもんですから ただ、カメラ映ってる異常現象を主人公が気づいて全部説明するよりも 部屋に鏡を用意して、一瞬何かが映ったり、 奇妙な音が一瞬聞こえたり 人形が一瞬ずれたり、手のようなものが一瞬映るようなのが そこらじゅうにありつつも、 チェックしてるのは主人公一人なので そこらじゅうにある異常現象のうち気づくのは大きな変化の一部分で 見て気づく人は気づくみたいな感じが良かったかなぁーって思いました。 あと、ありがちな突然ドアがバン!と閉まる音でびっくりさせるパターンはやめて欲しかったなぁ あれ怖がらせてるというより驚かせてるだけですもん。 でも、相方の女性が何時間もただ立ってるのは良かったですね あれはぐっと来ました [ブルーレイ(吹替)] 5点(2010-09-08 10:07:44)(良:2票) |
97. リアル鬼ごっこ(2008)
《ネタバレ》 以前から興味があって、深夜にやってたので見てました。が! 「これ、映画?!」 ってぐらいな出来でした。 発想は面白いんですよ。 ただ、全編が「マトリックスとターミネーターの良い所混ぜましてん」 って感じで中学生が考えた感じがぷんぷんするのがねぇ。 とにかくストーリーにしても、カメラワークにしても 全体的に作りこみが恐ろしく足らないので せっかくの「捕まると即死んでしまうかも」という 恐怖やら緊迫感が皆無。 なんなら、主人公が倒しちゃうし。 そういえば救命病棟に出てたね。 こんな演技下手やったかなぁ 台詞もベタ中のベタだったのが逆に面白かったんですので コントと考えると、結構良い出来ですよ 全体的に演技ベタでしたけど、柄本明さんだけ上手かったので 変に浮いてましたねぇ ちなみに ピークは、最初の方で、日常風景の中、女性が真っ二つにされる戦慄のシーンですねぇ 2点ぐらいかと思いましたけど、1点プラスで3点 [地上波(邦画)] 3点(2010-06-03 11:26:18)(良:1票) |
98. サマーウォーズ
《ネタバレ》 [映画館(邦画)] 8点(2009-09-15 12:14:17) |
99. 紀子の食卓
《ネタバレ》 「自殺サークル」アナザーストーリーのような話。 といって、これを見る為に「自殺サークル」を見る必要はないかもしれませんけど、 インパクトありきの前作に比べて、 なんか、凄い事になってました。 話は「自殺サークル」同様、良く分からないんです。 でも、「自殺サークル」に比べて、なんかちゃんとした感じがするんですねぇ。 不思議な事に。 とはいえ、かなり非現実的なもんで、 点数が非常に付けづらい。 でも、嫌いかというとそうでもない映画なんです。 一言で言うと、「不思議な映画」 「自殺サークル」と違って 序盤はふわーっと始まるんですけども、 しかし、「レンタル家族」をしている所あたりから 妙な緊迫感が。 特に決壊ダムのエピソード・最後らへんパパ覚醒とかは かなり凄いですね おかげで家族団欒のシーンですらえらい緊張感ですもん 人によっては10点にもなりえそうで、0点にもなりえそうな映画です。 [DVD(邦画)] 7点(2009-05-18 16:40:42) |
100. ドランク・モンキー/酔拳
システム変更の確認のついでに 久々のレビューを やっぱりこの頃のジャッキー映画が良いなぁ。 ストーリーもあってないようなもんで、 カンフーアクションも、最近のもの(2作目とか)比べたら テンポがかなり遅いんです。 でも見てて楽しいんですよねぇ。 冷静に見ると、欠点が沢山あるのは重々承知なんですけども 全部許容できてしまうんです。 理屈ではないんですね。この辺は。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-03-12 19:35:57) |