みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.野性味あふれるロバート・デ・ニーロはいい感じ。音楽もさすが。しかし全編を通じて、疑問や違和感を拭えませんでした。そもそもなぜ宣教師たちは、わざわざ遠い異国に来て、しかも断崖絶壁をよじ登ってまで先住民に布教しようとしたのか。キリスト教的善意なのか、組織の一員としての使命感なのか、異教との競争だったのか、そのモチベーションの源泉が理解不能です。 しかもその行為は、先住民にとってけっしてプラスばかりではないはずです。欧州の先端技術を伝えられることと引き換えに、自らの宗教・文化・伝統まで破壊されることになるので。当然、それを悲しんだり抵抗したりした先住民もいたはずです。ところが本作では、布教活動は全面的に善行であり、先住民の全員がすっかり洗脳されたかのような描き方でした。ちょっと気持ち悪いです。 キリスト教の被布教国の末裔の1人としてあらためて思うのは、やはり徳川家康は偉かったということです。キリスト教を全面的に禁止し、ついでにスペイン・ポルトガルとの関係も絶ち、布教活動をしないという条件付きでオランダとだけ細々とつき合う。おかげで科学技術は大幅に遅れましたが、260年にわたる天下泰平の世が実現したわけで、その先見の明はすばらしいの一語に尽きます。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-18 01:39:52) 7.真面目に作られた真面目な映画。見応えもある。 惜しむらくは、キリスト教賛美という芯が強すぎることか。でもそれは仕方ない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-29 10:36:25) 6.確かに良い映画だとは思うが、少し物足りない。滝を活かした撮影や、E・モリコーネのスコア、J・アイアンズやデ・ニーロと申し分無いのだが、少し退屈な場面が多かった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-26 19:24:21) 5.落ち着いて考えると、白人のエゴが見えて面白くない。が、ガブリエル、メンドーサそれぞれの信念と生き方には心を打つものがあった。それにしてもエンニオ・モリコーネの音楽は凄い。凄すぎる。 【フューチャー・イズ・ワイルド】さん 6点(2004-04-18 02:04:06) 4.西洋人の、西洋人による、西洋人のための作品。結局自分たち自身はもとより、インディオもキリスト教も救いえていない。正義と信仰の対比も図式的で深みがない。ロバート・デ・ニーロは素晴らしい俳優だが、この作品にかぎっては、かれの色が強く出すぎて、観るものに無益な安心感を与えてしまっているような気がする。無名の俳優を起用すれば、興行的にはだめでも、作品の問題提起はもう少し明瞭に描きえたのではないだろうか。もっとも、無理な注文だとは思うが。。。 映像はきれいでよい。 【バッテリ】さん 6点(2004-01-19 20:44:35) 3.組織としては批判的に描かれているとはいえ、肯定的に捉えられている、未開人の開放=善行というキリスト教(イエズス会)感にはやはり違和感があります。音楽や描写方法はいいんですけどね。 【Nervous】さん 6点(2003-07-04 03:33:42) 2.内容は悪くはないけれど今一かなと。要はキリスト教の批判なのでしょうか、問いかけで終わらせてしまっているので物足りなかったです。歯切れが悪いというか、製作側の自己満足なのか、パッとしなかったです。しかしモリコーネの音楽は素晴しい! 【じふぶき】さん 6点(2003-06-03 14:17:07) 1. 脚本はアルトマンではなくて確かロバート・ボルトだったと思いますが…。本作は1986年カンヌ映画祭パルム・ドールに輝いているが、どうにも個人的には好きになれない。パットナム&ジョフィのタッグは前作「キリング・フィールド」の余勢を駆って制作したのだろうが、欧米人のキリスト教至上主義とゲスな優越感がハナについて仕方なかった。主役のジェレミー・アイアンズが又あんまり好きな俳優でなかったコトも大きい。ポルトガルを悪役にしてるが、実際イギリスもそれ以上に卑劣極まりない行為を世界各地で行ったにも拘わらず、この責任転嫁ぶりは…如何なものだろう?インドやスーダンや南アフリカを舞台にした謝罪映画でも作れば少しはマシだったかも。イグアスの滝に6点。 【へちょちょ】さん 6点(2003-03-06 13:37:26)
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