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カラーパープル(1985)

The Color Purple
1985年【米】 上映時間:152分
ドラマ小説の映画化
[カラーパープル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-01-11)【M・R・サイケデリコン】さん
公開開始日(1986-09-13)


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監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督ブルース・コーエン(見習い助監督)
フランク・マーシャル(ケニア第二班監督)
キャストウーピー・ゴールドバーグ(女優)セリー
ダニー・グローヴァー(男優)アルバート・"ミスター"
マーガレット・エイブリー(女優)シャグ
オプラ・ウィンフリー(女優)ソフィア
アドルフ・シーザー(男優)ミスターの父
レイ・ドーン・チョン(女優)スクィーク
ダナ・アイヴィ(女優)ミス・ミリー
カール・アンダーソン[男優](男優)サミュエル尊師
ラリー・フィッシュバーン(男優)スウェイン
レオン・リッピー(男優)店の事務員
ホーソーン・ジェームズ(男優)ジュークジョイントの常連客
此島愛子セリー(日本語吹き替え版【TBS】)
田中信夫アルバート・"ミスター"(日本語吹き替え版【TBS】)
横尾まりシャグ(日本語吹き替え版【TBS】)
青木和代ソフィア(日本語吹き替え版【TBS】)
井上喜久子スクィーク(日本語吹き替え版【TBS】)
浅井淑子ミス・ミリー(日本語吹き替え版【TBS】)
阪脩サミュエル尊師(日本語吹き替え版【TBS】)
荒川太郎スウェイン(日本語吹き替え版【TBS】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【TBS】)
喜田あゆ美(日本語吹き替え版【TBS】)
小室正幸(日本語吹き替え版【TBS】)
石田彰(日本語吹き替え版【TBS】)
鈴木勝美(日本語吹き替え版【TBS】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【TBS】)
星野充昭(日本語吹き替え版【TBS】)
さとうあい(日本語吹き替え版【TBS】)
牛山茂(日本語吹き替え版【TBS】)
松本梨香(日本語吹き替え版【TBS】)
辻親八(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本メノ・メイエス
音楽クインシー・ジョーンズ
ジャック・ヘイズ〔編曲〕
作詞クインシー・ジョーンズ"Miss Celie's Blues (Sister)".
ライオネル・リッチー"Miss Celie's Blues (Sister)"
作曲クインシー・ジョーンズ"Miss Celie's Blues (Sister)".
編曲フレッド・スタイナー
ジャック・ヘイズ〔編曲〕
クリス・ボードマン
撮影アレン・ダヴィオー
製作スティーヴン・スピルバーグ
クインシー・ジョーンズ
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ジョン・ピーターズ
ピーター・グーバー
制作東北新社(日本語吹き替え版【TBS】)
TBS(日本語吹き替え版【TBS】)
配給ワーナー・ブラザース
美術J・マイケル・リヴァ(プロダクション・デザイン)
ボー・ウェルチ(美術監督)
ジョセフ・C・ネメック三世(美術監督助手)
リンダ・デシェーナ(セット装飾)
衣装アギー・ゲイラード・ロジャース
編集マイケル・カーン
字幕翻訳戸田奈津子
その他ジェラルド・R・モーレン(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
二十世紀初頭のアメリカ南部。貧農の家に生まれ教育もなく容姿にもめぐまれない黒人女性セリーは私生児を出産するが父親によって連れ去られ、比較的豊かな黒人農家に無理に嫁がされる。だが婚家での待遇は妻というよりも使用人に近く、妹ネリーとの仲を横柄な夫によって裂かれ、手紙まで検閲される。しかしセリーは自分以上に惨めな境遇の黒人を精神的に支え、また、美貌の黒人女性歌手に真の自尊心や自信は心の奥に育てるものであると教えられる。社会的に抑圧され、目だった能力もない一人の女性が気高く生きる道を探る精神史。

かわまり】さん(2004-03-02)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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16.《ネタバレ》 【違和感】①苦労知らずの白人男性監督が昔の黒人女性の過酷な人生を描く。②手紙が届かないというが、義父や親類や知人に頼めばいい。学校の先生や友達もいるでしょうに。教会宛に事情を説明して出せば、手渡しで届けてくれると思う。そうしなくともアフリカに立つ前に一度は訪ねなさい。比較的恵まれた生活をしているのだから。③主人公セリーの夫がネティの手紙を後生大事にしまっておくのは何故?焼き捨てるでしょ。④夫のキャラが、美人歌手シャグが登場してから別人のように変化してしまう。虐待キャラから憎めない男に変身。⑤セリーの子供をネティが育てるなんて、偶然が過ぎる。⑥自立した筈なのに実父の遺産が転がり込んで商売を始める。その商売がズボン店で、それまでの彼女と縁が無い。良い話が台無し。⑦セリーは父に強姦されて子供を産んだと思っていたが、実の父では無く義父だった。彼女は妹と子供と再会し、遺産を受け取る。シャグは神父の父と和解する。強い女ソフィアは夫と元の鞘に戻る。セリーの夫は改心してセリーと妹の再会を助ける。何もかもうまく収まり過ぎ。余韻が残らない。【感想】描く対象が絞り切れず、締まりが無い。単純な女一代ものにすればいいのに、他の女性の人生や時代を描こうとして冗長的。一本の映画で描ける内容は限られている。クライマックスが手紙を読むところなので、その余韻で家を出、再会させてすぐに終わればすっきりした。ゴスペル場面など不要。◆骨子は、父や夫によって人権を無視され、教育も受けず、虐待され続けた女が、自立した女性と出会うことにより、魂が目覚め、生きる喜びを知り、自立すること。映画では夫に対する怒りが協調され、女の成長過程が十分描けていない。刃物を突きつけ、罵り、他人に頼って家出するのが自立だろうか。感動が薄いのはこのため。再会が感動のクライマックスとしてもそれは成長した結果の神様からのご褒美ようなもの。原作は感動的、監督は天才、映像は詩的、演技は文句なし、でも脚本の出来が悪ければ、良い映画にならない好例。原作の矛盾点を改善し、無駄なキャラを削り、ラストも改変するくらいでないと成功しない。小説と映画は別物だからだ。小説では自由に表現できる心理描写も映画では科白と映像で表現しなければならない。おのずと構成に違いが出てくる。極端な話、シャグを主人公にすればもっと起伏にとんだ物語になったろう。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-20 06:15:27)

15.この作品を観てから軽々しくゴスペルが好きだと言えなくなった。映像の美しさも素晴しいが、クインシー・ジョーンズの音楽も魅力である。スピルバーグ作品の中では、このような少し重めのテーマのものが世の中の批評に反して個人的に好きである。 円軌道の幅さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-23 21:15:16)

14.スピルバーグがこういう作品を撮り出して、当時は、「そんなにオスカー欲しいかよ~」と陰口叩かれたりしたワケですが(いや、今でも言われてるのかな)・・・・・・まあ、何か目標を持つってのも、結構なことじゃないですか(笑)。それだけ、確かに力のこもった作品でもあり、美しい映画に仕上がっています。姉妹の別れの場面で二人がかわす“手遊び”など、「視覚的キーワード」とでも言いますか、雰囲気や感情をあくまで映像として刻みこもうとするのが、スピルバーグ好みというか、いかにも「らしい」ところ。それが、映画全体と通してとなると、もう一歩の踏み込みの甘さが感じられなくもなく。暗い話をヘンに救おうとする、妥協の産物のような安心感。結局、映像を充実させんとする才気は溢れていても、映画の題材に対するシンパシイが、それに追いついていないのではなかろうか? 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-02 23:43:55)

13.《ネタバレ》 てっきり白人に差別でも受ける話かと思ったら、その辺は軽めで、普通に黒人同士での不幸な話がメイン。冒頭の三十分くらいの展開がとても悲惨で見てるの嫌になったが、子役からウーピー・ゴールドバーグに変わった辺りから少しづつ良くなってきます。しかし自分が夫から暴力を受けているのに、その息子ハーポが嫁の扱いを困っているからといって、殴ればいいじゃないかなんてことを言うのは明らかにおかしく、理解不能。 MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-12 18:08:31)

12.美人て「あんたは美人だから・・」その一言で頑張った成功も容姿のせいだと評価されてしまう。何故かこの映画を見た時美人は損な気がしてきた。 junneisanさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-28 10:44:34)

11.《ネタバレ》 ほとんどが暗く悲しいシーンであり、また長い作品であるが、人間の持ついろいろな面を見せてくれて、また見終わった後もいろいろと考えさせてくれて、簡単に結論が出ないところが良い。●再見してどきっとしたのは、序盤、妻ソフィアへの対応に悩むハーポに対し、セリーがさらっと「殴れば?」と言ってしまうシーンです。彼女は父からも夫からも常に殴られてきたので、「言うことを聞かせる」=「殴る」だと思い込んでいる、というかそれ以外知らない。だから、ほかの人に対しても、その概念以外のことを伝えることができない。こういった連鎖の問題は現在でも着実に存在しますし、85年の時点でそれをするりと映画の中で表現してしまった手腕が素晴らしい。 Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2005-01-06 23:56:02)

10.黒人社会を正面から丁寧に描いています..秀作です.. コナンが一番さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-23 10:44:27)

9.スピルバーグらしからぬ作品。どこが泣き所なのか私にはわからなかった。ラストは心地よかったです。 もちもちばさん 7点(2004-01-18 21:40:59)

8.原作を中学生の頃に読んだのだけれど、今思うと本当に理解し切れていたのか?と疑問に思う。アメリカの黒人女性。白人から蔑まれ、男からも虐げられる。逃げ場もなく、根本的に絶望的。その閉塞感の中でそれでも前を向いて生きていけるか?私にはとても無理だ。しかし劇中の女性たちはあの悲惨な状況下でも笑って生きている。思考を喚起させる、という意味ではこの映画は充分だ。それがスピルバーグの手腕なのか、アリス・ウォーカーの原作に起因するものなのかは分からないけれども。 ひのとさん 7点(2004-01-10 14:32:56)

7.なんだかやりきれないエピソードが続いて、ちょっとうんざり気味でしたが、スピルバーグの演出力で最後まで見れた感じです。本国のアフリカ系アメリカ人さんたちにはどう映ったのでしょう。 ロイ・ニアリーさん 7点(2003-12-12 11:47:48)

6.《ネタバレ》 アリス・ウォーカーの本(日本語訳)を読んだことがあってこれを見たのですが、やはり原作とはかなりイメージが違いますね。「やなこった」の一言で運命が変わるところなどは当時の米国の現実だったのでしょうが、それでもかなり奇麗ごとに描かれているのではないかと思います。それにしても米国にはこの種題材を映画化できる女性監督とかっていないのですね。印象に残ったのは二人のブランコのシーンだけ。 たいほうさん 7点(2003-09-03 01:13:38)

5.ウーピーがシリアス?って違和感があったが、重いテーマを感じさせないのは◎。笑える場面もあります。そのひたむきな強さを見ていると元気がわいてきます。 tantanさん 7点(2003-06-19 19:23:43)

4.セリーとその夫の有様は、ほんの数十年前の日本の夫婦にも見られる姿。家族法の改正が取り沙汰される今、我々は未だ発展途上であることを、映画を通して感じる。映画としては、ちょっと長さを感じさせるが、それがまた、希望のない現実を生きる主人公にとっての日々の長さと重なり、リアリティを出している感じも。今となっては希少なウーピーの「耐える女」も良かった。本作のテーマは人種問題というより「因習」では? poppoさん 7点(2003-04-26 11:38:58)

3.テーマが重いですね・・・。どうでもいいいことだけど主人公が大人になるとき、急に声が低くなるのでびっくりしました。ウーピーって声低い・・・。 ふーさん 7点(2003-04-03 21:23:09)

2.かなり前に見てるがインパクトはあった。黒人女性の物語として新鮮な感じで見た。ひどい扱いの中でも、逞しい女性もいて救われる。しかしスピルバーグはやっぱり娯楽作品のほうが生き生きしてる気がする。 キリコさん 7点(2003-02-20 21:00:33)

1.当時、娯楽作しか作らなかったスピルバーグの限界と若さを垣間見た作品。後半だれて来たところに、追い討ちを掛けるように踊ったり唄ったり・・・あれ?これってかつての奴隷制度を描いた作品じゃなかったっけ?そう想像していて騙されたと思ったのは自分だけだろうか・・・? イマジンさん 7点(2001-01-18 12:27:19)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 62人
平均点数 6.13点
011.61% line
111.61% line
223.23% line
346.45% line
4711.29% line
569.68% line
6812.90% line
71625.81% line
81016.13% line
958.06% line
1023.23% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review3人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1985年 58回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ウーピー・ゴールドバーグ候補(ノミネート) 
助演女優賞オプラ・ウィンフリー候補(ノミネート) 
助演女優賞マーガレット・エイブリー候補(ノミネート) 
撮影賞アレン・ダヴィオー候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ライオネル・リッチー候補(ノミネート)作詞"Miss Celie's Blues (Sister)"
オリジナル主題歌クインシー・ジョーンズ候補(ノミネート)作詞&作曲"Miss Celie's Blues (Sister)"
オリジナル主題歌ロッド・テンパートン候補(ノミネート)作詞&作曲"Miss Celie's Blues (Sister)"
作曲賞(ドラマ)フレッド・スタイナー候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)クリス・ボードマン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)クインシー・ジョーンズ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジャック・ヘイズ〔編曲〕候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ロッド・テンパートン候補(ノミネート) 
美術賞J・マイケル・リヴァ候補(ノミネート) 
美術賞ボー・ウェルチ候補(ノミネート) 
美術賞リンダ・デシェーナ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アギー・ゲイラード・ロジャース候補(ノミネート) 
脚色賞メノ・メイエス候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1985年 43回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ウーピー・ゴールドバーグ受賞 
助演女優賞オプラ・ウィンフリー候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 
作曲賞クインシー・ジョーンズ候補(ノミネート) 

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