みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
12.こんなに最後まで”明るさ”の無い映画も珍しいですね。感じたのは”怒り”とか”呆れ”しか出てきませんでした。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-08 23:48:13) 11.問題点はいろいろあるし、特に、現地の黒人が最後までパッシブなままなのは大いに問題なのだが、「ホワイトアメリカンによる他人種への抑圧・弾圧行為をきちんと映像化してみせた」という点だけは評価したい。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-04-04 03:09:25) 10.ずいぶん前に一度観たきりだったので、先日再見した時は新鮮でした。いわれのない差別偏見と暴力。これは人間の本能なのか?なんて思ってしまう時があります。作品としては、ジーン・ハックマンとウィレム・デフォー演じる二人の性格の違いがくっきりしていて面白い。二人ともノーマルな正義派とはいいがたいクセのあるキャラでした。カラダで覚えた知恵と勘で動く一匹狼と、まずはマニュアルを手本にしながら動くエリート。でもデフォーのエリートは行き詰るとキレちゃいそうな危うさを感じるのね。ジトっとした暑さがなくてよかった。蒸し暑いの嫌いです。 【envy】さん 7点(2004-03-17 09:22:09) 9.おそらく日本では想像もつかない「本物の」差別を扱った映画。パワーあります。キレた役の多いデフォーがひたすら生真面目なキャリア刑事を演じているのは新鮮。 ラストはかなり強引かも。 【番茶】さん 7点(2004-03-03 23:17:29) 8.「憎しみを7歳までに教えられた」、ここに真実があるような気がする。人間は決して憎しみ合うために生まれてきたわけではない。自由、とは自分の力で物事を考えることが出来ること。ミシシッピーの子供たちは大人たちに差別という絶対的な価値観を植えつけられ、多くの血が流れ、炎が上がった。例えば現在の北朝鮮の子供達だって、外の世界から隔離された状態で、大人たちに勝手な価値観を植え付けられている。純粋な子供の瞳を憎悪で濁らせないために。「見ていないふりをしていた者にも罪が有る」、この言葉が胸に残る。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-03-02 16:47:41) 7.人間の負の側面を見たい人向け。 見終わった後は嫌な気分になります。 【東京50km圏道路地図】さん 7点(2003-12-22 18:30:45) 6.なんでイギリス人のアラン・パーカーがこんな映画を撮ってるんだろう?という不思議はさておき、つい2、30年前までこういうコトが本当に起こっていた事実を世間が葬りかけた頃になって寝た子を起こした心意気は買います。ちゃんと面白いし、後で見返してもついつい最後まで観てしまうぐらいのしっかりした作りでした。どちらかというとアウトロー的なイメージの強いウィレム・デフォーがエリート捜査官で、ジーン・ハックマンが叩き上げというキャスティングも面白いし、いかにもな南部のホコリっぽいムードもうまく出ている。どうでもいいけどフランシス・マクドーマンドと朝丘雪路って似てませんか。 【anemone】さん 7点(2003-11-29 23:32:04)(良:1票) 5.《ネタバレ》 ジーン・ハックマンの凄まじいまでの存在感に圧倒される。実際に起こった事件を元に創作されたとはいえ、フィクションであると理解していても、黒人に対する迫害には正直言って嫌悪感を感じる。それを、二人の刑事の信念と魂がそれぞれ、青と赤の炎となって焼き尽くすように昇華させてくれる。ラストは爽快感のあるものとなっているが、保安官代理の奥さんの『私はこの家で生まれたのよ。ここで死んでいくのよ』というセリフに結局は何も変わらないという、ある種の達観した絶望感が感じられ、この映画をより一層締めている。秀作。 【pony-boy】さん 7点(2003-11-27 23:19:50) 4.テレビをつけると何回もやっていて、最後まで見るつもりはなくても結局見てしまう縁のある作品。ロードショウでも観ていたのですが。アランパーカー独特の色彩も効いていて重い。陰湿で残酷な差別にたいしての勇気と根気を持った捜査は大変。最後はこれで良しと思わせる荒療治でしたね。 【チューン】さん 7点(2003-09-10 12:48:39) 3.【すもも】さんの仰ることはごもっともなのですが、それでもアメリカ南部社会の閉鎖性を克明に描いた作品として僕は評価したい。良し悪しは別として黒人差別主義の白人達を理解しながらも司法当局に携わる人間として殺人事件を追求するジーン・ハックマン演じるFBI捜査官。その彼が床屋で容疑者を尋問する場面は迫力があり恐怖を感じた。「チョコレート」でも書いたことだが、日本人の僕には結局、アメリカの人種問題は真に理解できない。だが本作でその一面を垣間見ることは出来たと思う。 【カテキン・スカイウォーカー】さん 7点(2003-06-14 09:02:30) 2.ジーン・ハックマン! 「フレンチ・コネクション」シリーズの"ポパイ"刑事を彷彿とさせる荒々しさがあります。この人の役者としての信念は、とにかく一途な役をやることだそうですね。それが思う存分発揮された作品だと思います。ウィレム・デフォーのエリートっぽい雰囲気もよかったです。南北戦争当時の奴隷解放宣言から100年近く経った1960年代になってさえ、公民権運動という戦いの中で、アフリカ系アメリカ人の人権は差別されていたという事実は重いですね。ところで余談ですが、ジーン・ハックマンの吹き替えの声は石田太郎さんがしっくりします(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2003-02-27 21:28:55) 1.社会派映画の力作。アラン・パーカーの力強い演出と主演の二人の熱演で、人種差別への強い抗議のメッセージがしっかり観客に伝わってくる。 【しっと】さん 7点(2002-01-26 09:39:55)
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