161. 風が吹くとき
これって確か夏休みかなんかに観たんですけど、その時の衝撃は凄かったですね。 核を取り上げた数ある映画の中で、個人的には一番印象に残っています。 分かりやすく鮮明に核の恐怖を描いており、この映画から発せられるメッセージは若きし頃の自分にとって十分に伝わりました。 気が付くと自分を取り巻く環境および自分自身の体の異変を気づいても真相を知ることなく、死を迎えてしまう。 これって現実に起こりえるかもしれない分恐ろしいですよね。だからこそ平和の大切さを再認識しました。個人的にずっと伝え続けて欲しい映画の一つです。 [地上波(吹替)] 9点(2004-02-11 23:22:57) |
162. GO(2001・行定勲監督作品)
まず最初に柴咲コウ可愛い!これでも既に5点(笑)そんなことはさておき、クドカンの脚本らしく台詞一つ一つが面白いっすね。窪塚洋介も思ったより良かったんですよねー。萩原聖人との会話も何気にお気に入りですし。一番良かったのは山崎努。面白いオヤジだなぁー。自分の父親があれだったらイヤだけど、面白い。まぁー、とにかく柴咲コウに7点捧げます(笑)(増えてるし) 7点(2004-01-26 01:21:19)(笑:1票) |
163. ギャラクシー・クエスト
《ネタバレ》 「リトル・ダンサー」に続き、劇場で拍手がおきた作品。私もしましたとも。この映画は最後の展開とか「やっぱな」って思いつつも鑑賞後の印象が抜群に良いですね。ほんと良かった。途中のストーリー展開から、台詞の面白さから、抜群のセンスの良さが伝わってきます。わざとB級路線で行ってるんですけど、立派なA級映画。笑わせながらもアラン・リックマンにホロっとされ、そして最後は胸がすっきりするような爽快感。こういう映画にまた逢いたい。 [映画館(字幕)] 9点(2004-01-26 01:15:33)(良:1票) |
164. あの頃ペニー・レインと
うーん面白い。全体を纏う雰囲気が爽やかで良いですね。これを見るとケイト・ハドソンのアカデミー賞ノミネートも納得(寧ろ何故受賞しなかったのだろうか)。表情がとても豊かでそれでいてキラキラ輝いていてスクリーンの中からその輝きはずっと放ち続けていました。そしてなんだかちょっと切ない鑑賞後も気に入ってます。(アンナ・パキンの扱いひどいですけど)自分もああいう青春を過ごしたかったなと想い出にひたりつつ8点献上。 8点(2004-01-26 01:09:54) |
165. CUBE
映画を撮るのに金はいらぬアイデアだ。と誰が言ったか分からないんですが、何かの本で「日本は一つの船を全部作ろうとする。ハリウッドは船の撮影する部分の一部分のみを作る」って書いてましたが、この映画は一部分を作りそれを上手く脚本を作成したように思えます。(最近のハリウッドは全部作ってるように思えるけど。。)ちょっと気を抜くと面白くなるような題材ですが、それぞれ登場人物の巧みな心理描写の変化と、だんだんと解けていく謎でつまらないと感じる間もなくこの映画は終了します。いろんな皮肉を込めた映画、私は好きです。 8点(2004-01-26 01:04:59)(良:2票) |
166. プライベート・ライアン
戦争とは死と隣合わせ。それも呆気なく突然に当たり前のようにやってくる。それほどに戦場とは恐ろしく精神状態すらもまともに保っていられない。それを感じさせずにいられないような映画でした。話題となった序盤のオマハビーチの激戦に自分がもしその場にいたら。多分助からないんでしょう。そんな気持ちにさせてくれるこの映画からは痛みを痛烈に感じます。スピルバーグはそういう痛みこそを映像を通して伝えたかったのではないんだろうかと考える今日この頃です 8点(2004-01-26 00:54:47)(良:1票) |
167. HERO(2002)
グリーン・デスティニーと比べられますが、個人的には同一点数を付けたいところです。どちらにもいいところがあって悪いところがある。こちらの個人的に気に入らないところは「ごめんあれ嘘やねん」がクドイっす。一転二転しすぎですねー。あと、最後も切なすぎる。帰りドンヨリしたもんです。でも、そんなもん関係あっかぁーってぐらい映像は綺麗でした。鮮やかで鮮明。クリストファー・ドイルさん、良い仕事してます。で、忘れてはならいないのはそれぞれのキャスト陣。特にジェット・リーの最初の戦いは素晴らしかったです。それらを総合して7点です 7点(2004-01-26 00:46:08) |
168. バタリアン
《ネタバレ》 この映画なんでか分からないんですけど、ビデオに撮ってた奴を相当見てるんです。一時期ゾンビ映画ブームがうちのクラスであって、その中でも私が一番気に入っている映画がこれです。吹き替えが抜群に良かったせいだと思うんですけど、全然飽きない。特に葬儀屋のおじさんと、ヤンキーさんのリーダーの台詞の格好良さ&テンポの良さが猛烈に良かった。絶望的な状況が継続的に続くし、ラストも絶望的だけど特に後味も悪く感じずやっぱり全然飽きない。なんなんでしょう、これは。 [地上波(吹替)] 9点(2004-01-26 00:37:07)(良:2票) |
169. 自殺サークル
《ネタバレ》 なんとも不快な映画。確かに序盤のインパクトからそっからの謎の深め方は抜群に良いです。しかしですねー。広げた風呂敷はちゃんとたたみましょう。この映画はそれが徹底的にされてないです。いんな謎を残しながら、ほとんど解決してないんです。意味なく唐突に死んでいく様子が、「催眠」という映画を思い出させるんですけど、こちらはさらに良く分からない。とにかく理由が明確になってないんすよ。最後の方で「変な儀式」みたいなのが原因?と思わせるものの、それにしても無理がある。そんな映画でも5点なのは抜群のインパクトのすごさに尽きます。ネットで見知らぬ人が一緒に自殺しているのが実際いらっしゃるので、ひょっとしたら近い将来ありえるのかもしれませんが。。(にしても劇中の彼女たちはニコニコしてましたが) 5点(2004-01-26 00:28:10) |
170. パラサイト
映画館で一回見たときは、まぁーまぁー。って感じでしたが。今回テレビ放送でもまぁーまぁー。まぁーそれでもテンポ良く進むストーリーと分かりやすい設定は今見ても結構楽しめました。普通だったら6点ぐらいなんですけど、そこら辺は出演者がやけに豪華なのと、女優さんが皆綺麗ぞろいだったので、それでそこそこ点が甘めです。特にローラ・ハリスとジョーダナ・ブリュースターは綺麗っすねぇー。 7点(2004-01-26 00:18:05)(良:1票) |
171. 逃亡者(1993)
確か「ジュラシック・パーク」を見たときの予告編に流れて、トミー・リー・ジョーンズの包囲網を皆に告げるシーンがやけにカッコ良くて、公開初日に見に行った作品。個人的にツボストライクど真ん中。とにかく追われるというシチュエーションの使い方が上手くって、最初から最後まで飽きることなく、一気に見る事ができました。本作でアカデミー助演賞を取ったトミー・リー・ジョーンズの演技は流石で、ジェラード警部をより魅力的に演じ、確かにハリソンフォードを食ってました。しかしながら、途中、ハリソンフォードが追われてる身に関わらず子供を助けるシーンが、実はこの作品の中で一番好きなシーンだったりします。個人的には両雄が上手く絡みあったお陰で、満足の高評価です。 [映画館(字幕)] 9点(2004-01-19 13:21:11)(良:1票) |
172. 八仙飯店之人肉饅頭2
あの強烈、不快満点映画の続編が出たってことで、レンタルビデオに刈り行きましたよ。(アンソニー・ウォンも出てるってことで)。今回、すぐ切れちゃう役の人は女性で、本筋は前作と似たような感じなんですけど。役者の力の差でしょうか、、圧倒的にインパクト&パワーが足らーん。鑑賞後はやはり後味の悪さは残るものの、印象がいまいち残らない。これを見ちゃうと、前作はひょっとして傑作だったのか?と思ってしまいますよ 2点(2004-01-19 13:02:21) |
173. 八仙飯店之人肉饅頭
なんでもランキングに速攻で乗せた、過去に見た映画の中でダントツに後味が悪い映画。レンタルビデオでふと何も考えず借りたのが最後。精神的にえぐるような不快感連続のシーン。大人だろうか子供だろうが関係なしの、ハリウッドだったら絶対しねーだろと思うような殺戮シーン。これ見たら、しばらく肉まん食えなくなること請け合い。こんな映画0点でも贅沢じゃいいと言いたいところですが、5点をつけるのは、アンソニー・ウォンの圧倒的な存在感と、ついつい続編を見てしまった(見たんかい)作品そのもののパワー。他を寄せ付けないインパクト、悔しいけど、5点献上。 [映画館(字幕)] 5点(2004-01-19 12:56:59)(笑:2票) (良:1票) |
174. ファインディング・ニモ
流石は、キャラクタ設定やストーリーに1年以上の時間を掛けるピクサー社。今回も安定感ある作品っすね。特にキャラクタ設定は、メインのマーリンやドリーよか、脇のギルの方が良いぐらいの良さ(良いのか?)それでいて、CGのクオリティは作品を重ねる毎にパワーアップしていっていて、今回は特に素晴らしい。なんかの番組で、CGを作成する際に、実際の魚とそっくりに作ってるクリエイタがいて、ラセターさんが「実物どおりに描いては駄目だ。もっとデフォルメしろ。実際にないものをあとかもあるように見せるのが我々の仕事だ」と言ってたのが印象的だったです。楽しめる事の関してのプロ集団。それがピクサー社なんでしょうね。絶賛しっぱなしですが、ストーリーの展開がやや弱いかな?と思う点が少し減点材料です。 8点(2004-01-19 12:46:06)(良:3票) |
175. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
松本幸四郎さんが犯人役と聞いたんで、「千石さん?」って期待したんですけど、違いましたね。で、感想ですが、個人的にはまずまず楽しめました。ただ、やはり少し長いかな?という感じは否めなかったですね。トリックとか読めたんで、なんか満足してますけど(笑)案外細かい伏線を張ってるんですけど、松本幸四郎の最後らへんの変な行動は「おいおい」って言う脚本は、三谷作品の中でも悪い方に部類するんでしょうね。あと、八嶋君。リアクション良すぎ(笑) 6点(2004-01-19 12:33:12) |
176. ルパン三世 カリオストロの城
改行レビューしたいので修正です。 ちょくちょくテレビ放送されるジブリアニメ(厳密には違いますが)の一つで それでも毎回楽しい作品の一つなんですね。 見る年齢によって解釈とか好きなセリフとか好きなシーンが変わったりするのですが 小さい頃ならラストの銭形のセリフなんでしょうけど 今の自分は「どっちにつく?」「女ー」「だろうな」ってところとか好きだったりします。 ※ちょい前は「そいつがルパンだー」 つまりどのカットもきちんと意味があるようになっているんだと思います。 なのでずっと飽きない。 最初にカジノのシーンからカーチェイスとか もう展開に無駄がなさすぎてすごい。 クラリスも一見弱く見えますが ドレス姿で逃げ出して追ってから自分で運転して逃げようとしたり 結構したたかなんじゃないかという解釈は 色々手伝わせるラピュタのシータにも通じるところがあります。 あと、連続アニメでは重要人物だった 五右衛門と不二子ちゃんがちょい役だったのは ルパン、次元、クラリス、銭形の4人にフォーカスしたかったんだろうなぁ って解釈してますし こういう気づきが多い作品だなぁって見る度に思います。 ちなみに偽札を捨てて原版に拘る意図は おそらく偽札は量産できる「偽物」で、原盤は本物以上の偽札を作れる「本物」の原版 だから。みたいな話を聞いたことあります。 こういうところにロマンがつまってる感じがします。 作画面では今は陰影が強めだったりエフェクトが多いのが多く 原画陣が多く携わってるんだろうなぁって感じなんですが 今作は多分少数精鋭で背景はしっかり描写しつつ人物の作画はシンプルですが とにかく絵的に楽しい。動きやら構図やら。 アニメの良さを再認識できます。 ちなみに好きなシーンはスパゲッティを取り合ってるところですが 田中敦子さんって方が作画していて ルパンが屋根と屋根を飛んでるシーンも担当していて まだ2年目だったそうです。 「君たちはどう生きるか」にも参加されており アカデミーノミネートについても喜んでおられるでしょうってことで レビュー変更しました。 10点で [地上波(字幕)] 10点(2003-12-08 12:39:54)(良:5票) |
177. 少林サッカー
単純に面白い映画。この映画を知ったのはガストでご飯食ってた時にたまたま予告編見ると、「これは面白そうではないか!」ってことで鑑賞に。いやー個人的にツボです。思いっきりキャプ翼ですもん。ファミコンで、ひたすら強引なドリブルをしてた世代ですもん(あれ実際の試合でしたら激しくシカトされるけど)。絶対に日常で使えないはずのスカイラブハリケーンを実写で見せられた日にや腰抜けちゃいますよ。あと、出演者がおっさんばっかって所がまた良いっすね。私30近いおっさんですし。全体的に良いCGの使い方で、試合のシーンが抜群に面白かったんですけど、それまでがちょっと間延びしたんで、この点数。香港ではジャッキーより人気のあるチャウ・シンチー恐るべし 7点(2003-12-08 12:28:44)(良:1票) |
178. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
最近共に落ちてきたレオとスピルバーグ作品だけに、あんまり期待していなかったんですけど、コレ面白いっすね。実際にいた人物の映画化なんですけど、武の番組でその人物を紹介したのを見た時には、「そりゃー映画化したくなるな」って思いたくなるよう魅力的な人物だったようで、スピルバーグはそれを上手にそれでいてテンポよく演出できていたと思います。で、最後ウルとこさせるあたりは、スピルバーグしたたかだなぁーって思ったりしたんですけど、個人的に結構気に入ったラストになっています。でも、それ以上にレオ。これを見て正直見直しましたよ。この役は彼で正解。肩の力が抜けた良い演技ができていたと思います。あとは、トム・ハンクス。上手くレオをカバーしていたと思います。3人が良い具合に噛み合って、満足の8点です。 8点(2003-12-08 10:31:39) |
179. Kids Return キッズ・リターン
この映画、キタノ映画の中で一番気に入ってます。題材がボクシングってこともあるんですけど、話の展開がとてもリズム良く流れて、エンディングまで軽快に鑑賞することができました。とはいえ映画館で見た訳ではなく、たまたまテレビを付けてたら、面白そうな映画だなーって思って見たら、ぐいぐい話に引っ張れて、鑑賞後に「これがそうなんだ」って知ったような感じです。主演の安藤政信は今もジムに通っているみたいで、そのお陰か本作のボクシングシーンもちゃんとしたシーンになってましたね。あとモロ師岡扮するハヤシの散在。ああいう先輩いるんすよ。さりげにさぼらせよーっとする先輩。実際。そこら辺がこの作品としての価値をぐっとあげているような気がします。とても、絶望的なストーリーな割に、とても清清しいラスト。いい青春を見たって感じがします。あと、好評のテーマソングなんですが、キックボクサーの小林聡も使ってます。(テーパリット戦はしびれたなぁー) 8点(2003-12-08 02:44:59)(良:3票) |
180. ファイナル・デスティネーション
次々と人が死んでいくサスペンス・ホラー。しかし、この手の映画にしては具体的な相手がいない。そこんところが結構新鮮で、随分この映画楽しめました。無茶苦茶なつじつまあわせの出来事も、死神に狙われているって設定で意外と違和感もなった訳です。それだから、話の展開がずっとドキドキしっぱなしだったです。途中に出てくる、黒人の死神も「また逢おう」って言いながら、そのシーンを最後に出なかったので、「どないやねん」って思ったら、続編に出てたりするんですよね。意外としたたかだ。強引な展開の中、リアルなシーンもいくつかあって、最初に登場する、飛行機墜落のシーンはちょっとリアルすぎて劇場で激しく怖かったっす。劇場で思い出したんですけど、この映画、劇場には私を含めて2人でした。なんてこった 8点(2003-12-08 02:33:41)(良:1票) |