みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
99.《ネタバレ》 ノスタルジックな田舎町の風景、次第に部活にのめり込んでいく女の子たちの姿、年齢の割には子供っぽい?と思うほどの、淡い恋…。等々、素朴な題材を、素朴なまま(濃ゆいキャラを出して強引に盛り上げるでもなく)淡々と変化球抜きで描かれた佳作だと思います。試合シーンの映像(水を掻くオールの動き、波のきらめき)は美しく、クライマックスの展開と相まって息を呑む瞬間がありました。途中から現れた、やる気のないコーチの存在が未消化だったり、引っ掛かる点もあるけど…、好きです。爽やかで切ない余韻の残る青春映画。 【i-loop】さん 7点(2004-07-12 02:42:28)(良:1票) 98.《ネタバレ》 異性として意識なんかしたことのないクラスメートだったはずが、部活の時に真剣な眼差しをしているのを見たら、思わずドキッとしてまった。青春時代のそんな淡い思い出が、映画のクライマックスで想起されました。あんまりにもひたむきな顔が映し出されるんですもん。俳優にどれだけ心を揺さぶられるかは、その演技の上手い下手だけによるものではないということを知った作品です。 【kozi】さん 8点(2004-06-28 09:23:55)(良:1票) 97.《ネタバレ》 バッティングセンターで初めて見せる悦子の強い意思に答える、コーチの変わり様が印象的。 【きつま】さん 9点(2004-06-26 23:11:15)(良:1票) 96.スンバらしい映画でした。田中麗奈の映画は、最近の作品から戻って観ていったので、この作品が最後になったけど、一番良かった。設定が70年代というのも自分より昔の話だけど感激。ボートのオールの動きが芸術的だし、人間の大切な何かを表現しているようにみえた。是非オススメの一本。で、田中麗奈の演技もブラボー。昔から美形だったんだぁ、とうなずかされました。あと、瀬戸内海は綺麗。この地方の方言もやわらかくて好き。音楽もよかったね。 【ボビーK】さん 9点(2004-05-16 23:28:48)(良:1票) 95.ひたむきにがんばることの素晴らしさ。瀬戸内海の美しさ。ノスタルジー。僕はもうあの頃にはもどれない。あんなに必死に打ち込んだこと、あったかな?青春の日々、僕は何を感じ、何をしていたのだろう。もう遅いのかな?「ほれ、次の球くるよぉ」。そんなことないですね。次に来る球を打てばいいんだ。胸がキュっとして、少し元気にしてくれる秀作。 【ぷりとさね】さん 7点(2004-05-04 10:53:20)(良:1票) 94.つまらん、と思える人生でも「キャッチ、ロー(? rowのこと?) 」水面を一掻き一掻き進んで行けばいいんだよ・・と教えてくれているように感じ、涙が溢れました。5人それぞれの設定が良かった、上手と言えない演技の”間”がかえってのどかで純朴な感じを醸し出してます。競争相手の顔さえ映さないところが私はお気に入り。気になったのは、共通一次スタート世代にしては、勉強との両立に苦しむ描写が弱い、ということ。運動部とはいえ進学校はもっとピリピリしてんでは?と思いました(国公立に行けなかったほぼ同年代:私のヒガミかも)。 「おばあちゃんも連れてって」桜むつこ(?)のセリフ私もいつか言いたいわぁ。 【かーすけ】さん 8点(2004-03-12 21:02:52)(良:1票) 93.冷静になって考えてみると、そんなに絶賛するほど面白い話でもなくて、普通に物語が進んでいくような感じの普通の作品。でも、ちょっと冷静では居られない視覚効果。決して演技が上手いとは言えないけど、責める気にもなれない視覚効果。とりあえず視覚効果。これ男5人だったら、もっと点数低くなると思うけど・・・。真面目に評価するなら、題材にボートを選択したのが正解だった。なかなか息の合わない5人を見ていてイライラしつつ、次第に息が合ってくると何故か見ている自分まで一緒に漕いでる気分になってくる。まさに一体感。普通に感動できます。 【もとや】さん 8点(2004-03-10 14:29:26)(良:1票) 92.よかった~邦画ってこういう雰囲気が漂うから好きです。私自身、高校卒業を控えている身なので、この時期にこの映画を見れたのが幸運でした。悦ネェが両想いの彼と自転車で2人乗りして帰るシーン・・・あ~切ない!ブルマとかあの自転車とかを見ていて、ものすごく時代の流れを感じましたね。仲間と目標に向かって練習に励むシーンでは私も一緒にオールを漕ぐマネをしていました・・・だって「キャッチ!ドー!」の掛け声が自然にそうさせるんですもの!ラストシーンで5人がそれぞれスローで映るシーンではウルウルきました。あのシーンは素晴らしいですよ。あと30年したらもう1度見たい映画です。 【未歩】さん 8点(2004-02-18 16:57:37)(良:1票) 91.《ネタバレ》 なんで血まみれになりながら漕ぐのだろうか。 なんで貧血で苦しんでも、腰を痛めてもそれでも漕ぐのだろうか。がんばって得られるものはそんなに大切なものなのか。ボートの行き着く先はどこなのだろう。 その答えは見終わったらわかる。自分が年をとって失ったもの。 いつの間にか失われていった感性がまざまざと蘇り、涙するだろう。が、「その時には」もはや戻れず、今日も変わらない、変われず、汚れたまま生きていく自分もまた同時に見る。 40代に特にお薦めする。音楽も秀逸。 【うさぎ】さん 9点(2004-02-06 04:46:53)(良:1票) 90.たまたま映画で描かれていた時代(70年代後半~末)と同時代に似たような高校で学生生活を送ったので、ほんとうに懐かしい感じがしました。完成度や描写密度よりもむしろ「間」を味わう映画だと思います。その間はじつに絶妙。また、郷愁を感じさせるとともに、もう自分は若くはないんだという厳しい事実を突きつけてきた衝撃の映画でもありました(糸井重里氏も同じ理由から号泣したらしい)。リーチェの主題歌も素晴らしい。自分を見つめなおしたいときDVDで繰り返し鑑賞しています。いやそれどころか、ネットで中古のビデオ、サントラCD、フォトブックなどを買いまくりという事態にまで発展。「ひどお荒れとるもんですなあ」から「悦子、ファイト」まで、ほとんどすべての台詞を覚えてしまいました。『ニューシネマ・パラダイス』の泣き泣き台詞オヤジ状態です。「ツボにはまる」とはまさにこのことか。わが云十年の人生ではじめの体験です。この作品に関しては冷静に評することはできません。少なくとも今はこの作品だけがあればいいんです。嗚呼、あの日に戻りたい・・・ 個人的にはまったく文句なし。ためらいなしに堂々の10点満点です! 【バッテリ】さん 10点(2004-01-15 18:33:17)(良:1票) 89.青春期はたぶん客観では語れない。いつだって主観の中での青春の記憶はみずみずしく、いとおしく、楽しく、そして少し哀しい。 【kainy】さん 6点(2004-01-08 23:54:47)(良:1票) 88.いやぁ、まいったねどーも。オギヨディオラだけで5点はいく。女の子たちがみんな個性豊かで、狙おうと思えばいくらでも狙えるのに、全然狙っていないところが素晴らしい。あえて文句をつけるとすればラストシーンかな。あれはあれでとても素敵な終わり方ですが、もう一声なにかあれば、もっとよくなっていたと思います。 【コダマ】さん 9点(2003-12-05 08:07:06)(良:1票) 87.巨匠と言われるおじいちゃん達が撮る映画より、こういう映画の方がよっぽどいい。田舎が舞台の前向きな青春映画ってすごく惹かれる。田中麗奈も見事にオーラを消してるというか、素朴な感じの演技ですごくよかった。 【ブン】さん 8点(2003-10-21 18:19:06)(良:1票) 86.《ネタバレ》 公開当時は時の人・なっちゃん主演ってことで、勝手にふわふわしたアイドル映画だとばかり思っていました。でもここでのレビュー数に対する評価が高いので、観る価値あるんだろうなと思ってました。Wボーイズ&Sガールズのプロデューサー・チームの作品だそうだから、部活ものコメディの元祖的な作品なんだろうかな?って思ってましたが、バリバリ正統派の青春映画でしたね、驚きました。 現代の朽ち果てたボートハウスから、色褪せた写真の当時へ。郷愁を誘うオギヨディオラの美しさから、キラキラした夕焼けに照らされた海面の美しさへ。公開時の22年('76年)も昔の物語で、まるで原作者や監督の、学生時代の記憶の中の美しさをそのまま映像にしたような美しさです。映画化に際して、敢えて現代劇に置き換えなかったのが良かったと思います。 女子ボート部設立の、最低限の人数揃えるのがやっとの状態で、本戦は予想通りの敗退。 写真の'77年。なんか凄いコーチが来たけどやる気ないし、新入部員は1人だし…全校生徒の応援とかもなく、決して華々しい大会じゃないけど、彼女たちの頑張る姿が、なんか心に響きました。朽ち果てたボートハウスの色褪せた写真の中、確かに存在した彼女たちの青春。 学生時代に何かを必死に達成しようとする姿。結果ではなく、晴れの舞台で全力を出す姿。それはきっと多くの人が自ら体験していることでしょうから、彼女たちに自分をダブらせて、心に響いてくるんでしょうね。素直に感動しました。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2024-09-05 21:53:19) 85.《ネタバレ》 女子ボート部という存在に着目したセンスはなかなかだが、そこで創作が終わってしまったというか・・・。まず、大事な基礎トレの描写がほとんどないので、ボートってそんなに簡単なの?と思ってしまうくらい、あっさり漕げたように見える。男の子をそれらしく登場させているが、ほとんど機能していない。コーチの造形は陳腐レベル。それと根本的なところで、ボートが漕がれて進むシーンはたくさんあって、それはそれで目を引くのですが、その際の各メンバーの手足の動きや力のこもり方、表情、呼吸なんかは、かなり見過ごしにされているのではないでしょうか。結局、一番ドラマを感じさせたのって、冒頭の現在の一幕だったような。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-07-24 01:17:10) 84.盛り上がりそうな青春系スポーツものだが、想像よりは地味に作られている。 これをいいと思うかそうでもないか、が評価の分かれ目になるが、個人的にはもう少し余韻の作り方があってもいいかな、と感じた。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-12-03 13:04:56) 83.《ネタバレ》 冒頭、朽ち果てた高校のボート部の部室から始まったと思う。 そして過去にさかのぼり、主人公が女子ボート部を設立し、レースで少女たちが頑張る。 喧嘩したり、悩んだり、恋したり、高校生たちの青春が描かれる。 最後は、冒頭に戻って終わる。 たぶん、10年以上前にテレビ放送で観た。 本当に嫌な人が出てこない映画。 また地味な映画だと思う(そこが好きな人がいるはずだ)。 少女たちが可愛かった。 高校女子ボート部の青春が、たしかにあったのだ。 だがそれはもう過去のことで、だが、確かにあったのだ。 懐かしいわけでもなく、悲しいわけでもなく、虚(むな)しいわけでもない。 「あれは、たしかにあった」というのがテーマの気がする。 現在2017年。もう20年も前の映画だ。少女たちは40歳近いだろう。 いま12月だが、出演者たちの誰かは、今年、この映画を観たのだろうか。 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 8点(2017-12-15 23:09:10) 82.よかったー! ぐっと胸に熱いものを感じる青春スポコン作品です! 最後のレースは胸熱!! 【へまち】さん [DVD(邦画)] 9点(2017-09-24 11:54:38) 81.田舎の女子ボート部の青春ドラマ。現代から見れば牧歌的で刺激の少ない青春時代なのだろうが、素朴な雰囲気、美しい映像(景色)、よい音楽によって、とても心に来る作品になっていると思います。松山の風物や昭和の諸々も嫌味なく取り込まれており、すんなりノスタルジーにも浸れました。 高校時代は長くはありませんが、感受性と若さに満ちているので、濃密な時間を過ごすことが可能な時代だったな、とかつての自分の部活時代のエピソードや友人たちの顔も思い出しました。 【クリプトポネ】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-08-16 21:35:11) 80.田中麗奈はじめ、女性部員の素朴な感じがいい。 【noji】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-09-19 00:49:58)
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