みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
90.疾走感や躍動感、ほとばしる汗、そして人物そのものにもっとカメラはキッチリと寄るべきで、引きの長回しでいい画が撮れたなどと悦に入ってるようでは瞬きする間に終わってしまう青春の息吹などは撮れはしないんじゃないか。 高校時代の体育祭の対抗競技などを思い出しても、もっと激しかったし、痛かったし、悔しかったし、嬉しかったぞ。 後半、彼女達の顔つきが少し変わったように見えたがまだ物足りない。 ストーリーがシンプルなんだから一人一人をキッチリ描く余裕はあったろうに・・。 過去を引きずるコーチの登場もどちらかといえばマイナスに働いた。 コーチは鬼コーチでいい。 イヤというほどしごかれて、試合が終わって抱き合って泣く。 そこに彼女らの喜怒哀楽と成長をしっかり絡めて描けばもっと心に残る作品になっていたと勝手に思う。 一見どこにでもあるようなストーリーでも人が変われば熱の形も変わる、そしてそれがオリジナリティーになる。 この作品にはそういった青春の、「うなされる様な熱」が足りなかったように思う。 【Beretta】さん 6点(2004-07-06 02:18:11)(良:4票) 89.ノスタルジーに浸れないと見られない映画。 自分にそういう趣味はないので無理だった。 話が間延びしてるから、部員たちがいつまでたっても日焼けしない、筋肉つかない、漕ぎがうまくならない(全身使えてない)とかが、気になって仕方がない。 それと主人公が創部したのに、全然責任感がないのがどうにも許せない。 大勢の人に助けてもらってきたってことが映画上でもちゃんと描写されているのに、なんの感謝も感じない人物像には付いていけない。 点数は、美しい瀬戸内海の風景に対して。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-10-31 03:01:19)(良:2票) 88.前半のゆるい(でも丁寧ではない)展開に閉口。後半ボートレースが本格化してテンポが生まれるが、結局何が言いたいのかわからないままエンドマーク。「あんたらが嫌い」といってやる気のない中島朋子がなぜ豹変するのかもまったく説明なし。評価の対象にならない、単なるご当地盛り上げ映画という感強し。映画よりもテレビドラマで個々人のエピソードを積み上げたほうがよかったのでは。(実際そうだったようだし)。高校生活を描いたこの手の映画が高評価になるのは、受け手側が勝手に自己の体験を重ね合わせて、映画に足りない部分を過剰に補うためと思われる。 【satoshi】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2008-02-04 12:59:58)(良:2票) 87.廃墟と化した部室。そこに残された一枚の写真から過去に遡るというノスタルジーあふれるプロットが素敵です。たぶん、ありふれた演出なのでしょうけど、個人的にはこの冒頭部分が凄くいいと思いました。キャメラもうまいです。寄りの画を避けながら、なるべくピンで人物をとらえないように配慮しているかのような客観的な視点。2人のお芝居では2人がフレームに収まるところまで、5人のお芝居では5人全員がフレームに収まるところまで、キャメラがちゃんと引いていきます。これによって背景が画面に映り込みやすくなり、素朴な田舎の風景のもつ優しさのようなものが存分に映画に取り入れられているところもとてもいいです。高校時代に部活に打ち込む。この自己を投影しやすい素材も見逃せません。。。。僕の場合はサッカーでした。小学校の時からなかなか一生懸命取り組んでいたのですが、高校になって、1年生の夏に退部してしまいました。やめる時に顧問の先生に「きっと後悔するぞ。いつでも戻っておいで」と言われたんですが、結局、戻らず。そしてそのことを今ではやっぱりとても後悔しています。バッティングセンターでの悦子のように、「自分にはボートしかない」と思えなかった。だからこの映画のラストのような、あんな瞬間は、自分には訪れなかった。。あらら、なんとなくさえない高校時代。でも、こんな後悔もそれはそれでしょうがないか。。。学校帰りにうどん屋さん。この地方ではやっぱりうどん屋さんが多いのかな?あんなふうになんか帰りにみんなで食べたりして。あんなことしてたよね。。。。自分の青春期を思い出し、誰かに話したくなる。そんな映画です。そして、何より、未来へ向かって「がんばっていきまっしょい」です。 【スロウボート】さん 8点(2004-06-19 16:05:27)(良:2票) 86.青春映画は、青春を終えた人には郷愁の物語だ。でもそれは今現在が青春の人には味わうどころではない。老人はたいがい郷愁に生きざるを得ない。40代・50代の人の現在も老人には郷愁となる。自分の普段の生活に対して涙腺ゆるまれるのは、若者もいい迷惑だろう。たまにはこんな映画もいいが、すべての映画がこんなだったら嫌だ。 【みみ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-10 21:07:04)(良:1票) 85.田中麗奈、死んじゃうかと思ったよ。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-04-05 22:35:38)(笑:1票) 84.大人しそうなヒメが声を嗄らすほど絶叫し、やる気のないイモッチは手のマメが潰れて血が噴き出すほどオールを漕ぐ。少女たちのそんな姿が眩しい。70年代を舞台にした青春映画の傑作。彼女たちはどんな大人になったのだろうかと考え、自分にもあんな時代があったのかと郷愁に浸る。田中麗奈が初々しくて可愛い。リーチェの主題歌も素晴らしい。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-10 22:27:18)(良:1票) 83.興味なかった祭に参加してみたら意外に楽しめたし、ちょっと興奮しちゃった、て感じ。人生を感じますね。 こういった文芸は、始まりの動機の無さと祭の終わりを惜しむ(もしくは終わりを予感させる)描写が肝なんだ、と学習。あまりひとつの要素をクローズアップしないで、のっぺりと進行する感じがこの年代を表すのには適してるんですね。 この時期も、この命さえもいずれ終わる・・・諸行無常。 儚いからこそ何かを見付けようとするんだな~、としみじみ。 【カラバ侯爵】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2007-09-06 08:57:31)(良:1票) 82.スンバらしい映画でした。田中麗奈の映画は、最近の作品から戻って観ていったので、この作品が最後になったけど、一番良かった。設定が70年代というのも自分より昔の話だけど感激。ボートのオールの動きが芸術的だし、人間の大切な何かを表現しているようにみえた。是非オススメの一本。で、田中麗奈の演技もブラボー。昔から美形だったんだぁ、とうなずかされました。あと、瀬戸内海は綺麗。この地方の方言もやわらかくて好き。音楽もよかったね。 【ボビーK】さん 9点(2004-05-16 23:28:48)(良:1票) 81.ひたむきにがんばることの素晴らしさ。瀬戸内海の美しさ。ノスタルジー。僕はもうあの頃にはもどれない。あんなに必死に打ち込んだこと、あったかな?青春の日々、僕は何を感じ、何をしていたのだろう。もう遅いのかな?「ほれ、次の球くるよぉ」。そんなことないですね。次に来る球を打てばいいんだ。胸がキュっとして、少し元気にしてくれる秀作。 【ぷりとさね】さん 7点(2004-05-04 10:53:20)(良:1票) 80.つまらん、と思える人生でも「キャッチ、ロー(? rowのこと?) 」水面を一掻き一掻き進んで行けばいいんだよ・・と教えてくれているように感じ、涙が溢れました。5人それぞれの設定が良かった、上手と言えない演技の”間”がかえってのどかで純朴な感じを醸し出してます。競争相手の顔さえ映さないところが私はお気に入り。気になったのは、共通一次スタート世代にしては、勉強との両立に苦しむ描写が弱い、ということ。運動部とはいえ進学校はもっとピリピリしてんでは?と思いました(国公立に行けなかったほぼ同年代:私のヒガミかも)。 「おばあちゃんも連れてって」桜むつこ(?)のセリフ私もいつか言いたいわぁ。 【かーすけ】さん 8点(2004-03-12 21:02:52)(良:1票) 79.冷静になって考えてみると、そんなに絶賛するほど面白い話でもなくて、普通に物語が進んでいくような感じの普通の作品。でも、ちょっと冷静では居られない視覚効果。決して演技が上手いとは言えないけど、責める気にもなれない視覚効果。とりあえず視覚効果。これ男5人だったら、もっと点数低くなると思うけど・・・。真面目に評価するなら、題材にボートを選択したのが正解だった。なかなか息の合わない5人を見ていてイライラしつつ、次第に息が合ってくると何故か見ている自分まで一緒に漕いでる気分になってくる。まさに一体感。普通に感動できます。 【もとや】さん 8点(2004-03-10 14:29:26)(良:1票) 78.よかった~邦画ってこういう雰囲気が漂うから好きです。私自身、高校卒業を控えている身なので、この時期にこの映画を見れたのが幸運でした。悦ネェが両想いの彼と自転車で2人乗りして帰るシーン・・・あ~切ない!ブルマとかあの自転車とかを見ていて、ものすごく時代の流れを感じましたね。仲間と目標に向かって練習に励むシーンでは私も一緒にオールを漕ぐマネをしていました・・・だって「キャッチ!ドー!」の掛け声が自然にそうさせるんですもの!ラストシーンで5人がそれぞれスローで映るシーンではウルウルきました。あのシーンは素晴らしいですよ。あと30年したらもう1度見たい映画です。 【未歩】さん 8点(2004-02-18 16:57:37)(良:1票) 77.たまたま映画で描かれていた時代(70年代後半~末)と同時代に似たような高校で学生生活を送ったので、ほんとうに懐かしい感じがしました。完成度や描写密度よりもむしろ「間」を味わう映画だと思います。その間はじつに絶妙。また、郷愁を感じさせるとともに、もう自分は若くはないんだという厳しい事実を突きつけてきた衝撃の映画でもありました(糸井重里氏も同じ理由から号泣したらしい)。リーチェの主題歌も素晴らしい。自分を見つめなおしたいときDVDで繰り返し鑑賞しています。いやそれどころか、ネットで中古のビデオ、サントラCD、フォトブックなどを買いまくりという事態にまで発展。「ひどお荒れとるもんですなあ」から「悦子、ファイト」まで、ほとんどすべての台詞を覚えてしまいました。『ニューシネマ・パラダイス』の泣き泣き台詞オヤジ状態です。「ツボにはまる」とはまさにこのことか。わが云十年の人生ではじめの体験です。この作品に関しては冷静に評することはできません。少なくとも今はこの作品だけがあればいいんです。嗚呼、あの日に戻りたい・・・ 個人的にはまったく文句なし。ためらいなしに堂々の10点満点です! 【バッテリ】さん 10点(2004-01-15 18:33:17)(良:1票) 76.青春期はたぶん客観では語れない。いつだって主観の中での青春の記憶はみずみずしく、いとおしく、楽しく、そして少し哀しい。 【kainy】さん 6点(2004-01-08 23:54:47)(良:1票) 75.いやぁ、まいったねどーも。オギヨディオラだけで5点はいく。女の子たちがみんな個性豊かで、狙おうと思えばいくらでも狙えるのに、全然狙っていないところが素晴らしい。あえて文句をつけるとすればラストシーンかな。あれはあれでとても素敵な終わり方ですが、もう一声なにかあれば、もっとよくなっていたと思います。 【コダマ】さん 9点(2003-12-05 08:07:06)(良:1票) 74.巨匠と言われるおじいちゃん達が撮る映画より、こういう映画の方がよっぽどいい。田舎が舞台の前向きな青春映画ってすごく惹かれる。田中麗奈も見事にオーラを消してるというか、素朴な感じの演技ですごくよかった。 【ブン】さん 8点(2003-10-21 18:19:06)(良:1票) 73.盛り上がりそうな青春系スポーツものだが、想像よりは地味に作られている。 これをいいと思うかそうでもないか、が評価の分かれ目になるが、個人的にはもう少し余韻の作り方があってもいいかな、と感じた。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-12-03 13:04:56) 72.よかったー! ぐっと胸に熱いものを感じる青春スポコン作品です! 最後のレースは胸熱!! 【へまち】さん [DVD(邦画)] 9点(2017-09-24 11:54:38) 71.田舎の女子ボート部の青春ドラマ。現代から見れば牧歌的で刺激の少ない青春時代なのだろうが、素朴な雰囲気、美しい映像(景色)、よい音楽によって、とても心に来る作品になっていると思います。松山の風物や昭和の諸々も嫌味なく取り込まれており、すんなりノスタルジーにも浸れました。 高校時代は長くはありませんが、感受性と若さに満ちているので、濃密な時間を過ごすことが可能な時代だったな、とかつての自分の部活時代のエピソードや友人たちの顔も思い出しました。 【クリプトポネ】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-08-16 21:35:11)
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