みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
38.かなり前に見た映画ですが、胸が引きちぎられるような悲劇に、思い出すだけで痛ましくなります。あまりにも悲しい名作ですね。 ソフィーが精神的に不安定なネイサンに添い続け、不自然なほど陽気な生活を送っていたのは、こんな悲惨な過去があったからなのかと、その心情を思うと本当につらくなります。 【wayfarer】さん [DVD(字幕)] 10点(2020-06-14 02:43:43) 37.突如キレまくるネイサン、どんなに突き放されてもついて行くソフィー、私がスティンゴだったらとっくの昔バイバイしているところだが、男2人と女1人の奇妙な三角関係は最初のうちはなんじゃらほいという感じで見ていた。ところがところが、ネイサンの情緒不安定にもソフィーの自虐的な言動にも深い理由があり、それが少しずつ明らかになるにつれこれはただならぬ映画だと痛感。そして極めつけは文字通りのソフィーの選択、これほど強烈な映画はなかった。辛いけども、辛さを超えて見るべき映画。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-01-19 19:48:58) 36.まーツラい。ツラい作品。想像しようとしてもしきれない。選べない。でもとても印象深い作品です。 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-09-26 16:28:59) 35.アウシュヴィッツ時代に迫られた「選択」があまりにもショッキング。一生癒えない心の傷を負った女性の物語だが、ネイサンがかき回しすぎな印象も少々。とはいえ映像、俳優陣など名画の風格に満ちた作品であることは間違いない。中でもメリル・ストリープの演技は「大女優」「名優」と言われる彼女のキャリアの中でも特筆すべきものに。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-16 18:31:30) 34.人間と人間との出会い、それぞれの人間が持つそれぞれの過去。 そして、それらの人間が交錯し、やがて別れが訪れる。 人間ドラマとして普通に楽しめるが、背景にドイツによるユダヤ人虐殺という重いテーマが広がっており、快い気持ちになれる内容ではない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2012-02-03 01:15:45) 33.序盤は人間関係があまりにも異様すぎて中々物語に入っていけず、ちょっと苦労した。 中盤からはヒロインであるソフィーの独白、主人公が聞き手という形で展開されていくが、 ソフィーは劇中で二度の選択を迫られる。これはじっくりと見入ってしまった。 全体的にはメリル・ストリープの演技が光っていた作品で、さすがはアカデミー主演女優さん。 何度も観たいと思わせるような作品ではないが、心にずっしりと残るドラマである。 【MAHITO】さん [地上波(字幕)] 6点(2011-08-04 15:56:36) 32.ナチスやユダヤ人迫害についてなら、他に演出の仕様があったのでは。残念ながら変なカップルの奇行にしか見えなかった。 【noji】さん [地上波(吹替)] 3点(2010-04-21 13:06:23) 31.ソフィーのいろいろな選択肢をみたスティンゴ、ともに歩もうとしたスティンゴとネイサン。3人のバランスとソフィーの苦悩、ネイサンの陰鬱、とてもよく描かれていて意外性もあって、メッセージも強かったです。心に残る映画になったと思います。「アリー」に登場していた弁護士役の「チビクッキー」がこんなところで活躍していたのは知りませんでした。 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 9点(2010-02-10 17:03:30) 30.みなさんもおっしゃっているようにメリルストリープの演技につきますね。変身ぶりはデニーロさながら。彼女には陰のある女性の演技が似合いますね。 重いテーマですが、それに深みをもたせることに今ひとつ成功していないように思えてしまいました。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-01 10:58:31) 29.反戦映画としては意味深いと思いますが、構成は彼女の体験を少しずつ披露されるだけですから・・・。 【カラバ侯爵】さん [地上波(字幕)] 4点(2007-12-30 15:30:50) 28.もうひとつ、入り込めませんでした。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-01 20:30:22) 27.後味が悪い…。最後の選択は悲しかったですけどもあの時に娘を選択してしまった時点でソフィーの人生は終わっていたのかな。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-28 21:30:12) 26.ある「選択」というテーマがまずあり、そこへ持っていくまでに恋愛やら収容所話やら精神病話やら様々な要素を絡ませて話を膨らませたといういかにも小説的な造りだと思ったら原作はベストセラー。話を並走させすぎて結局ナチの蛮行を描きたいのか、運命に翻弄される若者達を描きたいのか、どの話も中途半端で作り手のメッセージが見えてこず特別な感銘は受けなかった。選択シーンの衝撃が一人歩きしてしまっている感じがした。シンドラーのリストの10年前だという点は評価できるが薄い 【Arufu】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-08-27 17:32:35) 25.これまでに、いくつもの辛い選択をしてきたソフィー。しかし、最後の選択が一番辛い。 【STYX21】さん 7点(2005-01-04 22:47:19) 24.、、少し不確かな記憶で、いい加減なことを書きます、ごめんなさい。、、、、、この映画で20年近く印象に残っているのは、三人で、橋のところでシャンパンを飲んで、グラスを海だか河だかに放擲するシーンです。映画の主題など忘れ、、、、、あれがやりたいっ、京浜島かベイブリッジあたりで、、、、と飲んだくれると、そう思い、仲間を募っていたものです。もちろん、結局、実現することはありませんでした。、、、、、クリスタルのグラスは、キラキラ輝き、しかしこの瞬間にも割れてしまいそうな脆さを内包し、自分が心の中で大切にしているもの、あるいはどうしても捨てることが出来ない業のようなものを、象徴してくれるように思います。、、、、、あの頃、私は、海に投げ捨ててしまいたい、何か貴重なものを心に抱えていたのかもしれません。、、、、そう考えると、もしかしたら、ゾフィーにとっての過去もそのような存在だったのかもしれないと、今、思えてきます。単に忌まわしいのではなく、それが自分とどこか一体化しているというか、、、、、。そうであれば、あの放り投げられたシャンパングラスは映画の結末を暗示していたのでしょう。、、、、単にホロコーストをテーマとした映画ではなかったと、今になって思うのです。 【王の七つの森】さん 8点(2004-07-09 09:25:22) 23.この作品は扱っているテーマ(戦争・人間性)が衝撃的であり、そこにこの作品が惹き付ける要素であると感じます。僕は人間に潜む本性としては、ソフィーの選択もそもそもめずらしい事では無いのではないのかと思ったりします。(人間不信気味なので(^_^;))例えば幼児虐待のような行為には、戦争状態ではなくてもそこに虐待する側の選択があり、その事を虐待している側が心の重荷にも感じ、自暴自棄になってゆく。しかし双方への感じ方には隔たりが有り、戦争という仕方無いというあきらめのシチュエーションだとそれは悲劇として感じられ、幼児虐待ではそれは親の犯罪行為だと捉えられる。僕にはどちらも同じに感じられ、自分が外に見せている倫理観と反する側面を見てその事に自分で苦しむ事は結構通常ある事ではないかなと思います。なので僕はこの作品ではその事を結構綺麗にみせていて、ちょっとリアリティーに欠ける部分を感じました。しかし、作品自体は良いと思います。 【森のpoohさん】さん 7点(2004-05-26 21:57:35) 22.いろんな意味で衝撃的な内容でしたし、メリル・ストリープの暑苦しさが良い意味で発揮された適役だったと思います。ホロコーストについてはこういうふうに定期的に人々に思い出させる必要性も実際にあると思うので、そういう意味での存在意義もあります。母親として、人間として究極の選択を迫られた時のソフィの態度に、非常に深く考えさせられるものを残しました。私は賞取りクイーンのメリル・ストリープが実は大っキライなのですが、そういう私情を差し置いてもこの作品での彼女の仕事は高く評価せざるを得ません。彼女というより役が良かったんだよ、と自分に思い込ませようとしても、だったら誰が演じてもオスカーが獲れたのか?と考えたらやっぱり他の人ではあれだけの演技が出来たかどうかわかりませんので。好き、嫌いは別にして、やっぱり時代が認めるだけの実力はある人なんだと思います。この映画もまた、決して楽しい映画ではないし心暖まるものでも、幸せな気分になれるものでも全然ないですが、人生を少しだけ豊かに過ごして行くために、一度は観ておいて決して損のない作品だと思います。人生は選択の連続ですが、この作品を一度観ておくと、一見ささやかな我々の人生が、いかにつまらない選択で溢れているかを痛感させられたりします。そして辛い、しんどいと言いながら普通に生きている我々が、いかに幸福であるかを思い知らされる映画でもあります。だからこの映画は私にとって、イヤな映画ではあるけれどもやっぱり観ておくべき映画です。たまにはこういう映画もないと。 【anemone】さん 8点(2003-12-20 15:33:14) 21.かなり精神的に重くなる映画。メリル・ストリープの演技も見事だし、ベストセラーの原作を映像化した時に生じやすいカット割りの短さも感じなかった。国家的精神障害ともいうべきナチの優等思想とユダヤ系アメリカ人の個人的な精神障害に起因するふたつの選択を対比して描いてくれた。但し、すごい作品であることは否定しようもないが、芸術的意味での美しさは感じられなかった。すこしだけでもいいから希望をしめしてほしかった。 なお、個人的にはこの作品からユダヤ人以外の人々もナチの大量虐殺政策の対象になったことを教えられた作品でもある。 【TSUTTY】さん 7点(2003-12-20 11:01:54) 20.この世の中にこれほどの絶望の生があろうか。彼女には狂気という逃げ場さえも奪われているのだ。生きるということを決定的に引き裂かれ、それでも生きていかなければならない、それほどの地獄があるということに、僕らはただ息をのみ、言葉を失うしかない。 彼女はそれでも「不在」の神に祈りを捧げるのだろうか。「不在」の神とは、常に「沈黙」する神。「カラマーゾフの兄弟」でイワンが切々と訴える「永久調和の世界が将来達成されたとしても、それが何であるかを理解しえずに涙を流したまま死んでいった子供がいる以上、到底承認することができない」神でもある。もし、祈り続けられる勇気があったのなら、本当に狂気から目をそらさずにいられるのだろうか。 【onomichi】さん 9点(2003-10-18 22:55:45)(良:1票) 19.重厚な映画だ。メリルの演技には恐れ入ったぜ。人間模様もすばらしい 【たましろ】さん 7点(2003-10-17 00:56:06)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS