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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 親がレズカップルという特異な家庭環境の世界を描きながら、映画が描こうとする方向性はちょっと保守的に過ぎる気がしてしまって、手放しには共感できないかな、という感じでした。あれでは精子提供者である「父」がまるで体内に入り込んでくる異物、悪玉ウィルスみたい。家族は単なる血の繋がりで結びつくのではない、各人の意識こそが家族の絆を生み、家庭を形成してゆくのだ、って言いたいのは判るのですが、血の繋がりを求めた姉弟の意思、父に魅かれてゆく思い、愛欲に走る母、それぞれを家族という大前提で定義された縛りが否定してゆくように感じられて、何か窮屈な映画で。目先の欲ではなく、もっと奥深くにある結び付きこそを大切にしましょう、っていうんでしょうけど、色々な否定の上に立ってしまったらねぇ。役者はみんな魅力的なキャラクターを演じていたので、そこからもう少し微笑ましい物語を編み出して欲しかったのですが、意外とトゲトゲした映画でした。そうそう、透き通るような肌のミア・ワシコウスカは『アリス・イン・ワンダーランド』の時に比べたら人間的な存在感があって数倍魅力的でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-06-05 14:11:50)
1.《ネタバレ》 ニックとジュールスのレズビアンカップルは第三者から精子提供を受け、2人で1人ずつ子供を産み、4人で暮らしている。ある日、子供たちは自分達の「父親」にどうしても会ってみたくなり、連絡をとることにするのだが…。といういかにもおいしそうな食材をコメディタッチで料理しているのだからきっと面白いだろうと思い、それなりにハードルを上げて臨んだが、期待を裏切らない出来だった。 僕の周囲には同性愛者がいない(少なくとも外見上は)ので、こういう映画でしか、同性愛者の考え方とか嗜好とかは見えてこない。更にはゲイの映画は多いけど、レズビアンの映画はあまり観たことがなかったので、特に興味深く観られた。こういう映画だけで判断するのは問題なのかもしれないが、レズのカップルがゲイのポルノを観るというシーンにはびっくりした。それで興奮できるのか!まあ、それ以外は普通の夫婦と変わらないという印象だった。 ただし、基本的にはコメディといっても、主人公カップルはシリアスに離婚の危機まで迎えちゃったりする。あんまり軽い気持ちで観ると足元をすくわれてしまうのでご用心。逆に言うと、そこまで掘り下げているから、この映画のテーマである「家族というもののあり方」が浮き彫りになってよかったとも思う。単に笑わすだけのコメディじゃ観客に考えさせるのは難しい。 家族が離婚の危機をどうやって乗り越えていくのか。これは異性愛・同性愛関係なく普遍的なテーマである。この映画はレズビアン夫婦の話なのだが、うまくこの問題を普遍化できていると感じた。カップルの間に生じる問題は異性愛だろうが同性愛だろうが関係ない(=同性愛は決して特殊ではない)というポジティブなメッセージにも賛同できる。この映画は同性愛者の啓発映画としての役割も十分に果たしていると思う。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-05 00:30:28)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
22人 |
平均点数 |
6.64点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 4.55% |
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5 | 5 | 22.73% |
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6 | 2 | 9.09% |
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7 | 8 | 36.36% |
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8 | 5 | 22.73% |
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9 | 1 | 4.55% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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