みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
328.デ・パルマなのに常識的(?)な王道をゆく作り。どうしたんだろう、いつもの“オレの趣味”な部分は。それはさておき、キャスティングがぴたりとはまって座りが良く、画も明るくクリアで大変観やすい。善人VS悪人の対立構図も極めて分かりやすく、このライトな感じは昔楽しく「刑事コロンボ」を観ていた時を思い出すような。S・コネリーが頭ひとつ抜けて良い。この人の重鎮感が、この作品を軽すぎにせずに済んでいる。次点はA・ガルシア。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-07-07 23:00:03) 327.《ネタバレ》 もう、デ・パルマ監督の才が迸っている全盛期の代表作。全体を覆うモダンな雰囲気がとても秀逸で、それに主演する豪華な俳優陣が華を添えている(ちょっとショーン・コネリーが浮いていなくもないけれど)。デ・ニーロのアル・カポネ役はもうはまり役ですね。そして監督お得意の長廻し&スローモーションをふんだんに駆使した、あの有名な階段をかけおちるベビーカーのシーンはやっぱり何度観てもゾクゾクする。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-26 13:24:19) 326.《ネタバレ》 エリオット・ネスに裁判所の屋上から突き落とされるフランク・ニッティは、史実では、アル・カポネの逮捕後、組織のトップとして君臨したという。彼の最期は拳銃自殺だった(逮捕を恐れてのことらしい)。ニッティは『ロード・トゥ・パーディション』や『パブリック・エネミーズ』にも出ている有名なギャングだが、あんな殺され方をしてご愁傷様。映画なのだから脚色は当たり前か。ショーン・コネリーとチャールズ・マーチン・スミスの殉職シーンは何度観ても泣ける(が、これまた史実では、〈アンタッチャブルズ〉に殉職者はいなかったそう)。乳母車キャッチのアンディ・ガルシアも格好良い。バットを振り回すデ・ニーロは三谷幸喜にパクられてたな。同じデ・パルマの『カジュアリティーズ』でも思ったことだが、橋の両側から味方同士で銃を撃ち合ったら危ないんじゃないの?個人的には根津甚八がコスナーの吹き替えをやっていたTV版が好き。はじめて映画の面白さを教えてくれた作品として、10点献上。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-12-16 17:08:36) 325.映画の内容はフィクションながら、カポネやエリオット・ネスは実在の人物。そしてカポネがシカゴ市民から恐れられ、密造その他の犯罪も事実だし捕まって11年の刑を受けたのも本当らしい。映画としては少々手荒い部分もあるが、こうでもしなければカポネに立ち向かえなかったのだろう。階段から落ちるベビーカーのシーンはポチョムキンのオマージュだが、オリジナルに比べると緊迫感が物足りないと思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-04 22:39:36) 324.キャスティングは豪華ですが、ただただ野蛮な映画ですね。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-28 15:23:28) 323.役者さんの演技を楽しむような映画ではないけれど、魅力溢れるキャスティングに、 今鑑賞しても映像がきれいで、エンターテイメント性に富んだ娯楽作品に仕上がっている。 構成のうまさ、カメラワーク、美術等、キラリと光るシーンが随所に見られるが、 金もかかっているけど、気合いも入ってるなぁと実感。さりげなく織り込まれた友情もよかった。 これデ・パルマが監督した作品だったのか。彼にとっては、渾身の一作になるのかな。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-05-01 01:27:05) 322.《ネタバレ》 退屈だった最初の手入れ失敗シーン。後になって、あのシーンだけでカポネによってシカゴが支配されているのだとわかります。警察は誰も信用できない。はずなのに、そこで偶然出会うマローン、まだ町に染まっていない警察学校生のストーン、そして外部から派遣されたウォーレン。アンタッチャブル結成。無駄が無く、個性が光り、説得力のあるメンバーです。 個人的には、4人で騎兵隊と連携してカポネの部下達を追い詰めるシーンが一番良かったと思います。一番地味で足手まといになりそうだったウォーレンが、熱い活躍を見せます。脇役好きの僕にはたまらない演出です。弾がきれたら銃で殴りかかるところなんか、帳簿係とは思えません。 ネスとマローンが次第に本音で行動し始めるのも良かったです。当初こそ聖人君主にふるまっていたネス。「法のゆるす範囲ならなんでもする。」という言葉に象徴されています。ですが、仲間が殺された辺りから、聖人君主のメッキがはがれ始め、人間臭さが出てきます。その究極が乳母車と屋上からの突き落としだと思います。 マローンも、「生きていることが大事。」とはじめこそ言っていたのですが、4人の中で最も目的を達成することに情熱を燃やし、危ない橋を渡り、最後は命を落とします。 そして、「禁酒法」という設定。ほとんど悪法です。犯罪を作り出すのは法律かもしれないということに気付かされます。最後のネスのセリフにそのすべてが集約されている気がします。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-04 11:37:10) 321.デパルマ作品の中でもスカ―フェイスとならんで評される作品、マフィア映画の暗さにスリル、アクションを加え、デパルマタッチの技が全編にちりばめられている。 【TWISTED SISTER CHRISTIAN】さん [DVD(吹替)] 10点(2011-07-26 00:08:34) 320.《ネタバレ》 本当にアメリカ人の「正義」の恐ろしさを感じる映画でした。 殺し屋を屋上から突き落として殺すエリオット・ネス、それは明らかに復讐のための発作的な私刑に他ならないのに、そのことを他から追及されることも無ければ、自ら省みることもない。あるのは「爽やかな」達成感のみ。 正義の復讐のためなら、全てが認められるというアメリカ人の正義を、これほどあからさまに表現したシーンを今まで見たことがありません。 もちろんアメリカ人がこういう映画を見て喜ぶのは自由なんですが、「卑劣な」パールハーバー不意打ちを行ったために、「無差別爆撃」「原爆投下」という「正義」の復讐を受けた国民が喜んで観る映画ではないと思われ 昔の西部劇の保安官達は、たとえ復讐のためであっても相手に先に拳銃を抜かせてから、殺したのにな…… 再見して、確かに突き落としのシーンの主人公の心情に、多少同情できるものは感じた。 しかし、あの乳母車のシーンは酷いねえ。ある意味映画史上最悪の「名シーン」かもしれない。 ①設定の不自然さ。何あの階段と乳母車。あれだけ大きな駅で、乳母車が通るたびにあんなに苦労しなければならないのか?しかもあれだけあからさまに困ってるのに主人公以外誰も手を貸そうとしない更なる不自然さ。 ②主人公の軽薄さ、冷酷さ すぐに銃撃戦が起こる可能性があるのに、平気で銃を携えたまま母親を助けに行く、あまりに軽薄な「親切さ」(塚、銃器に対する鈍感さ、無神経さか。日本の警察官が同様なケースで同様な行動を取る可能性は100%ないと断言できる) そして、それでいざ銃撃戦が始まると完全に意識から乳母車のことがぶっ飛ぶどころか、無意識とはいえ、自分で階段から落とす冷酷な「軽率さ」(乳母車が銃弾で蜂の巣にならなかったのは、全くの結果論。これも日本の警察官なら、乳母車を押えたまま撃たれるほうを選ぶのではないか? こんな「あえて言おう、滓である」シーンが名シーンとしてもてはやされるのが理解できません。 あと、実は史実のアンタッチャブルは地道な証拠集めと、カポネの資金源を徐々に狭めていくことによって勝利を得たわけだが、こんな短絡的、暴力的な手段の描写が喝采を浴びる今のアメリカと、そのアメリカに支配されている世界が嫌です。 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 19:20:53) 319.あまり覚えてないのです 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-06-07 10:40:32) 318.《ネタバレ》 やはり傑作。改めて見直すと意外に単純なストーリーがふくらませてあることに気が付くけれど、だれる感じがしないのはさすが。シーンのひとつひとつが丁寧に作られている感じがする。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-27 13:28:22) 317.《ネタバレ》 プラットホームの階段での乳母車と銃弾戦のシーンは緊張感が素晴らしいです!迫力あります。 ショーンコネリーもロバートデニーロも素晴らしい! 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-08 03:01:56) 316.《ネタバレ》 スリルがあって面白かったんだが、名作というにはちょっと足りなく、良作の部類かなと。 演出も“お決まり”があって、少々退屈に感じた場面が多い。 銃撃戦も、ラストなんかはハラハラドキドキできるものだったけど、それ以外は物足りなかった。 良い役者はいっぱい出てたんだけど。 安定感があって面白かった。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-19 17:44:31) 315.中盤に若干ダレるし、お話自体は酷くアッサリしているので、「評判ほどの映画じゃないなぁ」と思っていた矢先、終盤の大階段での銃撃戦で全ての不満が吹っ飛んでしまった。 カメラの回し方だけであれだけ面白く見えるのだから、映画って不思議。ブライアン・デ・パルマの映画への愛が感じられます。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 8点(2010-12-29 10:26:43) 314.それなりに退屈はしないでみられるが、コスナーVSデニーロで期待するような奥行きがない。というより、コスナーの饒舌ぶりが軽薄にみえて、起伏に欠けたストーリに感じるのか。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-26 03:44:13) 313.すべてにおいて無難な映画。 【峠のわが家】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-20 19:52:02) 312.爽快で面白い。カメラワークも良いし、音楽も素晴らしい。 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 9点(2010-12-14 23:31:30) 311.ロバート・デ・ニーロのカポネがとにかくカッコ良かったです。内容はまあまあってとこでした。デニーロの渋いカポネに比べて、ベーコンとコネリーのキャラがポップすぎてなんかミスマッチでした。普通のエンターテイメント映画だけど、カポネがだいぶ良かったので6点です。 【モンチョ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-08 01:20:20) 310.ロバート・デ・ニーロの役作りにはいつも感心します。アル・カポネ役はいつまでも心に残る役でしょう。 【doctor T】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-11-03 18:57:31) 309.《ネタバレ》 なかなか面白いですし丁寧に作ってあるとは思うのですが・・・例えばネスの家の前に脅迫者が現われるシーンであるとか、騎兵隊たちと捕り物をするシーンであるとか、あるいは証人を連れて行く帳簿好きのメンバーがエレベーターで撃たれてしまうシーンであるとか、ショーン・コネリーが襲撃されてしまうシーンであるとか(あの家の長い廊下は好きですが)、白服の男との屋上での銃撃シーンであるとかは、もう少し緊張感を巧く出せたのではないかとも思ってしまいます。 役者で言えばケヴィン・コスナーの正義の男ぶりはハマっているものの同時に主役としては存在感が希薄な気もしますが、その分、コネリーが渋くて格好良いです。ただ、コネリーの絶命間際とラストにアンディ・ガルシアに託される鍵とメダルのアイテムは、使うなら使うでもっと小出しに見せてくれないと効果的ではありません。 ・・・それでもやっぱり、マシンガンで蜂の巣にされシャツが血だらけになたって執念で即死せず情報を伝えるコネリーの姿と、その警官魂を継承しようとするかのように手を触るガルシアの姿には泣けてしまうのです。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-11-02 18:17:32)
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