みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
2.ああ、これこそ映画だ。 逆ニュー・シネマ・パラダイス 現実は映画であり。 映画が現実。 語られる全ては映画のようで現実で。 台詞は50年のときを埋めるのではなく、 50年のときをなぞる。 空想した映像から覚めると 新たな入居者がきて映画について問うてくる。 2CVでスピードを出してドップラー効果の中でまどろみ 詩はとめどなく流れ出る。 死ぬ時は一緒でいてくれるか? 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-12-05 23:49:03)(良:1票) 1.どんなに時を経ても変わらないもの。そして時の流れと共に変わりゆくもの。 「不易流行」という言葉がありますが、本作を見ていて思い出した言葉です。 時は止まることなく流れてゆき、人間、誰もが年をとる。しかし、若い頃の鮮烈な思い出が心の中で色褪せることは無い。 名匠ルルーシュは既に80歳を超えている。そして1966年に男と女を演じた2人は90歳近くになっている。 ルルーシュの盟友であるフランシス・レイは既にこの世を去っていますが、 あのメロディもまた全く色褪せることなく、53年前と変わることなく本作を彩っています。 90歳近くなった男と女のロマンス。2人が出会った53年前の姿が時折あのメロディに乗せてフラッシュバックされる。 その53年前の2人を演じているのもまた本作の2人。そう、1966年の「男と女」です。 あの男と女の53年後の物語。本当に奇跡のような映画を見た思いです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2021-02-22 20:51:52)(良:1票)
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