みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
60.モーツァルトのキャラはすごいよ、と先に言われて見ました。確かにすごかった・・・笑 サリエリの嫉妬する気持ち、嫉妬しながらもその才能に惹かれていってしまう気持ちは、ものすごい凡人の私でも凄くよくわかりました。 【めめこ】さん 10点(2004-01-16 23:55:28) 59.濃厚な映画だと思います。圧倒されます。キャラクターがみんな深いからってのが大きいかな。深くて濃厚なのはキャラクターだけじゃないけど…。まあ兎に角、キャストが良い。この映画は、いろんな意味で完璧だと思います。 【M・M】さん 10点(2004-01-06 20:59:39) 58.学校の授業で観て周りのみんなはつまらないと言っていたが自分はとても衝撃を受けていた。音楽室のかなり良いスピーカーに大音量で聞いたのもあると思うが、モーツアルトに対するイメージとのギャップ、日本人が観てもその国の文化に対する違和感を感じない上手い描写。天才というものがいて、努力して才能を付けた人もいる。天才を認めたくない人間もいれば、才能そのものは天才だろうが努力だろうが評価できる人間もいて、天才もまた認められいく。才能のある人達のその時代風景をすばらしいまでに描いていると思う。そして何よりも皮肉に満ちた追い込められる人間の描写が映画というすばらしい方法で描写されていた。見終わった後に感動で鳥肌が立ちながらも苦笑いしてしまう。 こういう映画が大好きです! 【風と一緒にとばされる(Q_Q)】さん 10点(2003-12-19 21:45:33) 57.自分を凡人だと気づかされる残酷さ。超えられない壁。神は私よりもあの男を愛した。天才と競う境遇に在りながら、社会的名声は自分が上。「嫉妬」という一言では割り切れない、複雑な内面の声をよく表現したエイブラハムに10点。 【tigarato】さん 10点(2003-12-13 13:13:55) 56.神に見捨てられた男・サリエリと、その歪められた羨望の的であるモーツァルト。栄光と挫折、欲望と愛情、音楽史上最大の謎と言われているモーツァルトの不可解な最後を描いた80年代の最高傑作。「神よ、私がモーツァルトを殺した」・・・衝撃の告白から始まる息をもつかせぬ160分間で、天才の名を意のままにしたモーツァルトの華麗なる半生と、芸術に理解のない父親の下で音楽への情熱をくすぶらせた少年サリエリの努力に次ぐ努力、名声への渇望を対比させ、やがて物語は運命の復讐劇へと突き進んで行く。凡人として生まれながら身に余る夢を抱いてしまったサリエリの苦悩は、世の中の圧倒的多数を占める我々凡人の心を掴んで離さない。「カッコーの巣の上で」と並んで、ミロス・フォアマンの名を映画史上に永久に刻みつけた傑作である。 【anemone】さん 10点(2003-11-29 23:19:27) 55.最高でしょ。”創造の才能と人間性は必ずしも一致しない”っていうのも見事に描かれてるし、なんといっても音楽が素晴らしい!!少しでもその心得のある人は見るべし。 【◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆】さん 10点(2003-11-25 05:34:15) 54.これだけ長時間の作品であるのに、無駄なシーンは一切無く、決して長いと感じさせない。いつの時代でも変わらない人間の内面感情に焦点が当てられ、美しい映像と共に見る者を魅了する。そして、モーツァルトの才能に羨み、嫉妬してしまう哀れなサリエリに共感を覚えてしまった。 【与太郎】さん 10点(2003-11-24 19:12:57) 53.高校時代、休講を連発していた音楽の先生が珍しく3週連続して授業を行い、見せてくれた作品。当時はモーツアルトの奇行にしか目がいかず、ピンとこなかったが、大人になってから再観賞し言葉を失った。天才に敵わない秀才の苦悩。そうか、俺も罪作りな男だったわけか。小学校時代俺に一度も相撲でかなわなかったYクン。今更ながら謝るよ。キミもなかなか強かったよ・・・。 【恭人】さん 10点(2003-11-21 13:16:44) 52.サリエリはモーツアルトの音楽を愛していた。父親からの影響についても、気付いていた訳であるから、彼の言動が人間性の下劣さからきているものでないのはなく、モーツアルトも複雑な事情や背景を持つ青年であることには勿論気付いていたはず。そんな彼から生まれた音楽を愛し、認めていたサリエリが心底彼を憎んでいたとは考えがたい。むしろ、モーツアルトという人間自体にも少しづつ理解を示し始めていたのでなかろうか。しかし、憧憬に比例する嫉妬の炎と愛に比例する狂気は抑えきれず・・・。初めてモーツアルトという自分が憧れ、愛し続けてきた才能にじかに触れ、彼を理解できた最初の時が、彼との最後の時になってしまった。もはや、モーツアルトを殺そうと思って作曲させていたのではなく、その才能に触れた喜びで、サリエリ自身夢中になってしまったのではなかろうか。サリエリはモーツアルトを愛していたのだと信じたい。 【犬】さん 10点(2003-11-11 00:52:16) 51.いい映画を観た!という一種の達成感(?)みたいな感じを味わえる映画だとおもいます。決して暗い映画ではないのに、いろいろ考えさせられました。こういう人の内面のドロドロみたいなの大好きなんです。自分も、才能云々で悩んだ時期があったので(若かったなあ)心にくるものがありました。衣装とか、小道具とかも、すごく豪華ですごいし、主人公二人の演技もよかったです。もちろん音楽も。ただ、聞いたところによると、サリエリというのはイタリアでは国を代表する有名な作曲家で、決して凡人だったというわけではないんだそうです。まあ、どうでもいいことなんですけど。 【しゃぼんだま】さん 10点(2003-11-03 15:11:26) 50.天才の狂気と凡人の狂気。凡人である私はサリエリに感情移入しまくり(秀才も天才の前では凡人と同じ)。「何故、私じゃないのか?」と嘆く彼は、まさに凡人の代弁者。 「別に凡人でもいいじゃないか」という考えも一面では真理だが、「別に私が天才でもいいじゃないか」との考えも真理のはず。天才には歯が立たず、しかし凡人として甘んじるには中途半端に才能が与えられてしまった苦痛。天才の天才性を理解できるがゆえの苦悩。凡人として埋もれてしまっても世界の損失にならない程度の才能。 凡人として生きて行くには、その苦悩を受け入れるか、始めからその苦悩も感じないほどに凡庸であるかのどちらかしかない。 「天才」との相関から、己の姿や生き様を考えさせられる傑作。 また長編ながらミュージカルと違って、オペラなどの演奏シーンもしつこくならない程度の時間配分にされていたりと、娯楽性を考慮し、万人に受け入れられる作品に仕上げられている事に感心する。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-10-29 20:22:34) 49.これはクラシック音楽や芸術がどうのこうのといった小難しい話ではなく最高に面白い人間ドラマなのだが、どうにも先に述べたような先入観がこの映画にはつきまとうのが残念。一時期、会う人全てにこの映画を薦めていたことがあったが、今では分かる人だけに分かればいいと思っている。生涯を通して見続けるであろう一本である。 【Copperfield】さん 10点(2003-09-27 08:35:34) 48.昔、高校の音楽の授業で見た記憶がある(笑) モーツアルトの笑い方が妙に頭に残ってた。今見ても充分面白い。テーマがすぐにわかるし、話の流れもよどみ無い。節々に出てくるオペラのシーンは結構長いので、疲れると言う人もいるが、そこが見せ場のひとつだと思う。 【りの】さん 10点(2003-09-08 13:37:32) 47.コレをみてモーツアルト曲が好きになりました。とにかく、おもしろい!! 【もう】さん 10点(2003-07-12 02:01:08) 46. モーツァルト実際は面白い人だったんですね、本に書いてあった人物像とはずいぶん違っていましたけれど、サリエリが口癖のように言っていた「凡人」という言葉が印象に残っています。 【呂布】さん 10点(2003-06-06 16:37:11) 45.これはホントいい映画。サリエリの気持ちが痛いほど伝わってくる。またモーツァルトはまさに「天才と狂気は紙一重」というとこを見せてくれた 【タイラー】さん 10点(2003-06-06 11:56:43) 44. 【しゅう】さん 10点(2003-06-02 23:49:01) 43.フォアマンは人間を描くのがえらく巧い。カッコーの巣の上でも素晴らしいが、リアルに描かれ過ぎていて、繰り返し観るには辛く、悲し過ぎるので、この作品をNo1に選んだ。モーツァルトにある程度興味を持っている方には、この作品のストーリーにはちと無理があると感じられると思うが、そこはフォアマンの力量で、歴史をも変えてしまおうかという勢い。選曲も良く、それが説得力をもたらしている。 【ももんが】さん 10点(2003-05-31 23:49:26) 42.いや~良かった!なんで今までこの映画を手に取らなかったんだろう?20年ほど前の作品という事も驚いた。私の中での主演男優賞はトム・ハルス!見終わった時に彼演じるモーツァルトが好きになっていた!笑い声が耳から離れない!彼の才能を信じる妻にも感動!あと、すばらしいオペラのシーンなど、1つの映画でたくさん楽しめた。 【オリーブ】さん 10点(2003-05-08 23:42:22) 41.「嫉妬」という人間の汚い部分を描ききっているところが素晴らしいと思った。どんなに努力しても勝てない相手っているものだ。サリエリに共感せずにはいられなかった。モーツァルトの奇人変人ぶりもなかなか良かった。あの笑い声・・忘れられません。 【稲葉】さん 10点(2003-04-28 01:17:38)
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