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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.子どもの時にこの作品を見たら、瞳輝かせて心躍っていたと思います。 それくらい、子ども目線な作品でした。 理屈とか、説明とか、意味とか別にして、ただ純粋に子どもが想像した孤独から離れたい現実は実は余りにも切なくて、大人が理解すべき事なんだと感じました。 映画としては色々と物足りなさはありますが、今のCG全盛期の時代に、着ぐるみで実際の存在感あるかいじゅうたちの映像には賛否を贈りたいと思います。 あと「食べちゃいたいくらい好き」の台詞が...なんとも好きで心の残りました。 【sirou92】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-02-01 01:04:54)
1.《ネタバレ》 「かいじゅうたちのいるところ」それは少年の心の中。暴れん坊キャロルは、不安定な少年の心を占める孤独と破壊願望の象徴。誰しも子供時代には自分だけの「かいじゅう」を心に飼っていて、それは時折、コントロールを失い飼い主をも食べようとする。少年は家出をしたその日、そんな自分自身という「かいじゅう」と向き合い、ほんの少しだけ「世界」を知って帰ってくる。ただそれだけの話だ。しかし、父親の不在、無関心な姉、母親の男友達、といった「日常」は少年の心を確実に傷付け、孤独に追い込み、どうしようもない怒りを生み出していた…。これは覚えがあるな。あるいは男の子だけの感情なのかもしれないが。とにかく感情移入しまくりで観ていた。「かいじゅうたち」の造形も素晴らしく、昔ながらの着ぐるみにCGで繊細な表情をつけることで、何とも言えないキモ可愛さを表現している。「かいじゅうたち」は全て少年の人格を反映したもので、優しいヤツも無口なヤツも意地悪なヤツもいる。これはダニエル・キイスの小説を思い出した。少年は「かいじゅうたち」とかいじゅう踊りをしたり砦を作ったり戦争ごっこをしたりするが、結局「かいじゅうたち」はひとつになることなく、バラバラのままだったりする。しかし、「それでいいんじゃない?だってそれが君なんだから」という製作者側の優しいメッセージが感じられる。自分自身を認めることで、はじめて少年は家に帰れたんじゃないかな? 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-19 00:18:25)
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【点数情報】
Review人数 |
46人 |
平均点数 |
5.07点 |
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2 | 5 | 10.87% |
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3 | 4 | 8.70% |
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4 | 9 | 19.57% |
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5 | 9 | 19.57% |
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6 | 8 | 17.39% |
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7 | 8 | 17.39% |
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8 | 2 | 4.35% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 2.17% |
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【その他点数情報】
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