みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.期待していたものとは、違っていた..もっとハードな創りかと思ったのに..シリアスには創っているが、娯楽作品側にかなり寄った、ソフトな演出に、ストーリー展開..「ゴッドファーザー」をイメージして観ると、裏切られることになる..警察官が主人公だからね~ 系統としたら「アンタッチャブル」に近いかな... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-08 14:40:21) 8.ショーン・ペン演じるヤクザの親分が絶対的権力を振りかざすLAで、「これはいかん」と怒ったニック・ノルティ市警本部長が、はみ出し刑事ジョシュ・ブローリンに特殊部隊を結成せよとの命令を下す!その目的は逮捕ではなく組織の壊滅!ブローリン刑事の下には、ライアン・ゴズリング、ロバート・パトリック、ジョヴァンニ・リビシら良い顔の男達が集まる! この設定、このキャスティングの時点で血が滾りました。これは私の大好物だなぁと。他のレビューワー様もご指摘の通り、基本的には50年代の『アンタッチャブル』なのですが、主人公の刑事が『フレンチ・コネクション』のポパイを彷彿とさせるキャラクターだったり、彼の配下の特殊部隊の設定が『ダブルボーダー』だったり、クライマックスには『リーサル・ウェポン』みたいなサシの勝負があったり、『ダーティハリー』みたいにバッジを捨てるラストだったり、タイトルバックが『L.A.コンフィデンシャル』そっくりだったりと、「なるほど、監督はこういうのが好きなのね」という、何ともわかりやすい作風には好感が持てました。好きなことをやっているだけとは言え、ジャンルの面白さをきちんと抽出した上でひとつの娯楽作を作り出しているという点は、評価に値すると思います。。。 ただし、この手のジャンルに疎い観客までを取り込むレベルには達していないかなと思います。最大の問題は、主人公であるオマラ巡査部長の描写が不十分であったこと。なぜ、彼は身重の妻を危険に晒してまで任務を遂行するのか。また、リスク評価もしない段階で「おりゃ!」と突撃をかけて隊員を死なせるという馬鹿さ加減も何とかならなかったのか。この手の映画を見慣れた観客であれば、彼は暴力に歯止めの利かなくなった男であり、正義という建前を振りかざして暴れているだけの狂人であるという暗黙の設定が飲み込めるのですが、そうでない観客にとっては、リーダーとしての資質に欠けた馬鹿にしか見えないと思います。そうした点をもう少し丁寧に描いていれば、目が覚めるくらいに素晴らしいアクション映画になった可能性もあったと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-02-24 00:42:14) 7.《ネタバレ》 とても面白かった!黒ずくめの人たちのドンパチ・アクション。 目新しさはないが、ひたすら動的で退屈させない。 無駄なスタイリッシュさの強調は、脳天気に感じてしまい、ハラハラ・ドキドキするかと言ったらあまりしない。 ギャングストーリーの割に、ギャング側はショーン・ペンが一人で怒ったり殺したりしてるだけ。彼を引き立てるような位置の、中ボス的キャラクターがいても良かったかと。 クライマックスの唐突な肉弾戦は、この間観たシュワちゃんの「ラストスタンド」のデジャブかと思ったぞ。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-05 00:16:56) 6.冒頭に表示される「実際の出来事に着想を得た」という但し書きは、逆に「大部分において脚色をしている」ということだと思う。 これは「映画」なのだから、勿論それで問題ないし、想像したよりもずっと「娯楽」に振り切った作りになっているこの映画の方向性は圧倒的に正しいと思えた。 実在したギャングと彼を撲滅した警察官たちの戦いを描いたというイントロダクションが先行していたので、数多のギャング映画と同様にハードボイルドで骨太な映画なのだろうと期待していた。 ところが、実在の人物たちを描いているという割には、警察官側もギャング側も揃いも揃ってキャラクター描写に漫画的で、実在感がないことに序盤違和感を覚えた。 ジョシュ・ブローリン演じる主人公は、正義感が強いというよりも、殆ど危機感が欠如したイカレ野郎だし、対峙するギャングのボスを演じるショーン・ペンも、過剰な演技プランが際立ち殆どアメコミ映画の悪役と化していた。 「なんだこのリアリティの無さは……」と呆れかけるが、次第にこの映画は「そういう映画」なのだと納得し始めることができる。 曖昧だったリアリティラインを適切なポイントで確定させた最大の要因は、何を置いても主人公の愛妻のキャラクター造形だったと思う。 実在した人物というイメージが先行してしまい、まるで説得力を感じなかった破天荒な主人公のキャラクター性を更に超越した破天荒さで包み込んでしまった彼の妻のキャラクターがあったからこそ、この映画の娯楽性は良い意味で振り切れたと思う。 危険を顧みない任務に就く夫に対して激昂した翌朝、途端に彼のブレーンとして立ち回る様や、夫の留守中にギャングによる銃撃を唯一人で受けた最中に、考えられない生命力の強さを発揮する姿には、主人公以上のヒーロー性を感じてしまった。 「アンタッチャブル」、「スカーフェイス」など名だたる傑作ギャング映画の名シーンを彷彿とさせる場面は多々あり、オリジナリティーが高いとはとても言えないけれど、“パクリ”ではなく“オマージュ”と好意的に捉えることが出来れば、映画ファンが観たいシーンが連続しているとも言える。 主人公チームはもちろん、悪役や脇役に至るまで、下手な深みなんて削ぎ落とした漫画的なキャラクターたちに次第に愛着を持ってしまう。 思っていたのとは違うタイプの映画だったが、だからこそ面白い映画だったと思える。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-10-26 17:10:17) 5.《ネタバレ》 劇画調で勧善懲悪ストーリー。安心して楽しめる。R・ゴスリングがいい、E・ストーンも可愛い。でもS・ペンが元ボクシング・チャンピオンはないな。パンチがへなちょこじゃん。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-09-27 23:48:53) 4.《ネタバレ》 見ていてどうもどうもどっかでみたなという感じがぬぐえなかった。コスナーのアンタッチャブルに全体に筋が似ている。 腐った警察組織で人を集めギャングに立ち向かう。その過程で老兵と頭脳派が落命する。最後は相手は逮捕されハッピーエンド。 ギャングの女とできてしまうと言うのがこの映画だけにあるが、かえって余分でもっとドライで凄惨なプロットの方が良かった気がする。 【mtx】さん [映画館(吹替)] 6点(2013-05-26 12:09:16) 3.《ネタバレ》 戦後のロサンゼルスギャングの大ボス、ミッキー・コーエン一味を壊滅させるべくロス市警による“特戦隊”を結成。抜き撃ち、焼き討ち、殴り込み―ギャング顔負けの急襲手段を強行。やや大味なストーリー仕立て・演出ながらも観る者を奮い立たせ、エンターテインメントとして充分楽しめました。正義感の塊のような特戦隊隊長を演じるのはジョシュ・ブローリン、目を吊り上げ悪ボスを怪演したショーン・ペン、さらにライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、マイケル・ペーニャら若手俳優が脇を固めた良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-25 23:13:50) 2.《ネタバレ》 あまり多くを望まずに見に行ったのですが、正直予想以上の面白さでした。ギャングモノといってもそれほどシリアスなわけではなく、アクション映画と紙一重のところはあるのですが、ショーン・ペンをはじめとする俳優陣の渋さによってかろうじて実録モノの雰囲気を保っています。 実話に基づく(based on)ではなくinspiredだったので、いったいどこまでほんとの話なのかわかりませんが、ギャングのマシンガンに対し、なんの策もなく拳銃で勝ってしまうのはさすがに説得力がないです。そのあたりはマイナス評価なのですが、逆に、実際にあった出来事であるならば、+1点したいところです。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-11 21:41:42) 1.《ネタバレ》 久々の骨太のギャング映画で、十分にその迫力を堪能しました。LAのギャングを 主とした映画は「LAコンフィデンシャル」「狼たちの街」などがあり、どれもお気に入り でしたが、本作もそれらを越えた1本になりそうです。「狼たちの街」で途轍 もない暴力刑事を演じたニック・ノルティが、パーカー市警本部長を演じたのも 意識的な配役であったのだろうと感じました。山場が途切れなく続く映画で、 本当に息つく間もないほどでした。▼まったく違った眼で見てみると、 オマラと妻・コニー、及びウーターズ巡査部長とグレイスの2組の男女の ラブストーリー(?)ともとれる映画でした。最後の2組のハッピーエンドは、暴力尽くめ の本作での救いとなりました。でも、一番のお気に入りは、ウーターズの 幼馴染で、最後には友人の恋人を守って死んでいったジャックでした。 彼の殺され方がかなり惨く描かれていたのは、グレイスに証言させる勇気を 与える為であったという伏線があったものと考えました。コーエンが収監されてから、「牢獄内でジャックの友人たちにパイプ(?)を掘られた」というナレーション が入ったのも納得でした。 【亜酒藍】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-05-03 13:57:02)
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