みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
274.高校生の頃授業をサボって公開初日の初回を見に行った。すっかりひねくれもんになった今ではありえん話しだがお陰で何の予備知識も無しに見れたことは非常に幸運だったと思う。自転車が飛ぶシーンでは文字通り感動で身体が震えた。優しさと勇気と友情を夢とスリルとユーモアで表現したこの映画に私としては何処にも文句を付けられない。またいかにもアメリカらしい物であふれかえった部屋(エルビス・コステロのポスターが!)、ウォークインクローゼット、BMX、宅配ピザなどにも憧れを抱いたものだ。「ファック」も「シット」もない。けど単に脳天気なだけじゃない。ケストナー等の児童書にも通じる子供にも安心してみせられる良い映画だと思う。 【黒猫クロマティ】さん 10点(2003-12-18 11:23:34)(良:5票) 273.今回あらためて見直して、ETに意思が通じると分かった主人公の少年が、身の回りの日用品やなんかを「これは何々で、これはこんな風に使うもので…」と夢中になって教えようとするシーンで涙がこみあげてきた。ああ、ひとりっ子や、友だちのいない子どもって、ようやく仲良くなれる相手を見つけたときに、こんな風に自分の知っていることを教えてあげようとするんだよな。もっともっと自分を分かってもらおうとするんだよな…。そんな、多感で孤独な少年期の”こころ”を描かせたら、スピルバーグの「天才」に優る者はいない。そしてこの作品は、そんな彼の最も彼らしい良さが発揮されたものだと思います。そう、彼の映画は、見かけの派手派手しさや娯楽性の裏に、いつもそういった純粋なイノセンスが息づいている。それはとても傷つきやすく、しかし、キラキラと輝いていて、あやうさと美しさがひとつになっている…。トリュフォ-監督がスピルバーグのことをあれほど”評価”していたことも、きっと彼の内にもう一人の自分を、「アントワーヌ・ドワネル」を見たからでしょう(この『E・T』が世界中で大ヒットしたからといって、それだけで批判するなんて向きはナンセンスだ。それだけこの映画が「幸福」だったのだと、祝福してあげようじゃないか。もうひとつの、同じ《主題》を変奏した『A・I』が、どこまでも「不幸」だったのに対して。しかしぼくは、どちらも大好きです)。今さらながら、満点献上。 【やましんの巻】さん 10点(2003-06-30 13:46:25)(良:4票) 272.サバービアだね! 【k】さん 8点(2004-02-03 15:30:52)(良:1票) (笑:1票) 271.E.T はただもうE.Tだから10点。公開時、映画館で流した高校時代の自分の涙に10点。いっしょに見に行き、あきらかに泣いていたにもかかわらず上映後「泣いてない」と言い張った袴田君に10点。 【あばれて万歳】さん 10点(2003-11-18 00:33:18)(笑:2票) 270.子供の頃、映画館で立ち見で見て以来2度目の鑑賞かな。 そういえば、当時ガチャガチャでE.Tの頭の部分の、出来の悪いフィギュアが出たので、自分の部屋に飾ってました。 小学校では友達同士で「人差し指」と「人差し指」を合わせて、「ET」「ET」と言い合うポーズが流行ってました。 さて、映画の内容は、記憶の中の物とは少し違っている部分も有りましたが、この作品の素晴らしさを感じられました。 最後のほうは強引なシナリオではあるものの、スピード感もあり、心温まる良作でした。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2020-12-26 02:46:11)(良:1票) 269.この映画は子供向けなのか?大人向けなのか?子供の頃劇場で見て、学生の頃にTVで見て、大人になって衛星で(アニバーサリー版)見て、この度17年ぶりに再見。子供や学生時代は正直面白いとか感動した印象はあまりない。こんなの子供向けの幼稚な映画じゃん!という大人ぶったイキがった気持ちがあったのかもしれない。 大人になって見ると、子供目線と大人目線の両方で見る事が出来て、大人への不信感を理解できる大人という見方が出来るようになる。子供の純粋性というのは子供には理解できないし、純粋性を失った大人になって初めて理解できるものなのかもしれない。(ちなみに、子供の残酷性は残酷性を持った大人になって理解できるのかもしれない) そして更に年を取って見ると、大人目線の比重がより高くなる。大人と言っても多種多様で、子供に銃を向けてもいいと思う大人も居れば、子供は常に守るべき存在であると思う大人も居れば、子供の心を持ち続けている大人も居いるという事がわかってくる。たぶんスピルバーグもこの辺の逡巡があって、アニバーサリー版を製作したのだろう。他方、冷めた見方をすればストーリーはたいしたことないし、映像と音楽の一体化したパワーで引っ張っているだけとも言えなくもないが、映画を総合芸術と位置づけるのであれば、それはそれでいいのかもしれない。 今後さらに年を取って見る事があるのかもしれない。その時はどういう印象を持つのだろうか?映画は見る年齢や時代状況によって見方や解釈は変わる。子供の頃にこの映画に出会って、自身の成長と共に解釈を変えつつ一本の映画を見続ける事ができるというのはたぶん幸せな事なんだろう。だから「ここ何年間で最高の作品」とか「1年で一番の映画」といった評価は難しいように思える。そういう意味では稀有な作品であると言えるのかもしれない。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-31 01:43:12)(良:1票) 268.いい歳して最近見たんですが、いい歳して最近見る映画じゃないことは断言できます。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-09-12 08:51:46)(良:1票) 267.夫がこのビデオを借り、子どもと観ているのを見て「しまった・・」という敗北感を覚えました(変な競争心やね)。 どなたのおコトバなのか無知なのですが、娘が小5の時の担任K先生が引用なさってまして・・→→最近の子どもには”3間”(時間・空間・仲間)がないそうです。空き地で見知らぬ子に声をかけたり、泣いている子を送って行ったり、そんな経験はほとんどなくなりました。3間を奪ったのは私たち大人のエゴでもあるでしょう。せめてもの罪滅ぼし、と言っては自己弁護かもしれんけど、雨降りの休日などにはこういう作品鑑賞、とってもいいのでは?と思います、文句なしの満点。 【かーすけ】さん 10点(2004-05-05 20:46:29)(良:1票) 266.小さいころ観たんやけど、おもしろかったな~。夢があって。自転車が飛ぶシーンは確かにえーなー。音楽もあってるし。名シーンやと思うで。でもUSJ行くと同じアトラクションあるんやけど、自転車型の乗物にのって同じよーに飛ぶねやんか。誘われて何回かのったけど、おもろいんやけど、ちょっとはずかしかった。年とったんかな~、それとも純粋さがなくなったんかな~。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-02 01:56:10)(良:1票) 265.映画が「おもしろさ」だけを求められた時代にあって、これ以上ないほどその点だけに特化した、そういう意味では非常に素直な売れセン映画。あまり魅力的とは言えない容貌のE.T.が、ヘタな英語で一生懸命「カエリタイ」と訴える姿が、「可愛くない可愛さ」という新たな価値観を生み出した。彼と子供たちとの心の交流を軸に、ラストは子供で泣かせるというあざとさでは他に類を見ない作品だが、幼少期にこの作品に触れた世代に対しては「異端を認めなさい」という非常に明快なメッセージが素直に受け入れられ、強い影響を与えたと思う。そういう意味では、特に脳天をカチ割られるような衝撃を受けたり、人生における新たな境地を見出すような作品ではないながらも、かなり幅広い世代にとってある種の価値観を植えつけるサブリミナル効果があったことは否定できない。実はこういう作品にこそ、人って影響されていたりするんですよね。 【anemone】さん 7点(2003-12-03 23:06:29)(良:1票) 264.大学生の時に近所の図書館で上映されていたので観て泣いてしまった。まわりは子供ばっかりだったのに・・・。なぜかなぁ、妙に熱いものがこみあげてきたんだなぁ。俺も母子家庭だったため、E.T.に兄弟や父親といったものを重ねて観てしまったのかもしれない。気がつくとあの醜悪な顔がとてもかわいらしく、そしてあたたかく感じられてくるんだよね。 【恭人】さん 9点(2003-11-21 15:18:02)(良:1票) 263.大好きです。大人も子供も楽しませてくれるファンタジー。スクリーンで見たときも、ビデオで何度も見たときもやっぱり同じところで泣ける。まだ心の純粋な子供はたとえ異形の宇宙人であろうと友情を守ろうと奮闘する。その友情物語に心から感動。 E・Tの造形も動きも可愛くて大好き。本当に何度見ても飽きない。 【キリコ】さん 10点(2003-02-07 21:02:11)(良:1票) 262. 地球へ来た宇宙人が地球の(つーかアメリカの)子供達と美しい友情を育む、というコンセプトのSF映画は以前には殆ど皆無だったことを考え併せれば、本作の有する歴史的意義も決して軽視されるべきものではない。全米興収1位が或る程度それを裏付けている。スピルバーグは商魂逞しい反面、子供っぽく理想に走る無邪気さも持ち合わせている希有な存在。本作の場合、それが吉と出たのだろう。個人的にはE.T.に魅力が感じられず(ぶっちゃけ気色悪い)、ストーリーには今イチのめり込めなかったが。だからと言って歴史的意義まで黙殺するほど見境無しではないつもりである。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-15 01:49:48)(良:1票) 261.この作品を褒めようと思えばいくらでも褒めれるし、ケナそうと思えばいくらでもケナせる。ただこういう日本人だと照れてとても言えそうにないようなテーマの作品(まず日本では企画として通らない)を、スピルバーグは堂々としかも感動的なエンターティンメントに仕上げてしまう。その点だけはどうしても評価しておかなくてはならない。ただ彼の実力からして、本作は最良の作品ではあっても、最高の作品ではないように思う。ヒッチコックじゃないけれど、最高作は常に“NEXT”を目指して欲しい! 【ドラえもん】さん 10点(2001-02-10 00:35:54)(良:1票) 260.現在43歳、自分が1歳の時に公開された映画史上においてあまりにも有名で、世界中から愛されるSF映画を、初めて鑑賞することになった。 年末年始、地方のスクリーン事情では、あまり目ぼしい劇場公開作品が無くて、特別上映されていた本作が2025年最初の劇場鑑賞作品にもなった。 何よりも、この映画の“初鑑賞”を劇場で、しかもIMAXで体験できたことは、個人的な映画ライフのトピックスになり、とても幸福なことだったと思える。 多感な少年が、迷い込んだ異星人と出逢い、友情を育み、大人たちの干渉から逃れ、自転車で宙を駆け、感動的な別れに至る──そんな物語。 “初鑑賞”とはいえ、真っ当な映画ファンのはしくれとして、本作がどういう作品なのかという「情報」は、ほぼ熟知してしまっていたと言っていい。 おおよそその“知識”通りに映画は展開され、様々な場面で何度も目にしたことがある有名な数々のシーンを、映画鑑賞として初めて観た。 分かりきった展開、見覚えのあるシーンの連続であるにも関わらず、映画そのものへの愛おしさに溢れる世界観と、クライマックスの高揚と感動に対して涙が滲んだ。 CG以前のクリエイティブによる異星人の造形は、文字通りに“魂”を吹き込んでいる。 決して生命を表現する物体としてリアリティがあるわけではないし、精巧なわけでもない。 それでも、少年と出逢い、心を通じ合わせる“E.T.”には、キャラクターとしての息吹があり、この映画のテーマをちゃんと成立させている。 今や、実際は存在しないものを映像世界の中で息づかせ、“登場人物”として成り立たせることはあたり前のことであり、“人間”の造形すらCGやAIに取って代わろうかという時代だけれど、その映画史的な文脈の発端には、この映画が確実に存在するのだろう。 スティーヴン・スピルバーグの映画の中でも、特にファンタジー性に溢れ、どちらかというとウェットな映画世界に見える。子どもから大人まで楽しめるファミリームービーであることは間違いない。 けれど、少し俯瞰して作品を振り返ると、やはりそこにはスピルバーグ監督ならではの少しドライな“視点”も含まれていたように感じる。 特に印象的だったのは、作中での“大人”の描かれ方だ。 本作では、終盤に至るまで、主人公の母親以外の“大人”は「表情」が映し出されない。迷い込んだ異星人の足跡を追う者たちや、学校の教師など、確実に意図的にその顔を映すこと無く描かれている。 それは、子どもたちの視点から見た大人たちに対する不穏さや、ある種の恐ろしさを表現すると同時に、子どもたちも、大人や社会に対して理解せず、狭い世界観の中で生きているということを表していたように思える。 表情を隠された大人たちの言動は、一方的で横暴なように映っていた。しかし、終盤に入り、彼らの表情が見えてくると、当然ながら彼らもそれぞれの理念や信念を持って対応しているということが伝わってくる。 主人公をはじめとする子どもたちは、異星人との交流と同時に、大人たちの「表情」から伝わる葛藤や苦悩にも触れ、成長をしていく。それは本当の意味で、“未知なる世界”へと視界が広がったことへの証明だったのだろう。 子どもたちと大人たちの関係性を一方的で類型的な描写に留めず、客観的な視点によって描き出した様が、とても印象的だった。 それはまさに、先日鑑賞したばかりの「フェイブルマンズ」で描かれた、スピルバーグ本人が自身の家庭環境を俯瞰して捉える様に通じていたと思える。 ストーリー展開的には全体的に大雑把で、なぜそういう展開になったのかと疑問符が生じる場面も多々あったことは否めない。 ただそういう粗削りな側面も含めて、大巨匠が映画史における新たな時代を作り出そうとする黎明期の作品であることを感じさせた。 あ、あと主人公の妹役のドリュー・バリモアが天才少女すぎた。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-01-27 17:37:23) 259.スピルバーグの代表作に挙げられるのに平均点が低め。 王道のジュブナイルものに相応しいジョン・ウィリアムズのスコアが名作たらしめているのが大きく、 ストーリーに説明不足と御都合主義が目立つ。 その欠点をスピルバーグの演出で破綻せずに済んでいるのだろう。 当時勢いに乗った30代半ばというのも大きいが、 その年のアカデミー賞で作品賞・監督賞がお預けなのは納得な気がする。 【Cinecdocke】さん [地上波(字幕)] 7点(2020-10-09 23:34:53) 258.当時、もの凄く盛り上がって絶賛されていた映画。 好きな人はとても好きなようだが、個人的にはそれ程でも...と思っていた。ただし、やはり当時はそれも言い難い雰囲気だった。 まあ飽きないで観られる作品ではあると思う。 【simple】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-01-12 19:28:51) 257.意外だったのは、とても「暗い」作品であること。冒頭から夜の屋外のシーンが続くし、家の中でも灯りがついている場面はあまりない。E.T.を追ってくる集団は、意図的なくらいに顔を見せなくしている。この辺が、押し入れの奥でも洞窟に見えるみたいな子供視点からの冒険心を確保し、作品に落ち着きを与えているし、ワーワー騒ぐだけのSFファミリー作とは一線を画している。一方で、E.T.自身の生態や能力といった点については、あまり作り込みがされていないのが難点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-03 01:55:36) 256.BSプレミアムでやっていたので、本当に久しぶりに見ました。 初めて見たのは、初公開から数年後のリバイバルで映画館での鑑賞です。 子どもと一緒に、家族そろって楽しめるSFファンタジーの名作だと思います。 徹底的に子ども目線なのがいい。あんなに簡単に当局の追跡をかわせるものではありませんが、それでいい。 自転車が宙に浮かび上がり空を飛ぶシーンの爽快感。その時の子どもたちの目の輝き。ジョン・ウィリアムスの心が躍るような音楽。 今、お金をかけてリメイクすれば凄いものが出来上がるだろうけど E.T.に関してはこのままで大切に置いておきたい、何故かそんな気がする映画です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-31 12:13:36) 255.E.T.ってブサカワイイ。 知的で超能力を持ち合わせるが、仲間とはぐれたり川に落ちて瀕死になるなど、かなりのドジだが愛嬌がる。 地球に来た目的が植物のサンプル採取って…何光年も離れた星でするんですかね? 昨今の地球侵略映画をみてるとほっこりしてくるわ。 全体を通してストーリーは薄っぺらいものの古き良きアメリカ映画が滲み出てE.T.を必死に匿う家族愛があります。 テーマ曲と自転車で空を飛ぶシーンはあまりにも有名で当時いかに一世を風靡したかがよくわかります。 幼稚だけど、良い映画。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-08 23:03:27)
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