みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
216.改めてみると、安上がりに創ったほころびを感じてしまう。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-09 00:58:57) 215.見終わった後、「ホントすごい作品だ」と思えた戦争映画です。それに、私の一番好きな戦争映画です。 いろいろ戦争映画を見てきたけど、心理面、壮絶さをここまで高いレベルで両立してみせたといったらこの映画くらいだろう、といっても過言じゃないです。 【SAKURA】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-09-09 19:09:56) 214.《ネタバレ》 戦争映画を見るなら、これだね!と知人に無理矢理ビデオテープを突きつけられ、致し方が無く見始めた。嫌戦争な私には、何が一体どうなるの?!と苦悩している暇もなく、まざまざと画面に引き込まれ目が離せず、眉間には皺が寄り始め苦痛が伝わってくるような気難しさを生み、言葉に表せない何かがドンと心臓にのしかかった。撮影技術や脚本構成などは正直、意味合いが理解出来ずに”はぁ?”という部分もいくつか感じられたが、この作品に追いつける位の英知が欲しいとしみじみ思った。 【成田とうこ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-08-23 10:40:23) 213.《ネタバレ》 「本物のベトナム戦争映画」ということで、実際にベトナムに従軍したオリバー・ストーンが脚本と監督を兼任。バーンズもエリアスも実在した人物とのことだが、実際には別の部隊だった二人を同じ隊に入れ、最終的には殺人(未遂)行為までさせるのはどうか?また、ストーンの分身であるクリスがバーンズを撃って終わり、というのも、いかにも物語的で、リアリティを削ぎ落としているように思える。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-07 16:42:03)(良:1票) 212.アメリカが起こす第二次世界大戦からの戦争に完璧な正義が一度としてない。アメリカ人はこの映画をみても心に響くことはあるのだろうか。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-31 18:02:18) 211.《ネタバレ》 ワタシにとってのベトナム戦争映画における最高の作品。ちなみにオリバー・ストーン作品の中でも一番好きな作品です。こんな悲惨な戦争映画を何度も見る気にさせてくれるという点で、最早文句の付け所がありません。 この作品の中で語られるのは戦時における正義というもの。片や薬や酒に吐け口を求めながらも人としての正義を捨てきれないエリアスと、片や隊が生き延びることを最終目的とする単純かつ直接的で狭い正義を振りかざすバーンズ。その二人の体現する正義のぶつかり合いがこの映画のテーマなのです。平和なお茶の間から見ると、どうしたってエリアスのほうがマトモであるとは思うのですが、そう思いながらもバーンズの力強さ・生き抜こうという時に邪悪なまでの逞しさも完全に否定はしきれない。 そんな重いテーマを小気味いいテンポやストーリー展開、分かりやすい人物設定などで再見可能ないい意味での「面白い映画」に仕上げた、これはまさに逸品であると思います。 【ぞふぃ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-05-23 17:10:43) 210.《ネタバレ》 昔見た感覚では、戦争映画と言えば役者の仕草や、会話などに憧れたもんだが、年を重ねたんだろうか、チャーリーシーンの青臭さが際立った。ただ不覚にも、中盤で村を焼くシーンを観た時、昔見た感覚とは全く違った。「焼き払われた村人たちの今後は・・・。」、「連行された村人たちはこれから・・・。」、「引き上げる時の戦士達のやるせない顔・・・。」この後に繋がる、「バーンズとエリアスの確執・・・。」まったく切なくもあり、やるせない気持ちにもなり、そして胸が締め付けられるような気持ちになり、30を過ぎて涙脆くなったのでしょうか、不覚にも涙が頬を伝わっていました。 【きままな狐】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-05-19 19:40:25) 209.うーん。今また見ると(べつにみないけど)この映画の存在自体が、ギャグか、”メディアそのもの”に思えてしまう。監督や出演者のせいでは、もちろんありません。”わたしとタイミング”のせいです。(今現在強くそう思う。)わたしにとっては名作ではないなあ。どうでもいいが、それゆえ、昨年観た(わざわざ映画館で)”ホテルルワンダ”なんて観ると、なななななな、なに映画でやってんの?と本気で思う。こういう映画は正直言って、つまらない。まるで小学生向けの教育テレビのようだ。教科書、歴史書、を熟読したほうがよほど面白いし、ためになります。なんかアメリカの映画文化イコール日本のまんが文化というかんじがする。映画館に行くならば”ランボ-”のほうが数億倍も優れている。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-05-17 00:47:25) 208.ベトナム戦争をアメリカ側の視点から捉えた作品としてはベスト3に入る作品だと思う。 「俺たちの国は横暴の限りを尽くしてきた。そろそろ俺たちに罰があたるころだ。」byエリアス アメリカはこの言葉の意味をもっとかみしめるべきだと思う。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-03 12:11:21) 207.面白くはない… 後味良くはない… 戦争ってこんなもの 印象強いので、この点数です 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-12 20:08:54) 206.当時、評判でしたねー。リアリティーがある・これぞ本物の戦争映画だetc・・でも、私には迫力も感じられず劇中の人物の苦悩も見えてこず、監督の言わんとしている所もよくわかりませんでした。過日、ビデオで2、3回見直しても同じで、皆がいうほどの特筆した戦争映画だとはとても思えず、何故か劇場で「ガルシアの首」を思い起こした記憶があります。オリバー・ストーンの一番のグッ・ジョブは「ミッドナイト・エクスプレス」(脚本)だと、ずーと思っとります。 【すんくじら】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-03 06:58:53) 205.俺たちの国は横暴の限りを尽くしてきた。そろそろ俺たちに罰があたるころだ。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-26 20:49:34) 204.何というのかなぁ、良い食材と性能の良い道具を使用しているのにもかかわらずシェフの腕が悪いから不味かった、そんな感じの映画だな。(悲しい音楽とスローモーションを使用してというのはある意味映画人としては芸がないと思うのだがいかがなものか。役者が頑張っている分逆に力量のなさが目立つ)しかもこのシェフ、「店内は私語厳禁」位の押し付けを平気でかましてる分だけ逆に腹が立ってくる。ある意味アカデミー賞を取ったんだから、宣伝は一流なんだろうけど。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 2点(2007-01-11 23:59:00)(良:2票) 203.《ネタバレ》 面白くかったしリアリティーもあったけど、あまり印象には残りませんでした。時間が過ぎて評価してみようと思ったときに、どんな映画だったのだろうと、しばし考えてしまいました。「ディアハンター」ほど痛々しくもなく、「MASH」ほど、こんなこともありなんだと驚かせてくれる訳でもなく、自分の中では平均的な戦争映画です。 【omut】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-09-17 15:42:54) 202.《ネタバレ》 ベトナム戦争を扱った映画の中では、本作が王道をいく作品だろう。 そのように感じるのは、ストーン監督自らが従軍をし、映画に描かれた大部分が実際に「現実」として起きたことだからなのだと思う。登場人物に関しても、ストーン監督自らが属した二小隊で出会った兵士が基礎となっているらしい。彼らを演じた俳優たちも、過酷な特殊訓練を受けて、過酷な状況下で撮影をしたために、苛立ちと疲労感を感じさせるちゃんとした「兵士」となっている点も見逃せない。 戦場という善と悪の境界が曖昧な領域において、いかにして人々が「理性」を失っていくかが描かれている。戦場において、人を殺すことは決して「悪」というわけではないだろう。それは否定しようがない。だからといって、罪のない人々や仲間を殺してしまうことは許されるのか。その境界線をいかにして守ることができるのかということが、「自分のなかの戦い」なのではないか。 バーンズは、仲間を殺された怒りと苛立ちから、徐々に「理性」の境界線を失っていく。兵士ではない、ただの女性の農民を撃ち殺し、目障りとなった仲間であるはずのエリアスに重傷を負わせ、ジャングルに孤立させる。 そして、クリスもまた、仲間であるエリアスを殺された恨み、クリス自身も殺されそうになったことから、仲間であるはずのバーンズを射殺する。この時点で、クリスも自身の境界線を失ったのではないか。境界線を保てなくなった者は戦場にいるべきではないのだろう。バーンズを射殺したことで、クリスのなかの戦いは終わり、彼の戦争は幕を閉じたのではないか。クリスは、「善」であるエリアスの精神を維持しながら、「悪」であるバーンズと同様の行為をしてしまう。だから、クリスは彼らの中間的な存在なのだろう。クリスだけではなく、このような「善」と「悪」の境界線を失い中間的な存在となった兵士がベトナムには多くいたのではないか。彼らがアメリカの故郷に戻ったとしても、壊れた精神はそれほど簡単には癒されることはないだろう。アメリカの底辺にいる彼らは、貧しさや学歴のなさから、より一層精神を病んでいってしまうのではないか。この映画によって、少しでも彼らの苦悩が理解され、共感されることが望まれる。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-22 23:38:02) 201.《ネタバレ》 戦争映画はあまり観ないがこの作品だけは別格。何度観ても面白いし、そのうえ戦争について深く考えさせられる。エリアスの戦死シーンは映画史に残る名シーン! チャーリーよりべレンジャーよりやっぱりデフォーの存在感がすごいと思った。 【のりぱぱ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-07 23:15:21) 200.映画として完璧に近いと自分は思う作品。戦争のリアリズムを表現すると同時に暴力描写を抑え娯楽性を盛り込み幅広い層を取り込めるように出来ている作品だと思う。人間の描き方がうまくて派手な戦闘シーンを入れるよりもこの方が戦争の狂気をリアルに感じさせ良かったと思った。それぞれの兵士役の表情や演技がすばらしかった。実際にベトナム戦争に参加した監督の経験がいきていて、戦場での苦労や雰囲気を細かくちりばめつつ演出しているのが良かった。トム・べレンジャーの演技が印象的ですばらしく良かった。挿入曲の「弦楽のためのアダージョ」がこの映画にマッチしていて、しかも印象的で頭から離れずどこかで流れているとこの映画をすぐに思い出してしまう程だ。ラストのヘリから見える地上の様子と雰囲気、そしてチャーリー・シーンのナレーションが印象的で頭から離れない。この映画は他の戦争映画とは一味も二味も違うと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-27 14:20:59) 199.オリバー・ストーンのベトナム戦争三部作は、けしてベトナム戦争を通して「戦争」を語ったものではなく、この『プラトーン』も含めてあくまでベトナム戦争そのものとそれを指揮したアメリカという国を批判している映画だととらえている。それをあたかも反戦映画のようにとられて評価されているのはどうかと思うが、こういう監督の独りよがりな想いの詰まった作品というのは嫌いじゃない。もちろんテーマがベトナム限定の作品のため永遠に語り継がれるような普遍性といったものは希薄であるが、当時としてはかなりショッキングな映画であったし、メッセージ色が強いにもかかわらずじゅうぶんに娯楽映画として鑑賞できるドラマの見せ方をおさえている。デフォーが両手をひろげて崩れ落ちる有名なシーンは、そこだけが強烈にドラマチックでバックに流れる音楽とともに印象づけられる。くやしいけどこのシーンだけは永遠に頭から離れないような気がする。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-19 17:09:41) 198.《ネタバレ》 人が狂う誰のせいでもない理由のせいにできない狂気は、 「戦争のはらわた」のほうがずっと優れている。 しかしペキンパー監督お得意のスロー映像の多用で、 娯楽と化してしまったのも事実。 後味の悪さやメッセージ性は「カジュアリティーズ」のほうがあった。 しかしデ・パルマ監督のあまりに直接的な描き方は後味の悪さしか残らなかった。 「プライベートライアン」これは売れるための作品で、 さすがに戦争の残虐性のあと人情ドラマは違和感があったが、 最終的にはこれで成功したし見る分には救いがあった。 「フルメタル・ジャケット」私はこの系統では一番の評価をしている。 ラストが戦争そのものの的を得ているから。 「プライベートライアン」の前半ほどのリアルな残虐性は必要はない。 「戦争のはらわた」のようなややこしい回想録もいらない。 わかりやすくストレートにベトナムの密林の中で何が起こったかを、 サスペンス仕立てでアクションもカメラ酔いしない丁寧さ切れのよさで、 十分恐怖やリアル感を出せている。 そして登場人物の本当にわかりやすい設定。 オリバー・ストーン自らの経験から自身が脚本を書いたのも説得力があり、 ざっと見ていくだけで登場人物の性格や生い立ちがよくわかる。 一番特筆すべきはテンポがよい作品ということだろう。 前半に生々しい戦場で民家を犠牲にするシーンで悲惨な現実を見せ、 兵士らがこの状況でだんだんと人格がむしばまれてゆく様子がわかる。 中半では間違っていなかった主役と犠牲になる兵士のサスペンスドラマ。 この ウィレム・デフォーめあて(最後の誘惑の演技で気になった)でこの作品を借りたのだ。 それまで手持ちカメラ中心の報道映像のようなリアルさだったのが、 ここで彼のために用意されたかのように、 スローモーションで丁寧に大切に演出される画面は、 後半の主役であるチャーリー・シーンの上官への復讐劇を予想させる。 見事な緩急ある演出である。 ただ・・この映画のラストに後味の悪さは残らなかった。 正義ではない。しかし間違いでもない。 でもそうなればいいと思いながら後味の悪さも期待した。 「二十日鼠と人間」のラストのような後味を求めたのだが・・ 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-20 04:41:19) 197.「プラトーン」も戦場映画なら、「ワイルドバンチ」も戦場映画だ。僕が思うに戦場映画とは、戦場という状況そのものを描くものではなく、戦場という<不条理な>状況の中で人がどう生き死んでいったかを描くべきものだ。そこに描かれるリアリティとは、状況のリアリティというよりも、人間のリアリティ、もっと言えば狂気のリアリティではないのか。なぜなら、戦場という状況下で人を生かしめるのは、狂気において他ないからだ。人はそれを正義というのだろうか?信念というのだろうか?残念ながら、そういう時代は遠い昔に終わった。さて、「プラトーン」において、そういったリアリティを最も体現した人物は、バーンズということになるだろう。しかし、僕の印象からすると、彼の発する狂気のリアリティというのはちょっと弱い。それは、僕が戦場映画の名作「地獄の黙示録」を念頭に置いているからかもしれないが、真に狂気を描こうとするならば、そこには、それなりのセルフストーリーがなくてはならないのだ。今やテレビゲームでも戦場が体験できる時代。映画という媒体で殺し合いを描くのはとても簡単なことだ。そこにほんとうの生死の意味を描こうとするならば、狂気の本質をもっと追求すべきなのだと思う。そうでなければ、人を殺すことをなんとも思わない一部の現代少年たちの格好の教材でしかならなくなる。それで良いわけはないだろう。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-01-14 12:18:56)(良:1票)
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