みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
8.《ネタバレ》 ネタばれ大ありです。ご注意を!邦題やネットの情報で「主人公が死ぬ」「それをわかってからどう生きるか」ていう内容ってのはわかってた。実際観てみて、自分がもしこの人の立場ならと考えた。たぶんまったく違う。絶対家族に言ってるし、あんなにカラッと行動できない。とことんマイナス思考になると思う。この人はものすごく冷静に行動できてすごいと思う。心の中は冷静じゃなかったと思うけど。 この人は23歳で愛する子供を二人持ち、貧乏かもしれないけど夫もいて、母親も近くに住み、死ぬとわかってから恋にも落ち、父親にも会い、みんなに直接お別れは言わなかったけどテープで録っておくなんて、この人からしたらものすごい幸せやったんと違うかな。みんなに愛を与えられたし。ただ残された人が何で言ってくれなかったんやと思うかもしれん。 突然大切な人が亡くなったらいつまで悲しみでいっぱいやろうけど、この人のように自分はいなくなるってわかってて後から考えれば静かに別れを言ってくれてて、それを思い出して愛を確信できるのかな。この人に共感できるっていうんではなかったが、途中から涙が止まらんかった。ジーーンときた。なんて言えばいいんやろ。切ない映画。あたしなら何を10挙げるか・・・わからん。そんな余裕あるかな。 コインランドリーで彼女が寝てしまってそれを見つめるシーンの音楽が特によかった。あの恋人セクシーやったわー。え?その感想が最後かよ。って感じ? 【mamik】さん 8点(2004-05-26 22:21:58)(良:1票) 7.《ネタバレ》 主人公が娘たちの誕生日に贈るテープを作るシーンが印象的でした。浮気のシーンも賛否両論あるみたいだけど、死ぬ前にもう一度恋いしたいという気持ち伝わってきて私は良かったと思います。主人公は愛する人たちに囲まれて短いながらも幸せな人生だったんじゃないかな~。 【ジョナサン★】さん 8点(2004-05-19 09:36:35) 6.まず、自分が余命わずかだったとしたら絶対に黙っていることなんてできない。23歳の彼女は私より年下なのにすごいと思った。特に母としての彼女が見せる鋭いまでの力強い眼には泣かされた。ラストの流れもいい。極力自然に自然にフェイドアウトしていこうとする様に号泣。映画が終わった後もなおじわじわと涙がこみあげてくる映画は初めてだった。賛否両論ある浮気に関しては、私は理解できる気がする。優しい旦那への愛情と違うタイプの男性への恋は、どちらも純粋な感情として両立できるものだと思う。人にもよるけど女とはそういうものだ。 【pb】さん 8点(2004-04-30 10:24:21)(良:1票) 5.号泣しました。何がいいって、監督の視点。肯定も否定もなく、ただあるがままを見つめているという感じ。ヒロインの行動は誉められることばかりではないだけに、余計に温かさを感じました。自分なら何をしたいだろう・・・。 【ラーション】さん 8点(2004-01-24 02:52:22) 4.《ネタバレ》 期待していたものとは多少違ったところもあったけどそれでも十分に楽しめるし考えさせられる映画だった。余命2ヶ月を生きる話のわりに淡々としていて、それがアンの心情なのかとも思えたし、そこが逆によかったところでもある。涙をを誘うものではなく私たち若者に訴えるものがあると思う。今自分が死の宣告を受けたらどうだろう?やり残したことはいくつあるだろうと自然に考えてしまう、死を迎える準備を進めることによって人生が潤っていくアン、もちろん浮気なんてものは死ぬ前だからこそできたことだが僕たちもそういう大切な何かをわすれずにいたい。ただその浮気相手リーとの関係を引きずりすぎという印象が残った、あれは10のうちの1つとしてあまりながながと続かせないほうがもっと美しい映画になったのでは。しかしながら本当だったら「世界中のドラッグを試したい気分」と言っていたようにどうしようもないくらい辛かっただろうし、大声で泣きたかっただろう、自分が死ぬことを誰にも言えない苦痛、僕には想像することも怖いくらいだ。自分が死んだあとに仲良くなるであろうもう一人のアンを招いての食事、どういう心情だっただろうか?最愛の夫が別の女性と結婚するという未来の事実はあまりにも大きく重いと思う。娘たちへの夫への、母への、リーへのテープレター、自分が死んでからも普通に流れていく世界を悲しみながらも少しでも自分が生きてるかのように周りの人と関わりたいという無意識の思いが込められているように見えた。また陽気な夫と暗い浮気相手、気難しい母と優しそうな父、ゆきずりの関係で子供を産んでしまったアンと自らの体験から子供を持ちたがらないアン、こういう両極端の登場人物がより映画を際立たせていると思う。 【AXL侍】さん 8点(2003-11-26 18:50:50) 3.《ネタバレ》 タイトルどぉりのストーリで、別に意外なことはちっともない。「もぉすぐ死ぬ」系の映画はそれだけでもう[お涙ちょうだいor絶対泣かせちゃる]っつー意図が見え見えで死ぬほどムカつくんだけど、淡々と淡々と流れていく話に、ほたほたと涙がこぼれてしまった(TдT) この映画ではきっと「旦那以外の男性との恋」について賛否わかれるだろうなぁと思う。 でもコレが、この淡々とした映画のひとつのアクセントになっているのは間違いないし、個人的には彼女の取った好意を是としたい(^-^A;)。 夫に対する愛情と、ゆきずりの恋におぼれたい感情は同時に存在するもの(っつーかひそかな願望?)だと思うのよねえ。でも、実際に成立させてしまえば、いつかどこかにほころびが出来て崩壊するものだということも自覚してる(バレるだけじゃなくて自分の感情も微妙に崩壊してくもんだと思う)。だから、普通だとなかなか出来ないことだけど、短すぎる余命を告げられて、それを実行する彼女の気持ちには同感してしまうイケナイ私☆\(`-´ヘ) 。 彼に残したテープで[あなたは私の10%いや5%だけを見て愛してくれた]というセリフは、彼女も自分の10%(5%)の部分で彼を愛して、残りの90(95)%は家族(夫含む)を愛したんだぁと、勝手に解釈。でもその10%の部分で恋愛は成立しちゃうもんなのよねぇ。 【ちっちゃいこ】さん 8点(2003-11-22 08:06:01)(良:1票) 2.《ネタバレ》 あらすじを聞くと「お涙頂戴系」かなと思わせながら、かなり淡々と演出してたとこはどちらかというと私好みでした。私は未婚だし子供もいないので、主人公に自分を投影することは難しかったんですけど、「夫以外の人と恋がしたい」というのはわからなくもなかったです。ただ私だったら「もっとたくさん恋しとけばよかった」という後悔めいた感情は持つかもしれないけど、あんないいだんなさんがいて本気で愛してるのに、たまたま出会った男の人と、実際に夫を欺いて浮気なんてできるかなとちょっと疑問です。細かい不満はあるものの、作品の雰囲気とか基本的な流れは嫌いじゃなかったので結構おもしろかったです。 【Mary】さん 8点(2003-11-16 23:30:42) 1.死を宣告された主人公が残された時間で生きることを見つめ直す。よくあるストーリーだが、本作は泣かせにかかることも無く、全体的に淡々と進むが最後には感動できる。原題の「my life without me」がとてもいい。生きるということは何なのだろうか、死を迎えればそれで終わってしまうものなのだろうか。観終わった後、そんなことを考えました。 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-30 19:11:30)
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