みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
35.ずっしーん。最後にきた感覚、たまらなかったです。こういうの大好きです。男女が出会ってから展開はトントン拍子で急過ぎる気がしたけど、まぁいいとします。この映画はそういうアバウトなところはとことんアバウトで、リアリスティックなところはとことんリアリスティックみたいな。そういうのもありか。話が進むにつれてズカズカ気持ちが押し上げられて最後は展開に釘付け状態でした。この結末は読めなかったなー。やられた感が拭いきれない。直訳だけど邦題も素敵です。ひねりの効いたこの映画大好き。 【未歩】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-07 18:32:51) 34.とにかく長い作品であり、行けども行けども話が少しも前に進まないのですが、それでも意外に退屈しなかったのは、主演の3人の静かな名演によるものでしょう。邦題も秀逸です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 02:38:04) 33.政治的背景を主人公たちにうまく絡ませているのが良かった。そして何よりも題名が最高。しかし映画を楽しんで見たい自分にとっては少し長く退屈だった。時間があればミラン・クンデラの原作も読んでみたい。 【ゆきむら】さん 6点(2005-01-16 10:37:48) 32.《ネタバレ》 主人公の女性に対する押さえ難い好奇心と愛情の交錯が純朴な彼女には最後まで絶対に理解できないとしても無理はないけれど、その良き理解者でもある女性画家の絡みは奇麗で嫌味がないところがいいです。この映画はワルシャワ条約軍の侵入から丁度20年経た自由化直後に製作された(だからカレル橋とかでのロケもしてる)のですがやはり20年は長かったし、実際に投獄されなくても主人公達のように事実上社会から抹殺された多数の人々にとっては救いはなかったに等しいと思います。彼女の唯一の冒険が当局の巧妙に仕掛けた罠ではないかと元大使から教えられて絶望的な気持ちになるところなどに当時の状況がうまく説明されています。結末は唐突だけれど、まあ幸せな状況での悲劇として愛犬みたいな安楽死とかでないところで救われています。題名の「耐え難くい軽い」存在は、体制の中で軽く抹殺されてしまう全ての人々なのでしょう。 【たいほう】さん 8点(2005-01-06 00:40:46) 31.《ネタバレ》 もっと、タダのエロい映画かと思っていたが、どうしてどうして、すぐれた作品だった。女と見ればすぐ口説きにかかり、手術中にも鼻歌を歌うような超軽々しい医師、トマシュ。前半ではトマシュの軟派ぶりがいかんなく発揮される(笑)。 ところが、「プラハの春」が終わり、ソ連軍が進駐してきて、すべては一変する。安全なスイスにいることもできたのにテレーザを追って再びチェコへ戻ったり、ほかの医師たちが「自己批判書」にサインするなか、トマシュだけが断固として拒否したり。真面目であったはずの者たちが保身を図る一方、このうえなく軽い男と思われてきたトマシュだけが鋼の棒のような筋を通す図式。たしかに人間って、いざとなってみないとわからないもんだと思わされる(自分も含めて)。 そうした「男の生き方」を問う一方、「男と女の不可解さ」も実に丹念に、魅力たっぷり描かれていた。サビーナとの善悪論を越えて惹かれ合う関係、トマシュを理解しようとするあまり自らを傷つける情交を結んでしまうテレーザ……。ステレオタイプではすまない人間心理の機微が見せられ、「そういうもんだよなぁ」と共感した。 個人的にとくに印象に残ったのは、サビーナの情人であった大学教授が「妻と別れてきた。一緒になろう」といってきたシーン。サビーナにとって女としてこんな嬉しいことはない。が同時に、結婚すれば一人のものになってしまうし、トマシュとも切れなくてはならない。そのしがらみに耐えられない思いもどっと去来する。そうしたアンビバレントな感情と涙が、とてもうまく演じられていた。 映像も美しく、俳優たちの目だけの演技などもたっぷり堪能できる秀作。ということで、9点也を捧げます。ラストはまさに「天に召された」といった感じでしたね~。 【delft-Q】さん 9点(2004-12-12 10:23:20) 30.時間の耐えられない長さでした。 ・・・・ところで「美しき諍い女」とだぶる・・・・・。 【やぶ】さん 1点(2004-11-11 22:38:58) 29.10年以上前に、高校生の時に見ました。正直言って内容はあまり憶えてないのですが、ただ「愛は理性を超えるもの」と幼き時代に衝撃的な内容であったことだけは印象に残っております。 【tommymaranda】さん 8点(2004-06-20 07:13:24) 28.「長かった!」というコメントが結構ありますね・・・。私はビデオで見たので「長い。」とは感じませんでした・・・途中でコーヒーを入れに立ち上がり・・・電話がかかってきて中断し・・・と言いたいところですが、ちょっとした理由(見た方にはわかると思います)があって途中で持ち主(知り合いの個人)にビデオをつき返しました。その時の会話:「おっさん、何だって私にこんなビデオ見せようとしたの?」「ボボボ僕、何にも下心なんかないよ・・・。キキキ君なら理解できると思って・・・。」(「おっさん」は40台半ばの離婚歴ありの独身者。)と、いうわけで結局は最後まで見ました。その後のある友人との会話:「人間の体をモノみたいに扱っているのが気に入らなかった。」(その「友人」は「アウシュビッツって何?ロシアの元の国とアメリカが対立してたこともあったの・・・。」とうそぶく御仁。)私のこの映画に対する評価は「おっさん」と同じでわりと高いんですけれどね・・・。ちなみに「おっさん」は米国在住のポーランド人です。ビデオの持ち主である「おっさん」に敬意を表して「おっさん」の評価・・・まちがいなく10点・・・と自分の点数・・・ソ連の脅威を肌で感じたわけではないのでこんなもん・・・の平均点を入れておきます。 【かわまり】さん 9点(2004-05-25 11:53:03) 27.だいたい2時間を過ぎると焦れる私ですが、これは、長くなかったです。ジュリエット・ビノッシュの初々しい魅力と原作のミラン・クンデラの勝利ではないでしょうか。『イングリッシュ・ペイシェント』は全くだめだったんだけどな。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2004-05-24 11:40:42) 26.私には耐えられない長さ。 【マムゲン】さん 4点(2004-04-17 12:26:17) 25.トマシュのような男はどうしようもない男に見えますが、ああいう人に惹かれる女がいるのはなんとなくわかる。この映画では、内容よりとにかくジュリエット・ビノシュとレナ・オリンの演技に脱帽。度胸があって観ていて圧倒される。ダニエル・デイ・ルイス目当てで観ましたが、女優2人の方が断然いい。 【きょうか】さん 6点(2004-03-28 22:41:06) 24.私が男だからでしょうか、彼女たちの心の機微はもう一つ判らない。トマシュのオンナに対して軽くても思想に対しては譲れない気持ちなんてわかるもの。ただ映画全般、何を言いたいかと言われるとなんかよくわからんです。ジュリエットビノシュの脇毛にドキリとし可愛く、美しく、ファッションなんかも好きだなあというくらいです。いい年こいて女心はまるでわかりませんね。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2004-03-20 23:35:40) 23.大学生のころに見たんだけど妙に気に入ってしまって2本立て続けに見たりしてました。映画館で見ただけで5回は見に行った。 男女の関係を描いた映画は苦手なんだけどこれは例外。 なぜイイのか説明できないけど、とにかく好きな映画。 【kazu-chin】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-31 13:59:57) 22.難解なドラマで、何度か見返す必要が私にはあると思う。しかしなんだかんだ言いながら3時間きちんと鑑賞できた。それだけ力がある映画なのだ。登場人物の中で自分に近しいのはビノシュだろう(考え方が、ですよ。)。だからオリン演じるニヒルな女は本当にカッコよく感じる。見たことが無いので(ごめんなさい・・・)イメージですが、ディートリヒとかバコールとか、古い時代の映画にはこんなキャラクターの女性いたと思いますが、最近の映画ではとんと見かけませんよね。レナ・オリンも映画で見かけなくなってしまった。ハルストレム(夫)のせいか??何はともあれ、また見てみよう。 【のはら】さん 6点(2004-01-13 22:50:45) 21.名作の部類には入ると思うが、途中で中だるみした印象あり。重く、苦しい。ビノシュの演技がとても良い。 【みねこ】さん 5点(2004-01-10 23:25:17) 20.高三の時に当時付き合っていた彼と、学校を抜け出して観に行きました。(だって上映時間が長いんだもん) 意味は良く分からないなりに、ダニエル・デイ・ルイスの美しさにうっとりし、ビノシュのなんとも言えぬ田舎臭さに唸りました。初めて文学的匂いのする作品だったので、見たことで大満足した憶えがあります。 でも長くてお尻が痛くなったのも初めてでした。 次の日、学校に行ったら先生に呼び出され怒られたのは言うまでも無い。 【あずき】さん 6点(2004-01-02 19:37:38) 19.《ネタバレ》 まだまだこの作品を深く理解するアタマがないのですが、、、♪ステンカラージンの舟、がアレンジされ、街中は、、というあの時代を映す画面やエロチックな描写や♪弦音楽のせいか、なんか良かったわぁ~、と思わせてくれるこの雰囲気、わかってないのにやられてしまいます。でも一番わからんのがカレの反共主義。そこまで犠牲にするならなぜ後半ああなのか? 体制に屈したくはない、しかし、ダメだったのだ、というところをむしろビノシュが引きうけていた感があります、これぞ空しい男、というのかな? そういう男にゾッコン型ビノシュと、ライトな愛人型レナ・オリン二人には、わかるとこかなりありますわね。写真撮り合う二人の表情の微妙な移り変わり方、逆転、このシーン、とても好きです。レナ・オリンが恋人の前で泣くとこもいいです、なぜ泣くのか考えると共感できます。また二人のヨーロピアンな英語がかえって素敵(それに自分でもレナ・オリンくらいなら喋れるかも、と嬉しいじゃないの)。やっぱり男性って、まっすぐカワイイ女が好きなのでしょうか、そういうとこビノシュがとっても上手いし、プールサイドのシーンと「カノジョをキレイにしたいわ」シーンはドツボ!喝采!。//皆さんのレビューには、その理解の深さにうなってしまいます(悩める私をフォローして下さったと思われるおばちゃん様には感謝です、違う?思い込み御許し下さい(^^)”)、あとで読んでみるととてもよくわかりました、皆さんありがとう。精進してまたいつか観ようと思います。 【かーすけ】さん 8点(2003-12-26 16:02:13) 18.長かったですけど退屈せずに見れました。面白かったです。 【愛人/ラモス】さん 8点(2003-11-17 10:25:38) 17.主婦が好きそうなドラマみたいな感じ?ストーリー自体は起伏がなくて退屈だったけど、なぜかそんなに退屈にならずに見ることができました。 ただ長いからもう見なくていいやって感じ。 【るいるい】さん 6点(2003-10-12 00:01:00) 16.正直つまらなかったです。ジュリエット・ビノシュは可愛かった。 【こわだりのインテリア】さん 4点(2003-07-09 19:37:04)
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