みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
19.《ネタバレ》 弁護士って依頼人の意向を最大限に尊重する職業でしょう?それなのに、示談を希望する依頼人の意向を完全無視して、「生き方を変えて立ち直りたい」という個人的な願望から裁判へと暴走してしまうのはどういうこと?何で依頼人はあの弁護人を解任しないの?結局勝訴したから弁護士の暴走をすべて許しているようなラストが不愉快。もし負けていたら大変なことになっていたのに。それに、決定的証人の証言は無効にされたのに、陪審員が病院側敗訴の評決を出せたのはなぜ?評決を出すときって、何の根拠も示さなくていいものなの?あの女の存在も余分です。こんな下らないストーリーを長々と見せられてうんざり。もっと短くできないの? 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-07 14:11:36) 18.《ネタバレ》 好きなシドニー・ルメットの映画なんです。 ポール・ニューマンも好き。法廷モノとしてはわかりやすい。 でも面白くなかったです・・ 勧善懲悪タイプの映画ではありますが、そこまでが長い長すぎる。 どうしょうもない飲んだくれの弁護士が、勝てると保障されるくらいの 楽そうな事件の弁護を引き受けるのですが、病院側の過失のせいで 植物人間にされた患者の写真を撮りながら、そのポラロイドが出来上がるまでの 写真の色の変わりようにニューマンが本当の正義のために立つ決心をする。 ここらはうまいと思う。病院側は示談を提示。その額は裁判の報酬に値する。 しかも家族でさえ示談にしてくれと言う。 ところがニューマンは裁判にした。あのポラロイドの色のように。 いざ裁判になると、勝てると見ていたのに急に有能な弁護士が出てきた。 まあそこから面白くはなるのですが・・ あの女性はいらないなぁと思いました。 「ターミナル」のキャサリンみたいな役だなぁ・・ もちろんあの女性がいることで、ある意味客観的な見方もできます。 でもあのラストは(何のドラマにしたいんだ?)と。 ルメット監督の映画は終わったあとに、何が言いたかったのか 考えてみましょうみたいな作品が多いのですが、これは・・ 法廷のシーンはよかったです。「12人の怒れる男」を思い出した。 裁く側弁護する側と場面によって、人物の大きさが変わる。 壇上の大きさと弁護側の見上げる位置の違い・・ でも最後には(一般の陪審員)の位置が勝つ。 ここらはよくできてるので、もっと派手に演出してほしかった。 それまでの責め苦のような不利がもったいない。 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-03 02:03:07) 17.《ネタバレ》 余韻の残る良質の映画なのだが、肝心の裁判の最後が意味不明。コピーが判決を左右する価値が無いとなった時点で、コピー以外に武器のまったく無い原告側が敗訴なのでは?法的価値より人の感情が左右する、それが陪審員制度って事なんだろうが、あれだけ不利な状況で勝訴したのは納得がいかない。映画的には、あのまますんなり、コピーが出てきて大逆転勝利!ってことで良かったのにと思う。 【永遠】さん 6点(2005-01-26 01:58:13) 16.《ネタバレ》 これは好きな作品です。この物語の中心的役割を担っている教会、医者そして弁護士という職業は、人々の苦痛をある意味商売にしている。肉体的や精神的な苦痛を取り除き、和らげてくれることで、頼りにされ尊敬を集めるような立派な人は当然多いんでしょうが、中には、強い立場を利用して、お金や名誉に気持ちが偏ってしまっている連中がいるのも事実。彼らを頼らざるを得ない弱い立場の人が被害を被る場合もあり、この現実を、ルメットが旨く突いています。酔っ払いの落ちぶれた役は、ニューマンの得意とするところ。時々見せる、正義に対する期待と信頼の表情が泣かせます。最終弁論のセリフは胸に迫ります。そして、S・ランブリングが、影のある妖しい魅力で花を添えます。余韻を引きずるラストも、二人の立場と気持ちを対比させ、無難なハッピーエンドにしていないのが、また良い感じです。 【パセリセージ】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-12-11 17:49:26) 15.《ネタバレ》 ずっと負けると思って観てたので、ラストの判決でスッゲェ感動した。まだ若かったんだな。でもその感動の記憶に高得点! 【マックロウ】さん 8点(2004-06-15 17:00:30) 14.《ネタバレ》 力が入った法廷劇なのは認めますが、突っ込みどころも多いのですよ。まず、あれだけ下調べも何もせずに、確たる証拠もなしに提訴したら、苦戦して当然です。次に、依頼者に意思確認もせずに示談を蹴って提訴なんて、懲戒処分もの(それも業務停止クラス)です。それから、あのバカ裁判官には何の(少なくとも物語上の)制裁もないのでしょうか。肝心な証言が排除されてしまったのに、陪審がどこをどう判断したのかも不可解です。ラストも中途半端で、必然性がよく分かりません。法廷上のストーリー云々よりも、むしろ主人公の内面の変化の方を鑑賞すべき作品でしょう。 【Olias】さん 6点(2004-06-12 03:21:02) 13.医療ミス。最近テレビの「白いナントカ」を見ていて真っ先に思い出しのがこの映画でした。法廷劇としては似たような作品が山ほどありますが、本作の一番の魅力はなんたってニューマンの名演。そして敵の弁護士を演じたジェームズ・メイスンもうまかったねぇ~。流暢な英語がまた小憎たらしいんだなぁ。そういやこの主役って最初はロバート・レッドフォードに依頼がいったらしいけど「アル中」の役はいやだと断ったんだってねぇ。いやーニューマンで本当に良かったですよ。レッドフォードに感謝(笑) 【nizam】さん 8点(2004-04-20 12:52:17) 12.シャーロット・ランプリングの透明で知的な美しさ。ポール・ニューマンのくたびれた魅力と押さえた演技、そして、そこから醸し出されるある種の純粋さ。ストーリーが冴えているとは言いづらいが、脇を固める俳優陣を含め、ハリウッドの底力を見る思いがする。◆これは絶対隠れた名作だ。早くDVDにしてほしい。 【みんな嫌い】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-02-29 11:47:36) 11.法廷モノの傑作と言って良いですよね。ポール・ニューマンの落ちぶれ弁護士役は素晴らしいです。まるでホントにポールが落ちぶれた(俳優として)と思っちゃうほどです。そして後半の弁論のシーンなどはそれとまるで逆の迫力の演技にくぎ付けになりました。シャーロット・ランプリングが綺麗だったなァ・・・。彼女の存在なくしてもこの作品成功はありえませんね。 【カズゥー柔術】さん 8点(2003-12-08 11:52:18) 10.落ちぶれた弁護士役に、くたびれた表情のポール・ニューマンは最高ですね。世の中の悪どい仕組みに対し、自分の信念を貫いて戦おうとする姿勢は素晴らしいと思います。しっかし、ホント、誠実そうな外見の組織が、たくさん汚いことをしているよね。相手役の弁護士(ジェームズ・メイスン)は、こういう汚い役がとってもうまいですね。この手の映画は、敵役がうまくないと面白さが半減しますから。これは数ある法廷モノの中でも傑作の中の傑作だと思います。 【オオカミ】さん 9点(2003-12-03 15:22:27) 9.巨大で重圧な「壁」を目の前にして「信念」を貫き通していく、落ちぶれたアル中弁護士の姿勢が格好良い。しかし二日酔い醒ましに生卵って、どうよ? 【aksweet】さん 8点(2003-11-20 01:33:39) 8.負け犬の復権がテーマだと思います。ポールニューマンはこういうのやるといいなあ。法廷物って好みなんです。いろいろ欠点はあるんだろうけど、映画自体が「男」って感じがするんですよ。見てて励まされるんだよなぁ・・・。ラスト、鳴り続ける電話をジッと見つめる場面もいい。タフガイの映画です。 【ひろみつ】さん 9点(2003-10-31 02:16:18) 7.12人の怒れる男程ではなかった・・・けど、アメリカの信じたい正義が描かれてたので、小難しい法廷用語とかがなくて見易い・分かり易い映画だった。ラストの全てに評決を下すかのようなシーンが好きです。最初スクリプトになかったらしいけど監督のワンステップというアイディアが観客に余韻を残してくれた良い映画。 【けい】さん 8点(2003-05-22 11:26:09) 6.この映画のポール・ニューマンが、一番好き!。個人的には、ジャック・ウォーデンも好き。 【代打、八木!!】さん 8点(2001-09-19 07:25:28) 5.法廷モノとしてはいい映画だと思います。ポールニューマンも実にはまっていると思うし。終わり方も好きです。 【鮫島】さん 8点(2001-09-12 20:40:37) 4.今となってはこの手のストーリーはめずらしくも何ともないのかも知れませんが、始めてこれを見た子供の頃、最後の判決にやたら感激したのを覚えています。ポール・ニューマンが好きになったのもこの映画です。 【気になるガーフィールド】さん 7点(2001-04-07 03:08:38) 3.酔いどれのポール・ニューマン、明らかに賞を意識していたのでしょうか。正直言って、あまり似合ってません。ただ「ハスラー2」でもらうなら、こっちでオスカーをもらうべきだったと思う。 【チャーリー】さん 7点(2001-03-20 16:52:22) 2.ポール・ニューマンが、なかなかオスカーを取れないことで話題になっていた頃の作品として記憶に残っている。ラストまで失意のストーリー展開に惹き込まれていたが、結末の逆転で興醒めしてしまった。この作品の登場以後、オリバーストーンの「JFK」などの法廷劇が出てくると、必ず最後は逆転するんじゃないかなっていつも思うようになってしまった。 【イマジン】さん 8点(2001-02-08 19:53:35) 1.証拠は次々消され、証人も居なくなる。しかしニューマンの最終弁論一つで、陪審員の心が揺らぎ形成は逆転する・・・正義が勝つと言うのも良い。しかし安易にこんな映画が流行ると、裁判と言うシステムに間違った認識が植え付けられないか不安になるのだが・・・ 【☆】さん 8点(2001-02-08 00:52:10)
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