みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
36.初見。詩情溢れる湖の景色が脳裏に焼き付く作品です。ペラペラ喋りまくるキャサリン・ヘップバーンは元来苦手ですが今作は抑制されており嫌悪感はありませんでした。ヘンリー・フォンダがポツリポツリと吐く言葉に、老いての衰えは誰にも必ず訪れる事を突き付けられます。父と娘が抱擁を交わす姿に、父への憎しみが消えたのに亡くなるまで一度も抱擁どころか握手することもしなかった悔いが押し寄せてきました。 【The Grey Heron】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-08-03 23:57:27) 35.登場人物の年齢も合わなかったのか、観たときの自分の心境がマッチしていなかったのか、これといって感動が得られませんでした。沢山のアカデミー候補に挙げられたという理由も理解できず…。まぁ、人それぞれ好みがあるんですね。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-03-09 23:15:26) 34.ちょっとボケ始めたことを自覚し、心では弱っていながら頑固を通すジイサン。火を出して「ワシ、何しでかすか分からんな」なんてとこ、グッとくる。イチゴ摘みに行って(『野いちご』を意識してるのかな)道が分からなくなるとこの怖さ。それらを含む老夫婦の物語の部分は実にいいんだけど、ヒネたガキが素直になるとか、父と娘の和解とか、ドラマチックな部分になると急に嘘っぽくなっちゃう(というか現実の俳優親子のこと考えちゃって気が散る)。それまで四方に輝いていた人間性が、そのドラマの枠内だけになってしまったというか、しぼんでしまった。親子で怖がっている図なんか、そう悪くはないんですが。ゲームをしてても、つい真剣になってしまう、なんてよく分かる。冒頭の湖、草がゆさゆさ揺れて美しい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-06-13 10:24:36) 33.まさに「黄昏」という言葉がぴったりの、夫婦愛を描いた作品。 見所は別荘地の美しい風景と夫婦二人の演技。夫役のヘンリー・フォンダもいいが、 妻役のキャサリン・へッブバーンがとにかくうまい。以前から演技派だとは思っていたが、 プロフィールを覗いてみたら、この作品で4度目のオスカーを受賞した記録保持者らしい。 何気ないシーン、さりげないセリフで、これほどジーンとさせる役者は中々いない。 劇中の夫婦関係は日本の昔の夫婦にも相通ずるものがあり、 ある程度歳のいった人なら感情移入はし易いのではないかと思う。 キャサリンの円熟に達した演技を観るだけでも価値のある、大人の鑑賞に十分堪え得る作品。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-08-05 08:11:27) 32.こんな晩年を迎えたい。 【akila】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-19 12:25:35) 31.ヘンリー・フォンダが実際の自分をそのまま演じているような役柄で生きているのが不思議なように思える感覚で接してくる孫の少年とのやり取りの中で徐々に心のふれあいが高まっていくのが見事に描かれ、家族の絆の大切さが手に取るように分かる良作。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-20 23:29:01) 30.ようやく鑑賞することができました。おそらく誰でも、どの登場人物にも自分が投影されるところがあるのではないでしょうか。じーんときたり、にやっと笑ったり、ほっとしたり、深いセリフに納得したり。。。制作した娘の方が大人だったかもしれないですね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-14 00:20:27)(良:2票) 29.老いを正面から取り上げた佳作。ヘンリー・フォンダはこれまでのキャリアを併せて見事に一本、といった感じでアカデミー主演男優賞を受賞。いいもん見させてもらいました。キャサリン・ヘップバーンの方が実は力演していたのではないか、と思ったら、こちらも主演女優賞受賞。しかも4度目。さすがです。監督は「11人のカウボーイ」を撮ったマーク・ライデル。実に手堅いです。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-04-01 02:04:30)(良:1票) 28.確執の内容もよくわからないし、娘がイキナリ連れてきた子連れの婚約者ともスグに打ち解けて、頑固どころかopenすぎて、柔軟性の塊のように思えた。だから、多少憎まれ口叩く程度で、頑固者って設定にかなり無理があるように思え、単純に娘がワガママだっただけとしか思えない。死期が近づけばまた感じ方も違うのだろうが、内容的には面白みも深みもあまり感じられない。が、老夫婦の演技は見る価値があると思う。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-03-03 03:35:27) 27.これだけすごいキャストで製作されたら悪い点はつけられないのだけれど、あまりにも美しすぎてことのテーマとしては現実感に乏しい気がしました。でもでも、ヘンリー・フォンダさん、キャサリン・ヘップバーンさん、ジェーン・フォンダさんもなさん素晴らしかったですよ。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-02-10 09:46:41) 26.この映画を観たら 「老いることも、人生の楽しみのひとつなんだなぁ」と思った。 【りりあ】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-02-09 00:41:08) 25.(こういう見方は邪道かもしれませんが)頑固な性格も扱い方さえ分かってしまえば、簡単に付き合えるということが味わえました。私はジェーン・フォンダの顔があまり好きではないのですが、この役には合っていると思います。 【くろゆり】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-02-08 19:17:48) 24.観ている間、なんか不思議と心が安穏としました。 安心して観ることのできる作品です。 実際にも不仲だったフォンダ父娘が、本作を通して和解したというエピソードがとても素敵です。 映画ってやっぱり素晴らしいですね! 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-06 23:32:44)(良:2票) 23.フォンダ親子のための映画って感じですね。それにキャサリン・ヘップバーンまで出てるから映画の中の映画ってな雰囲気もする。別にひねりもなんもないストーリーだけど、頑固ジジイの気持ちもよく分かるしそれを理解しているエセルの大らかさもよろしい。でもジェーンとの触れ合いより赤の他人のビリー・レイとの触れ合いが多かったのがちょっと残念。遺作でオスカーを取ったヘンリー・フォンダは偉大です。 【M・R・サイケデリコン】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-09-26 11:21:58) 22.本日11/22=いい夫婦の日 に思いつくのはこれです。 欲とか得とか、日常の邪念などから解脱したわ、と意識する時まで(=枯れてから。笑)鑑賞するの取っておきませんか。感じ入り方がかなり違うと思いますです。 映像良し。音楽グルーシン♪もちろん良し。 淡ぁい(←「2046」キムタクさんの口調で御一緒にぃー。笑)色調で揃えた衣装、中でもヘンリー・フォンダの服が良し。 そのヘンリー扮するノーマルなノーマンの台詞で「暖炉へ落としてくれ」と振っておいて、後半で妻娘それぞれが池へ飛び込むシーンを持ってくる、なんていうサービス満点(笑)シーンを用意してあるとこなんか嬉しかったなー。 また私もtetsu78さん同様、めおとで掛け合う台詞に一番笑えた映画でした。 頑固亭主の取り扱い完全マスターのキャサリンヘプ婆さん(私は「招かれざる客」が一番好きかなぁ。)が終盤で神様にお願いする台詞も泣き笑いもの。 /showrioさん御指摘の池シーン、¥980DVDでは直訳に近い「こんな時間に~~~?」(半分伏せとこ。笑)だったと思います。(なっち先生かどうかは知りません。´Д`|||) /オリヴィエ氏の「黄昏」('52)もだいぶ前に¥500DVD買いました。やっぱ漢字二文字邦題作にたぶんハズレナシ!(まだ観てないけど)。 【かーすけ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-22 23:53:25) 21.優雅な暮らししとるなあ。ええなあ。僕も老後は別荘を持ちたい。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-21 19:40:29)(笑:2票) 20.誰しも皆年をとっていく。作中の人物の誰かと同じような境遇に置かれる時もいつか来るはず。そんな時に観たら、また違った見方ができるかも。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-26 00:19:59)(良:1票) 19.とにかく映像が美しい。登場人物も少ないが皆魅力的で、心が温まる映画でした。 【ジョー大泉】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-18 09:19:03) 18.正直この「黄昏」に出演している俳優の方々(往年の名優達)が出ている他の作品をあまり観たことが無かったのでオスカー取ったとか親子共演とか全然知らずに観ました(もちろんこのレビューも知りませんでした)。そうただレンタルビデオ屋でパッケージを見て「たまにはこういうのも観てみないとなぁ」ぐらいで借りた作品だったのであまり期待もせずに観たのですが本当にこの作品は素晴らしかった。湖岸とその周囲の情緒ある風景、それに合わせたバランスのとれた音楽、”家族愛”がテーマなストーリー。いわゆる”よくある映画”ともとれますがこの作品の良いところはヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘップバーンの夫婦漫才のようなセリフ回しです。ヘンリー・フォンダの演技と鋭い切り返しはもう脱帽ものです。妻エセルの”ふり”を夫ノーマンがボケとも毒舌とも取れるような”かえし”を聞いてるとまるでお笑いの講義を受けているようで下手なコメディ映画や若手漫才師よりは断然面白いし、またこの作品ほど”笑い”と”愛”を同時に感じ取れたドラマものは他に無いです。もうこれは”笑わせていただき勉強になりました”というぐらいな名優達の名演技です。とにかくこの夫婦漫才に乾杯!。私は「今まででどの映画が一番笑えた?」と聞かれたらこの『黄昏』という作品を常に推してます。でも大体「何それ?どんなの?」とまた聞かれますが、観ていないと説明しようがない(”間”が面白いのあってその”間”っていうのは説明しようがない)ので「多分観てもあんまり面白くないよ。ああそれよりシベ超のほうがいいかもね」と返しています。私の中の笑いの映画ベスト1であればどうでもいいことです。 【tetsu78】さん 10点(2004-09-11 13:43:03)(良:4票) 17.私にとってキャサリン・ヘップバーンといえばこれ。ヘンリー・フォンダともども、文句無しに見事な演技でした。湖に投げ出された老夫が助けにきた老妻に向かって「お前どうしてこんなところにいるんだ」と言った場面で思わず泣いてしまったのは私だけでしょうか? テレビ放映時に違う台詞になっていて、とてもがっかりした記憶があります。実際にはなんと言っているのか、高校生の時に聞き取れなかったあの台詞を、もう1度聞いて確かめてみたい。 【showrio】さん 8点(2004-07-17 00:20:39)
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