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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.オリジナルは、大河内傳次郎、喜代三(きよぞう)、沢村国太郎、花井蘭子、これらの役者の芳醇な雰囲気、そこに山中の省略技法、間接的表現、さらっと射し込む心象風景、これらの演出が加わり見事に涼しくリズミカルな喜劇に昇華した、と見ております。で、本作です。まず豊川悦司、熱演も少し演技が飽和したようで、大河内にはあった“遊び”のなさが気になります。和久井映見、芸者であり小唄の歌手であった喜代三と比べるのは可哀そうですが、艶っぽさが少し足りないかな~。野村宏伸のとぼけた雰囲気は、沢村国太郎をかなり忠実にトレースしたようですが、どこか線の細さを感じさせ物足りないです。麻生久美子は、花井蘭子の飄々とした感じからすると、逆に存在感がありすぎるかな。という具合の役者陣に、太刀のシーンやラストの感傷的なシーンが大幅に加わっているものですから、どうもギッコンバッコン。それと明らかに浮いしまっている合成効果音、多用される大仰なBGM、これらはそのシーンの雰囲気を映像で感じる楽しみを観客から奪っているとしか思えません、です。これを見た後、また山中版を見たのですが、ロングショットの構図、縦の構図、やはり生き生きしておるね~。 【彦馬】さん 6点(2004-09-23 00:17:33)(良:3票)
1.どっちかっつーと無口で大人しい役の方が似合いそうなトヨエツと和久井映見が、威勢よく啖呵を切りまくる! 見ててこんなに不安を誘うものもない。いや、二人とも堂々と役をこなしているんだけども、果たして映画の最後まで演じきれるのか、もしや途中で「もう限界です、こんな役、自分に向いてません」とギブアップするのではないか・・・。他にも、屋内シーンが、天井に蛍光灯が釣り下がっているのではないかと思うほど異常に明るかったり、子供のアタマが強烈なまでにカツラっぷりを示していたり、ロケのシーンでは異常なまでに「まとめ撮り」っぽかったり、不安な要素が次から次へと。オチオチ安心して映画を見ていられない、このスリル感。どうやらワザと変なテイストにしているらしい。らしいのはいいけど、引き締めるとこはちゃんと引き締めてくれないと、ただの手抜きに見えてしまう。だもんで、リメイクとしてもパロディとしても物足りない感じは否めません。ところで、変に大仰なバカっぽいシーンになると、つい「最近のチャン・イーモウっぽいなあ、うはははは」と心の中で笑ってしまいます。意外な映画同士が意外な接点を持っているものですな。うははは。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-04 03:42:34)(良:2票)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
17人 |
平均点数 |
5.94点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 5.88% |
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3 | 1 | 5.88% |
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4 | 1 | 5.88% |
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5 | 3 | 17.65% |
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6 | 4 | 23.53% |
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7 | 5 | 29.41% |
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8 | 1 | 5.88% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 5.88% |
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【その他点数情報】
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