みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
220.《ネタバレ》 金八先生の第6シリーズのラスト。桜中学を追われ教育委員会に進む事になった坂本先生を、涙で見送る生徒たちと多くの仲間。上の体制と教え子達に対する教育愛との狭間で苦しむ先生の姿には涙がとまらなかった。私が映画を観て生まれて最初に泣いた映画は(しかも号泣)「いまを生きる」のラストシーンだった。キーティング先生の時には破天荒な教育理論が、管理体制を強いられていた生徒たちの「自由への憧れ」にマッチした。しかしそれはやはりあまりにも大きな壁への挑戦だった。どの時代も、異端児は快く思われない。これからの人生がある生徒達は、今自分たちで出来る最高の形で学校を去る先生に感謝の気持ちを表した。それを、「ありがとう」と精一杯の笑顔で答える先生。離れ離れになる事を強いられながらも、強く結ばれた「絆」。本当に美しい。「カーペ・ディエム(いまを生きろ)」。俺も精一杯生きるぞ。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-31 15:42:16) 219.《ネタバレ》 何年も前に観たので細かいことは覚えてないので恐縮です・・・なので今日WOWOWで放送してたのを何年ぶりかで観ました。先生と生徒。やはり人間同士だし、合う合わないというのがあるのですね。パブリックスクールという厳格で閉ざされた場所では多感な男の子たちにとってキーティング先生は新鮮で刺激的であったと思う。慕う生徒が大勢でてきても不思議ではないね。あの学校の生徒たちは既成のレールの上で自由な選択というものは殆どなく、自分を強く主張することがない。みんなと同じであることが良いという考えが刷り込まれているように感じた。「なんでそんな簡単に死なせるんだよっ!」と初見の時に憤慨したニールなんですが、この物語にはやっぱり必要だったのでしょうね。キーティング先生は完璧で優秀な教師とはいえないし、生徒のほうも「もう迷いません!僕たちは決めた!ニールの死を無駄にはしないっ!」なんて悟ったようになっても嘘寒い。友人の死に直面し、何が正しくてどうすることがいいのかまだわからない。けれどまわりを気にすることなく机の上に立ち、自分の意思を伝えることができるようになったことは彼らの成長と認めたい。無力な彼らなりの精一杯の意思表示なんだと思った。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-15 16:45:55) 218.もうこの映画、何度も見ているのですが、たまたまWOWOWをつけたらやっており、またもや引き込まれるように観てしまいました。年齢を重ねるにつれ、感動の度合いが高くなっていくのですが、それは加齢による涙もろさのせいでしょうか。素晴らしい先生、素晴らしい生徒。人間は弱いですが一生懸命いまを生きていこうという、大変素晴らしい映画でした。このような先生がいたら私もシンパになってしまいますね。 【ぴよっち】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-15 14:02:39) 217.《ネタバレ》 ラストは確かによかったです。「Oh,captain, my captain!」って叫びながら机の上に立ち上がる場面。ええ泣きました。すげえ泣きました。でもね、納得できないところが多かったんです。何でニール死んじゃうの?何で親にちゃんと自分の気持ち伝えないまま死んじゃうの?とか。死ぬならせめて何もかも吐き出してからにしろよ!って思ってしまうのです。あの父親は許せないし。ほんと許せない。あのアホ親父。自分の息子の夢を潰しやがって。しかも先生が何もかも悪いって何よ?何なのよー!!ってワケでハラワタが煮えくり返ったまんま終わりました。色々惜しい映画でした…。 【Ronny】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-17 18:18:33) 216.《ネタバレ》 ラストの生徒達が立ち上がるシーンはいい! 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-06 14:42:26) 215.兄がすごい泣いた!絶対良いからと言われてみた作品。ラストは感動。だけど他は特に感動できませんでした。先生の教え方にわくわくしたりするんだけど、、そこまで感情移入できなかったのは私がエリートでも自由のない生活をしてたわけでもなかったからかなーと思う。 【うらわっこ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-14 22:05:36) 214.《ネタバレ》 最後、キーティングは生徒たちにどんな気持ちで「ありがとう」と言ったのだろう?それを考えるとつらくてつらくて胸がしめつけられる思いです。切ないけれどよい映画です。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-31 22:13:13) 213.《ネタバレ》 この異様な高評価の中で誠に恐縮ですが、私にはとても秀でた映画だとは思えません。新任の個性派教師が生徒達に影響を与え、それが学内で問題になり、責任を取らされて辞職していく…って、これこそ「ありきたり」の極致じゃないですか。後は生徒達が教師の周りにワッと集まって涙するか、机の上に立って涙するかの違いだけ。それに、親がたかが演劇部(?)の活動に何で強硬に反対し、何で子供はそれ位で人生を悲観する所にまで至るのか? ま、時代背景と名門寄宿学校の実態に詳しくないので、ピンと来ないだけかもしれませんが…、5点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 00:11:39) 212.見終わった時は素直に感動したけど、よくよく考えてみれば、懐疑的にならざるを得ない。人間は皆、「いま」を生きてるわけで、それが能動的なのか受動的なのかどっちかなのかもしれないが、決して能動的に生きることが最良ではないと感じてしまった。誰かが書いていたけど、レールの上で幸福を感じる人もたくさんいるし、何よりそれが楽なのかもしれないし、むしろレールの上で生きる方が難しいのかもしれない(レールという状況が整わなければならないという点で)。この作品では親のレールの上で生かされていた二ールがいたが、もしかすると自分の意志でで生きているつもりが、何かしらのレール(社会情勢だとかテレビ・マスコミだとか…)の上で生かされているかもしれない。こんなことを考えてしまうのは、俺がすれてきているせいなのかなんて思ったりもした。 【銀次郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-02 22:54:26) 211.多くの親は子供に過大な期待をかけてしまう。自分の子供には人と違った才能が有って将来有望な職に付いてくれるんではないか?とどこかで期待してしまう。成績が良ければなおさらのことである。しかし子供は殆どの場合親の期待を裏切る。そうなった時親は、学校や教師のせいにしたりする。子供が育つ上で親や教師の存在は重要だが、更に重要なのは、子供が自分自身を見つける事なんだ、そんな判りきった事を改めて考えさせられた作品です。最後の“O Captain,my Captain”のシーンが素晴らしい。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-08 14:40:16) 210.ラストは感動。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-02 23:24:59) 209.《ネタバレ》 残酷なまでのリアリティが泣ける。決して大袈裟にしない演出が光る(キャメロン以外) 【ジャイロボーラー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-21 06:55:45) 208.正直卑怯と言われてもおかしくないラスト。ああ泣きましたとも。あと1時間以内に返却しないと、延滞料が取られるんで、立ちながら鑑賞していたにも関わらず泣きましたよ。しかも号泣。時々かなりピンポイントに涙腺を刺激する事があったりするんですけど、これはど真ん中。キーティング先生の指導は冷静に考えると、後の事件のトリガーになっているとも考えれるかもしれないです。ただ、映画の世界に自分がいたら、あの先生に実際に習っていたらきっと子供が出来たときに「こんな先生がいたんよ」と話していたと思います。オー。キャプテン 【シネマレビュー管理人】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-01 12:54:48)(良:2票) 207.前半はやや盛り上がりに欠けますが、中盤からラストにかけて物語に引き込まれました。ラストシーンが秀逸です。こんな先生がいたらねー。 【ジム】さん 7点(2005-03-29 19:33:50) 206.そんなに弱い青年だったかなあ~。 青春群像が素晴らしい。若さの強み、弱み、友人の大切さ、良く伝わる。 年取ったからか、若い人は・・・どう感じるのだろう。 【ご自由さん】さん 7点(2005-03-28 17:31:18) 205.ラストにつきます。 それまであまり好きではないジャンルで、 先も読めるし「ああやっぱりこの生徒はこうなる」と、 たいして感情移入もしてなかったのです。 早く終わらないかな~とたいくつしてたところに、 あのラストで急にきました。 だからラストは書けません。 つまりは、ロビン・ウィリアムスばかり目立つ先生の映画が、 実は主役は意思を持つ生徒たちであったことがわかるのです。 今思えば、金八先生のようなストーリーなのですが、 これはフイをつかれて感動して泣いちゃいました。 【アルメイダ】さん 6点(2005-03-01 05:37:59) 204.よかった。 【小星】さん 9点(2005-02-24 15:38:41) 203.少しストーリーがキーティング先生と先生の考えに同調する生徒に寄り過ぎのような気がする。幼い頃から親に恐怖を植え付けられて育った(多分)ニールが親の反対する道を夢み、恐怖で押さえつけられてきたがゆえに逆らうことも出来ず最悪の道を選んでしまったことはわかるような気がする。そして、その責任はキーティング先生にはないと思うが、キーティング先生の教え方が正しいものだったか?と問われれば、自分はちょっと違うのではないかと思う。キャメロンは極端な例だとしても、どんなに厳しい規則のある学校でも生徒全員が夢を見ない人間になってしまうわけではない。ラストで机の上に立たなかった生徒たち、あるいは机の上に立った生徒たちの中にだって夢をみてしっかりと自分の未来を考えている生徒はいたのではないか?確かにあんな校長のいる学校は嫌だが、外界と隔壁されて軍隊教育を受けていたわけではあるまいに、あの環境で生徒たち全員が自己のない人間に育つという考えがおかしい。キーティング先生の偏った教育が迷惑だった生徒もいたはずだ。 【北狐】さん 5点(2005-01-29 22:36:42) 202.《ネタバレ》 ラストシーンの授業風景、校長が代理で授業を行う。そこへ私物を取りに来たキーティングがやってくる。キーティングの立ち去り際、生徒達が文字通り立ち上がる。笑顔で振り返るキーティング。キーティング教育によって成長した生徒達の決然とした顔。いい感じである。 しかし、その時の校長の顔に演出的残念を感じる。 あのときの校長、キーティングを睨み、「お前がいけないんだ!たちされ!」的な演技をする。これでは鑑賞者は{学校、教師、親}を悪役においてしまう。なんだかそうではないんだ。そうではなくて、学校という若者集団にエリート教育を迫っている{なんだかわからないけどより大きな社会の流れ}がいうなれば悪役なのである。校長や親は、この{なんだかわからないけどより大きな社会の流れ}に乗せるために若い彼らを封じ込めているのであって、その罪悪感を校長もあの両親も自覚していて、「我々大人はこの流れに納得していない。なんか悔しいけど、こうしてエリートになってくれればとりあえず幸福にさせることが出来る。しかたない。」というテーマで演技すれば、この映画の大人も「体制」という記号ではなく一人の登場人物になれたはず。青春映画に留まらず『カッコーの巣の上で』に並ぶ社会派映画になったのかもしれない。 キーティングは、そんな社会の流れに乗せられていく若者達を静観できなかった一人。しかし、結果は懲戒免職。要は{なんだかわからないけどより大きな社会の流れ}は、あのような先生を辞めさせられる力もある。 だからこそ、あのとき机の上に立ち上がった彼らが本当にたくましく思う。 【no_the_war】さん 9点(2005-01-04 18:19:33)(良:1票) 201.ただ素直に感動する映画ではないと思います。この映画を観て「この先生最高!生徒達も含めてなんて感動する映画なんだ!」って思ってる人はちょっと見方が違うのでは(ケチつけてるわけではないです)。 厳格な規則に縛られ、個性も尊重されない学校にやってきたキーティング。そこの生徒達はもはや学校の操り人形のよう。キーティングが彼らに教える風変わりな授業。けれど生徒達は次第に「自分」を見出そうと反抗したり、積極的に行動したりする。一人の人間として新鮮なものになろうとする姿には感動する。けれどなあ、キーティングはあまりにも自分の考えを押し付けすぎではないか?映画を観てる間、ずっとそんなモヤモヤがあった。生徒達を解放しようとするのは良いけど、規則が一番みたいな考えの生徒達にいきなり「死せる詩人の会」や、型破りな授業を行っても、生徒達が混乱する事ぐらい分からなかったのか?。そのせいかどうかはよく分からないが、キーティングと父親に挟まれ苦しむ生徒もいたんだし。 私は小説版も読んだのですが、断然小説の方が良かったです。なんというか映画という「動く映像」を見せたおかげで、文字の美しさが消えてしまった気がしてならないんです。ロビン・ウィリアムズといい生徒達といい・・・映画版は心情を伝えるシーンが乏しく意味不明! 一度小説を読んでみるのをお勧めします。 【ショップガールinNY】さん 3点(2004-12-31 23:56:11)
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