みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
127.《ネタバレ》 パッケージの、「皇帝として生まれ、庭師として死んだ男」に惹かれて鑑賞しましたが、見応えのある壮大な作品でした。特にラストの故宮博物館で溥儀が「ここが私の玉座だった」と云う様な事をいってたところでは、中国史の激動が凝縮されていたように感じます。 【HOPUKO】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-28 00:02:15) 126.《ネタバレ》 劇場公開から早くも20年。良い意味でも悪い意味でも日中間の微妙な、この時期に改めて深く観察。壮大な紫禁城での撮影をはじめ手の込んだ衣装、装飾品は本物ではないのか?と思わせるほど。若い頃はついついジョン・ローンの美麗な姿に目を奪われ、経た年月が私を成長させたのか?ずいぶんと印象が違って映りました。英国の満州に対するあり方や、その卑劣な行為を日本人側に押しつけているようにも思え、また英国への逃亡を何度も幼少時から試みる溥儀だが、結局満州という名の紫禁城で幽閉され、それを中国共産党思想は(他国では嫌われて久しい主義だ)が、彼の心だけは解き放ったのではないか?とも考えられる。溥儀が母を追いかけ閉ざされていく“門”へ掛けよりバックに流れるMR.SAKAMOTOの名曲だけが、敬慕したくなるほど色褪せていない。 【成田とうこ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-07-16 23:14:34) 125.《ネタバレ》 映像もストーリーも壮大かつ豪華なのだけど、感動という面では弱く評価はとても難しい。清朝皇帝、満洲皇帝として屈折した人生を歩んでいく溥儀の心の揺れ動き、改心していくさまは痛いほど伝わった。しかし、彼の改心は中国共産党の思想改造の結果でもあるという点は留意する必要があるのではないか。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-07 00:35:40) 124.《ネタバレ》 この映画、前半のほうが好きですね。特に結婚式の初夜のところは、何度見てもゾワゾワする・・・こういうのを「上質な官能っていうんかしらん」なんて思って何度も再生して観ていた娘時代を思い出します。それから一転後半の政治的な匂いが漂い始めるとちょっとひいちゃって・・・坂本さんの棒読み演技のせいだけではないと思うんですけどね、ちょっと中途半端な印象になってしまいました。長すぎるのからかしら・・・でも音楽は素晴らしいです。この音楽があるんだもの、棒読みのセリフなんか帳消しですよ、坂本さん! 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-25 17:08:22) 123.細かい時代考証などあまり考えてなさそうな、とにかく派手にゴージャスにやってやれという植民地主義的雰囲気満載なところが楽しい。西欧式の物量作戦と中国4000年の歴史がマッチングした奇跡的な作品。真面目に見ると損します。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-09-21 02:27:48) 122.北京に旅行して紫禁城(故宮)を見る機会に恵まれたのを機会に、昔見たこの映画を見直してみました。 やはり構成の重厚さはもとより、映像や音楽の美しさといい、最高傑作にあげられると思います。ラストシーンの美しさは思い出しただけで涙が滲んでくるほどです。 溥儀の生涯はかわいそう過ぎます。皇帝から戦犯に転落した劇的生涯というより、むしろ彼は最初から最後まで徹底的に不自由でありいわば囚われ人であったわけです。もう利用されるのはたくさんだ・・・という台詞が胸を打ちます。 西洋というフィルターのかかった中国史であり、実際の姿からはかなり変形が加えられているのだと思いますが、それを割り引いても充分に堪能できる完成度の高い作品だと思います。 【JUNK】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-30 06:30:56) 121.N○Kの大河ドラマなど目じゃないほどの重厚感で、観終わった後は自分が一人の男の人生を生きたかのような気分になる。音楽もよい 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-24 00:27:52) 120.頂点から底辺まで転げ落ちたその転落の距離のあまりの深さに、誰もがふいをつかれ頭を垂れてしまう、そんな作品。これをぜひとも見せたかったその人は、昭和天皇、というならあまりに残酷でしょうか。でも存在しなかったもう一人のあなたかもしれないのです。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-27 21:55:22) 119.《ネタバレ》 ①こういう実在の人物を主人公にした映画って評価難しい。ストーリーが、溥儀の生涯と時代背景と脇キャラを追うことに精一杯になっていて、肝心の人間ドラマが描かれてなかった気がします。②「自虐史観」とか「補償は済んだ」と言う人がいるけれど、この映画をみると、あの戦争で日本がひとつの王朝を滅ぼしたことを実感します。そう思うと映画とは別に涙が出ます。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-22 21:45:25) 118.《ネタバレ》 最後のシーンは涙が出ます。 すごいスケールの映画です。 この映画を見た後でこの舞台を訪れた時は尚更感慨深いものがありました。 見て損なし。 【坊主13】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-11 19:41:33) 117.物語半ばから完全に飲み込まれました。皇帝(天皇)が普通の庭師として働くなんて想像付かない!こんな凄絶な人生があっていいのか!背景や衣装の雰囲気・役者・音楽…どれを取ってもレベルが高い。アカデミー賞9部門…納得です。全長版も見たいなぁ。 一つ文句を付けるなら坂本龍一は役者ではない。曲だけにして欲しかった(笑) 【oO KIM Oo】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-05 19:53:38) 116.1人の生涯を語るのに160分は短いかもしれないけど、観ている我々にはちょっと長い。中国の王朝を描いた映画らしく「出演者の数」「建築物の壮大さ」という意味でのスケール感は圧倒的で、ビジュアル的な面で芸術的価値の高い作品だとは思います。でも結局、幼少時から晩年までの断片的なエピソードの連続なので、全編を通しての盛り上がりに欠けると言うか溥儀という人物への感情移入も特に湧かないですね。一国の皇帝であり全ての国民から畏怖の念を抱かれた存在だった人物が、最期は何処にでもいる一庶民で終わったという事実に一抹の寂しさは感じますが。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-14 11:44:33) 115.難しくて、途中から分からなくなった。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-26 02:09:38) 114.溥儀そっくりの友人がいます。 【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-22 22:34:37)(笑:1票) 113.《ネタバレ》 当事者でありながらも客観的に描かれている、 それはまるで「太陽の帝国」のイギリスの少年のように。 自分は生まれながらにして皇帝(3歳時から!)一番と思い込み、 それが徐々に幽閉されたお城のごとく世間から離れ、 それでも出たくてたまらなかったお城から出らざるをえなくなる。 昔からそういうことはありますし(国取りものとか) 感情移入もないはずでしたが、イギリス(スコットランド)教師の オトゥールが自立を教えだしてから、天皇のようなお城の王は目覚めた。 ここらがとてもいいんです。ともすれば暗い客観的な映画が、 主人公は溥儀だと思わずにいられないような、教師役の明るい品の良さ と引き立て役に徹する引きのうまさ。 まさにアジアの人から見た外人なのです。 最初から現代の溥儀役を重なる役でやっていた主役、ジョン・ローンの登場。 3歳の過去から現代までを描いているのですが、この俳優もうまいです。 私が気になったのは、坂本龍一氏の登場&アヘン女。 これは事実なんだろうか。唯一の娯楽とも取れるんだけど面白くない。 ここらとお家騒動のあたりがたいくつで安っぽく感じてしまった。 坂本氏は音楽ではとても良いのですが・・ 身が引き締まるような戦争の映像やドラマや人とのふれあい、 それらはよかったのになんか娯楽を入れてしまったようでしらけた。 高得点のわけは、やはり最初と最後の同じ宮廷の場面です。 あれを観ると全体につまらなくとも許してしまう感動できました。 拝観料を支払い自分の城に入る溥儀、 その見えない姿はあまりにも哀れで歴史の目まぐるしさを感じる。 どこかへ旅行して遺跡やお城を見つけたらこんな物語があったと、 また感慨深く思うでしょう。 こおろぎでしたか、あれもいいです。 すごいおちだなぁと感心。 なんか自分も生きているというより生かされてるんだと。 本当は暗く重い映画なのかもしれないけれど、 妙に勇気さえ沸いてくるのはなんでだろうか・・ この主人公がつまらない人間だったとは思えないし、 高貴な人間だったとも思わない。 歴史を変えようとして勇敢に死んだ方が後世から観れば面白いんだけど。 それだけじゃあないような気もしますね。 朕、皇帝側から情勢を描くことに成功した映画は珍しいと思います。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 08:15:04) 112.史実物として考えたら賛否両論があるかもしれないけれど、これぞ映画であり一度は見ておいて間違いないくらいの稀有なる作品だと思う。西洋人からみた中国の神秘や憧れといった一種の東洋趣味が目立つものの、それがかえってこの作品のスケールや映像美につながっているように感じる。特に紫禁城での壮大なロケシーンは圧巻。CGなどのVFX技術が発達しても、実写のリアリティには遠く及ばないことを教えられる。音楽もそうだし照明や衣装小道具、ロケハンも職人芸だ。 実際の史実からは「?」と感ずる部分も多い。しかし外の世界から見た近代東アジア史の映画はそう多くないので興味深いです。数奇な人生を送った愛親覚羅溥儀の物語は西洋人には全体像をつかみにくいかもしれないけれど、ナレーションも無く淡々と進行する流れが逆に彼の人生を象徴しているように感じました。 印象的なシーンはいっぱいあったけど、オープニングとエンディングはそのなかでも強烈だった。良い悪いではなく、ただただ「凄い映画」ですね。 【トト】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-17 05:42:40) 111.人生なんてもんはそんなもんさ・・・人をさんざん祭るだけ祭っといて時代が変わればポイですよ。結局信じられるものなんて自分だけなのさ~、そして確かなのも身分じゃなくて自分だってことなんだろうね。それでもこの作品は無駄に長いと思われる。 【taron】さん 6点(2005-03-17 20:35:13) 110.映画を観て初めてサントラというものを買った作品です。それほど坂本龍一のつくりあげた音楽が良すぎました。この作品以降のテレビ番組は中国といったらこの曲を流すので完全に”中国”のテーマ曲としての固定概念をを作り上げてしまった。言うならばボクシングといったら”ロッキーのテーマ”が流れるようなもの。 【tetsu78】さん 8点(2005-02-06 12:35:41) 109.さすが4年もかけて作られた映画という感じが出てました。 【すごろく】さん 5点(2004-11-03 02:57:05) 108.溥儀に関する特集や文章やら、以後それらに触れるたびこの映像で勝手に脳内変換してしまう。そのくらいのインパクトはありました。 【へろりうしオブトイジョイ】さん 9点(2004-10-19 00:15:36)
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